予報に反して日中は陽ざしもあり暖か、
雨による増水も2,3日だけ、それでも普段に比べれば水量も豊富で気持ち良い。
いつもこの程度流れていれば良いが、やがて上流のダムが堰き止めると水量が一挙に減る。
一般的にダムが出来ると下流の水環境は激変する。
この上流のダムも、貯水はほぼ全量が工業用水や農業用水、上水用として巨大な導水管で流域をバイパスして送水されている。
これは時代の要請で、水の有効利用として仕方がないことではある。
しかしこれによって大雨後以外の下流域はほとんど枯川となる。
魚や生物が住めなくなる。
渇水期、下水道が普及していないこの流域では生活排水の流入で悪水とゴミが溜まる。
せめて川沿いの集落は優先して下水道を整備してもらいたいものだが、なぜか後回し。
ラヴ 水と戯れる (11.13 PENTAX DA70mmF2.4 Limted )
政府は日航支援の条件として企業年金の引き下げを迫っている。
企業年金がまるで大幅に削られるか取り上げられるかのような見方がされているけど、そうじゃないでしょ。
企業年金って言うのは私自身も受け取っているが、これは退職金を全額または何割かを会社に預け(積立金の場合もある)、それにかなり高い利回りを保証して年金として給付するという、一般には確定給付型年金といわれている。
私の場合でも当初約束されていたはずの利率がこの数年間に二度ばかり下げられて、受け取り年金が減額されてきた。
えーっと思いながらも、昨今の状況ではねえ・・と文句も言わず納得してきた。
日航の場合も同じでしょ、4.5%という市中よりも格段に高い利回りを保証されていた。
それがこのところの株価低迷などで運用利回りが確保できず、その分会社が補填してきた。
その穴埋めが莫大になって経営をも圧迫することになっている。
だがら、約束した4.5%の利回りを1.5%くらいに下げてくれないかってOBに頼んでいるってことでしょう。当然元本は保証されている。
生活設計が狂うって・・・ここは、いい時代に働いてきたOBも痛みを受けなくてはね。
社内も厳しい合理化の波でそれ以上の痛みを受けているはずだし、利用者も減便などでとばっちり受けてんだからさ。
破綻したら元も子もなくなる。
(知識不足で間違いを書いてるかもしれませんが・・・・)
少し前のこと、BS2かBShiで偶然に見た。
古いイタリア映画「刑事」
一にプロローグで流れるサウンドに釘付けになってしまったのである、でそのまま・・・。
やはりオリジナルサウンドトラックとして、映像とともに聴くと心にジーンと響く。
「アモーレ アモーレ アモーレェ アモレミ~ヨー」
http://www.youtube.com/watch?v=EqtYGIgznTY
クラウディア・カルディナーレは一寸しか出なかったけど・・・魅力的だった。
最後に警察に護送される恋人を追いかけるシーン、エピローグでもう一度この曲が流れる。
http://www.youtube.com/watch?v=0iJVZlqE76c&NR=1
内容はこんなものだったのかと・・・ほとんど覚えてはいなかったけど、
モノクロの時代、ジワリと昔のことなどが蘇ってきた。
あの時代(1960前後)、「鉄道員」、「ブーべの恋人」、「ひまわり」「太陽がいっぱい」などイタリア映画が多かった気がする。
何よりもあの哀切漂うテーマ曲が、映画にも増して心に残っている。
ピエトロ・ジェルミ監督、音楽はカルロ・ルスティケッリ。鉄道員も
映画館全盛の時代、客席はいつも埋まっていた。
今日の二枚目はアメリカフウ (マイントピアで) PENTAX DA70mmF2.4Limted
国の予算の無駄を焙り出し削っていく「事業仕分け」の様子をニュースで見ていた。
国会質疑のようにライブ中継で見ていたわけではないので、見応えのある部分だけ放送されていたのかもしれないが、それにしても丁々発止で官僚がタジタジとなっている様子が見られた。必殺仕分け人チーム 蓮舫(れんほう)議員の舌鋒鋭い、対する女性理事長も負けていない。
官僚の作った予算要求をこうして細かく国民の前に曝け出し議論されるのはいいことだ。
今までは全くわからないまま、官僚のなすがままにどんどん予算が立てられ使われていた。
中には僅かの予算(といつても数億円)で、若者自立塾とか、子ども読書活動支援などの名目もあるが、これでさえ実は官僚天下り先の法人経由で使われているなどが透けて見える。
毎年目もくらむ国債が発行され、借金が雪だるま式に増え続けている国家予算である。
地方にしても同じ、夕張の人たちは過去の放漫行政の付けによって辛酸を舐めている。
ここは節約倹約、切り詰められるところは切り詰めて国民も我慢しなければならぬところ。
家庭でも家計が苦しくなれば不要不急の出費を極力削っていく。
今回は限られた項目だけが対象となっているが、これに隠れてもっと巨額の分野でも無駄な使われ方がまかり通っているはず。
これも見逃さないでメスを入れていってもらいたいもの。
会計検査院もここぞと張り切って検査をしたら、2000億以上の無駄遣いが見つかった。
都道府県の裏金作りの不正も目を覆うばかりである。対して処分は甘いこと。
政権交代のパフォーマンスとの見方もあるが、パフォーマンス大いに結構ではないか。
他ならぬすべて大事な税金の使い道の検証である。
これからは国民の税金の上にあぐらをかく政治家、官僚・公務員は許されない。
こういう内容の記事は面白くないですね。
写真はドロボウ草(本当の名前は?)・・・ズボンにも犬の毛にも付きまとって困る。
出掛けには曇り空だったが、風呂から上がるとポツリポツリと雨になっていた。
マイントピア温泉ついでのカメラ散歩も出来ないので、屋内で・・・。
エレベーター乗り口の横に飾られて、目にする銅板レリーフ「ワヤン」
いつも待ち時間に、じっくり・まじまじと細部にまで見入っている。
ワヤンとはインドネシアはジャワ島に伝わる影絵芝居のことだそうです。
作者の橋本育子さんは近所に住んでいる。
と言うよりも、娘の親友「けいちゃん」のお母さん、孫のrikuの親友「たっくん」のバアバといった方が親近感がある。と、つまり私と同年代・・だけど斬新。
我が市は銅山で栄えてきたところ、閉山した町にも見事に融合した芸術品となっている。
彼女の銅板レリーフの大作は他にも市内の各所で見られる。
例えば私のHPのアルバム「煙突山周辺散歩」http://www10.ocn.ne.jp/~ottch/albm4.html
にある山根公園入り口のモニュメントも彼女の作品、年月経つほどに深みを増している。
さらに、長年にわたって続けている銅板レリーフ教室で後輩を輩出し、またマイン工房で手軽な作品作りの指導もされている。銅の町とは切ってもきれない人なのだ。