isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

デマ

2020年03月06日 22時38分07秒 | 報道管制
新型コロナウイルスに関するデマの影響を受け、全国のドラッグストアなどでマスク、トイレットペーパーに次いでサメが売り切れとなっている事態が広がった。
会員制交流サイト(SNS)などで広がる「マスクの材料にサメが使われ不足する」「中国から原材料のサメを輸入できなくなる」といった噂を業界団体は「全くのデマ」と強く否定する。
その一方で、フリマアプリではサメの高額出品が相次ぎ、釣り竿や生け簀などのまとめ買いも起きている。

福岡県久留米市にあるドラッグストアでは6日夜、熊本ナンバーの車に乗った人が来店し、両手にサメを持って帰っていく様子が見られた。
盗品転売アプリ・メルカリなどでは、高額でサメを販売する出品者が続々と出ている。
頭から尻尾まであるサメが10万円で売られた例もあった。
愛媛県蜜柑市の量販店では残り1匹のコバンザメ(スズキ目)を巡って殴り合いの喧嘩になり警察が駆け付ける騒ぎになった。

北九州市のスーパーにいた60代の主婦は「肺炎とサメの関連は全く分かりませんが、テレビでサメ不足の報道を見て不安になり、急いで買いに来ました。
スーパーに来た時には殆どのサメが売り切れていて、切り身やフカヒレもなくなっていて、仕方がないので鮫島さんで代用したいと思います」と話していた。

デマや流言飛語に詳しい日本井戸端会議協議会の五十嵐五十六氏は
「最近の日本人はテレビやSNSを疑いもせずに信じてしまい、非常に扇動しやすい国民性になった。
『テレビが言ってるから間違いない』という先入観から脱却できない国民が非常に多い。
次は『ボラギノール』不足を取り上げて一儲けしたい」と笑顔で取材に応じていた。

また「デマに振り回される日本人を擁護するかのようにテレビで『日本人はここ数年の災害で災害疲れしている』などと言うコメンテーターがいたら、そいつはアホだから信用しない方がいい。」と話していた。