連休の前に神代植物公園に写真仲間と撮影に行った。当初、足の問題で今回の参加は無理だろうと諦めていたが、浴槽につかりながらマッサージを行い、入浴後はゲルタイプのロクソニンを痛さを堪えながら擦りこんだ。そしてヒリヒリするところにはハンド・クリームを多めに塗ることに専念した。日を追うごとに痛みがどんどん軽減されていった。医学的根拠は全くない、と云うよりそのようなことは問題にせず、痛みを和らげる方法を色々と試してみただけだ。
当日は6千歩ほど歩いたが、歩行の障害となるような痛みは全く感じなかった。痛みが起き、それが無くなった医学的なことは何一つ不明だが、血管に問題はないと診断されたことによって思い切って自己流の方法を試したことが良かったのであろう。要は痛くなければいいのだ。今後、一連のことを引き起こした何かが出てくるかもしれないが、それはその時に対処すればいいと気楽に考えることにしている。
前日の天気予報では風速が3メートルとなっていたが、当日の予報では2メートルに修正されていた。スノードロップやセツブンソウ等の小さい花を撮る予定だったので少しでも風の勢いが弱まったことはありがたかった。
最終目的地の梅園に行くと、休日でもないのに溢れるばかりの人がいた。一眼レフで撮影している人より、その何倍もの人がスマホで撮影していた。私のレンズの前に、図々しくスマホを差し出して撮る人も多くいた。カメラマンの仁義も礼儀もあったもんじゃなかった。
早いとこ梅園での撮影を切り上げ、深大寺そばを食べに行った。食べ終わるころ、窓から見える池の水にさざ波が立ち、周囲の木々が大きく揺れているのを目にした。我々はいい時間に全ての撮影を終えたのは運が良かった。撮影中は2メートルと云われていた風は弱く感じ、体感温度は春のようだった。
以下はその時の写真である。残念だったのはスノードロップの花の状態は一週間ほど遅かった。だが、それに合わせたのでは梅の撮影には早すぎたであろう。以前の私の主な被写体であった木造建築物と違って花の撮影時期の選定は難しい。