~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

A THOUSAND WINDS

2007-01-12 15:50:37 | ・風に吹かれて
いろいろな方々からもご紹介頂いた’1000の風’、
このブログでも残しておきたいので記しておきます。



A THOUSAND WINDS
- Author Unknown-

Do not stand at my grave and weep,
I am not there. I do not sleep.
I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints on snow,
I am the sunlight on ripened grain,
I am the gentle autumn's rain.
When you awaken in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry.
I am not there, I did not die

「1000の風」
-作者不詳-

私のお墓の前で
涙を流さないで下さい
私はそこにはいません
私は眠ってなんかいないのです
いまはもう
1000の風になって
空を渡っています

ダイヤモンドのような
雪のきらめきの中にいます
実りの作物に降り注ぐ
光の中にいます

やさしく降る雨となって
すべてのものを包んでいます

静かな目覚めの朝を迎えた時
飛び立つ鳥とともに
舞い上がる風の中にいます

あなたが眠りにつく時は
幾千万の星の中で
いつも見守っています

だから
どうか お墓の前で
泣かないで下さい

私は そこにはいません
私は 死んではいないのです
風となり 光となって
貴方のそばに いるのですから


・だれがつくったのかわからない一編の短い詩。

・英国では95年、BBCが放送して大きな反響を呼んだ。アイルランド共和軍(IRA)の
テロで亡くなった24歳の青年が「ぼくが死んだときに開封してください」と
両親に託していた封筒に、その詩が残されていた。

・米国では去年の9月11日、前年の同時多発テロで亡くなった父親をしのんで11歳の
少女が朗読した。
・米紙によるとすでに77年、映画監督ハワード・ホークスの葬儀で俳優のジョン・
ウェインが朗読したという。
・87年、女優マリリン・モンローの25回忌にも朗読されたらしい

・日本では、95年に『あとに残された人へ1000の風』(三五館)として出版された。

・作者をめぐっては、19世紀末、米国に渡った英国人、30年代の米国人、
米国先住民の伝承など諸説ある。

朝日新聞「天声人語」より抜粋 
コメント (12)
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