皆既日食でしたね。朝からどうも気分が優れないというか、だるいというか、
見えないものへの何とも言えない不安が、どんよりと心の中に広がっていました。
単に調子が悪いだけだと思っていたけど、どうも日食のせいではなかったのかと
感じています。それは、以前に見た皆既月食と時と同じような状態でした。
写真は、2000.7.16の皆既月食です。その時の模様はこちら
テレビで皆既日食の様子を見ましたが、いや~、曇天でも雨天でも、その瞬間は
真っ暗になるんですね~!!驚きです。月食は静の世界ですが、日食は動の世界。
日中に、いきなり夜が訪れるなんて・・・こりゃ太古の人々も、まさに悪魔が舞い
降りてくるんじゃないかと思ったでしょうねー。恐ろしかっただろうなあ。
皆既日食・・・単に太陽が隠れる現象だと言われればそれまでですが、これは立ち
会う価値は十分にあるなあと思ったのでした^^
[ps 21:53]
結局、私のいた中野・練馬近辺では厚い雲に覆われて、全く太陽を見ることができ
ませんでしたが、長女は港区で三日月の太陽を拝めたようです。お台場辺りでも見
ることができたようですね。
太陽が全く見えなかった地域でも、皆既日食の間は、全く夜のような状態で、日中
活動する昆虫は鳴きやみ、夜に活動する昆虫が鳴きはじめたり、コウモリが活発に
動き出したり、気温が下がり、風が変わったり、ありとあらゆる自然現象が短い時
間に凝縮され、あたかも自然の神が暴れているように感じる様は、魂の琴線に触れ
る出来事でしょう。
また、洋上の船からの映像が見れましたが、皆既日食の間、天井に皆既の太陽、
そして薄暗く、360℃の水平線方向は、夕焼けのようになっていましたね。不思議
な光景です。洋上ならではの皆既日食風景でしょう。
う~ん、ここまで皆既日食によって風景が変化するとは想像できませんでしたね。
なるほど、皆既日食がコレほどまでに騒がれる理由が解った次第です。
それと、このような皆既日食の時間は、人の心をピュアにしますね。誰もが邪心
なく、童心にかえり、天心となり、無心となり、在るがままを受け止め、心に
ストンと入り込む自然、地球そして宇宙と一体となる良好な状態です。生まれ変わ
る感覚すら覚える方がいても不思議ではないでしょう。
と、いろいろな事を思った一日でした^^