~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

八島湿原散策

2013-07-05 08:34:04 | ・旅・山

山から降りて湿原へ

埼玉辺りでも御なじみの「ホオジロ」綺麗な声で鳴いていました。

いい感じです。

八島ヶ原湿原

長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳中信高原国定公園中部の霧ヶ峰の北西部に位置する標高約1632mの高層湿原。霧ヶ峰には、

八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原があり、すべて国の天然記念物。八島ヶ原湿原は面積が43.2ha、1万2千年前に

誕生した高層湿原。八島ヶ原湿原は、日本の高層湿原の南限にあたり、尾瀬ヶ原よりも泥炭層が発達しており、8.05mにもなっている。


高層湿原の始まりは、湖沼である。湖沼では周囲から土砂の流入、水生植物の繁茂などが起き次第に埋められていく。標高1000m

以上の場所や高緯度地方では寒冷な気候のため、植物の遺体は腐敗・分解がしにくく泥炭となって堆積していく。
 
堆積物の溜まった湖沼にカヤツリグサ科などの植物が侵入し、湖沼はやがて湿原に変わる。by wikipedia

湿原の池はあまり多くありませんが、こんな感じ。空が移っていい感じです。

ん?

おっ!

はいな!

なあに~?

ホオジロだと思って撮ってたら「ホオアカ」でした。 頬が赤いからホオアカなんだろうなあ。

ホオアカ(頬赤、学名Emberiza fucata)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥。

冬季は本州西部、四国、九州で越冬する(留鳥)。 by wikipedia

コバイケイソウ(小梅草、Veratrum stamineum)はユリ科シュロソウ属の多年生の植物。

中部地方以北、北海道に分布し、山地から亜高山の草地や湿地のような、比較的湿気の多いところに生える。名前の由来は、花が梅に

似ており、葉が蘭に似ているため。by wikipedia

グンナイフウロ(郡内風露) フウロソウ科フウロソウ属に分類される多年草。 by wikipedia

オオカサモチ

オオカサモチ(大傘持、学名:Pleurospermum uralense )はセリ科オオカサモチ属の多年草。by wikipedia

広々して気持ちいいです^^

ん?

え~と・・

誰だあ?

帰ってからいろいろ調べました。「オオモズ」かあ??白っぽいから、いろいろ悩みましたが、どうやら「モズ」でいいようです。

高原のモズは、色が薄いようですね。「高原モズ」とも呼ばれているようです。

ミツバツツジの赤が映えます。

kouchaが、木道で、同じ大学の学生とバッタリ遭遇。やはり同じような趣向だから、同じような場所に出没するんでしょうねー(笑

 

この湿原も完全にドーナツ型に保護されていています。すなわち、木道の外側はある程度の幅を持って鹿等の食害を防ぐために

防護ネットがくるりと張り巡らされており、木道の内側は立入禁止となっています。

自然保護の問題は、非常に複雑で、何処までをもってして保護をするのか?例えば、この湿原の場合、ならば湿原の周りはどうな

のか?この辺りは近代以降、採草地として利用され、特にカヤは、油分があって水をはじくので屋根に利用されたり、肥料、燃料、

茅の輪、民芸品など様々な用途で利用しました。森林化を防ぐ為に野焼きも行われてきました。さんざん人の手が加えられているわけ

で、草山として保護するのならば手を加え続けなければならないし、手を加えることを良しとしないのなら、やがては森林化して

しまうでしょう。(相当の年月がかかると思われますが)それでも、それが自然なのだから・・という意見もあるでしょうね。

難しい問題です。 つづく~

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八島湿原~鷲ヶ峰(ウグイス動画有り)

2013-07-04 02:15:46 | ・写真

2013.6.23 5時頃ヒュッテに戻り、二度寝して、美味しい焼きたてパンの朝食を頂いて、いざ鷲ヶ峰へ。

ここにもレンゲツツジがたくさん。

そして湿原は、入笠山と同じく鹿の食害(花畑を食べ荒らす)の為、防護ネットが設置されていました。

朝霧の朝の様相がウソのように穏やかな八島湿原。

どんどん登ります。

広々して気持ちいいです。天気も最高でした。

おっ!

もしかして?

ついに!

ウグイス

や~~~~~っとウグイスを見ることが撮ることができました。ウグイスの鳴き声は、そこらじゅうで聴いていますが、なかなか姿を

現さないんですよ。カッコーも良い声で鳴いていましたが、たいてい鳴いている場所が林の奥のようで見れませんでした。

 

動画も撮れましたよ。こんな風に鳴いていたんだなあ。チカラいっぱい身体を使って鳴くんですね。かわいいです。

鷲ヶ峰に生えていたアカマツ。 先端の紫色の部分はマツの雌花。雄花と受粉していずれ松ぼっくりになります。雄花は見当たらな

かったけど、もう風に飛ばされたのかな?1年半かけて松ぼっくりとなって種子ができるのだそうですよ。1m成長するのに5年位もかかる

ようです。この木は2-3mだったかな。

鷲ヶ峰・第二峰から望む諏訪湖。

時間が無くて第二峰で降りることにしました。鷲ヶ峰は目の前だったのですが景色的には同じくらいの標高だったでしょう。空が綺麗^^

第二峰から望む湿原。この山も開けていてとても景色が綺麗でした。 

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感動!!! 八島湿原の朝霧

2013-07-02 06:32:55 | ・旅・山

2013.6.23 4時ごろトイレに起きて、窓の外が赤っぽい!

むむ・・・マジックアワー・・・これは寝ている場合じゃないなと思って、カメラ持ってヒュッテを飛び出しました。

04:26 ほぼ日出時刻です。

外に出ると、あの印象的な木を取り巻く朝焼けのウロコ雲!

すぐに色が変わってしまいました。もっと早く起きてれば・・・^^;

八島湿原へ歩いている途中に陽が登ってきました。

10分程で八島湿原の駐車場に到着。湿原と反対方向・北アルプスかな?

こちらは中央アルプスか? 朝陽を浴びて綺麗でした。

湿原の展望場所に行くと、目の前に太陽が昇っていました。こんな良い条件のところだったとは・・・。三脚を立てて撮影するカメラマンが

数人来ていました。ああ・・・日出前に来たかったなあ。。。。

強烈な朝陽を避けて湿原の朝霧を撮影

いや~、美しいですよ。

望遠でアップにしてみました。う~ん感動^^

色が変わり始めます。

朝霧が消えていきます。

いや~、日出後でもけっこう感動しましたねー。感謝感謝^^

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鷲ヶ峰ヒュッテ~夕・夜・朝景

2013-07-01 06:45:24 | ・旅・山

2013.6.22 稗之底村から原村を経由して霧が峰へ。

今夜のお宿、鷲ヶ峰ヒュッテ

薪が沢山積んであっていい感じです。

建物内部。いや~paw好みです^^

う~ん、どこそこ素晴らしい^^

こちらが食堂 夜も朝もホントに美味しかった!この空間も抜群! 突き当たりの暗がりにアコギが何本か置いてありました。私より、

ちょっと年配の方が夕食後に弾いていましたよ。昔のユースホステルを思い出しちゃいました。でも、ここのご主人さん、人との距離感

の保ち方が素晴らしく、押し付けることもなく、かといって親切丁寧な受け答えで素晴らしい人格者だとお見受けしました^^

この日の宿泊客は、うちの家族4人含めて8人。ゆったり過ごせました。

2階。ふすまだけかなと思ったら、ちゃんと引き戸も付いていてカギがかけられるようになっていました。景色もばつぐん^^

中庭からはこんな感じ。ここも最高の空間でした。

百葉箱、風見鶏・・・

17:51 西陽が強烈になってきました。

西陽を背に受けて・・・

この1本の木の存在感、印象深かったですね。雲は、真夏の入道雲^^

西側

残念ながら夕陽は楽しめませんでしたが、それでも綺麗でした。

スポットライトのようですね。

夕食前、もう一度、東の空を見ると・・・スーパームーン前夜の大きなお月様が登り始めていました。

18:33

夕食後・・・大きな月に照らされて、もくもく雲もきれいです。

19:36

で、また西を見ると、諏訪の夜景が^^

20:36

 

8:38 

次回、時間を巻き戻して、八島湿原の朝霧を^^

コメント (2)
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