中国3隻目の空母福建。
その空母福建が5月初めに初の試験航海に出発したそうです。
中国初の空母遼寧は、
今のウクライナで建造中だったヴァリャーグ。
ソ連崩壊によりで建造途中でストップとなってしまった…
その後中国が洋上ホテルやカジノとして使うという名目で購入。
でも購入したのは実はペーパーカンパニーで、
その後中国海軍初の空母として完成されました。
その遼寧建造を参考に。
一から完全に中国国内で建造された2隻目の空母が山東。
しかし空母とはいっても、
米国の大型空母とは違い、ベースは旧ソ連のもの。
カタパルトもなく、
スキージャンプ式の発艦機のエンジン推力に頼った発艦。
なので軽くする必要があり、武装や燃料の量も限定的。
そこで中国はカタパルトを持った3隻目となる空母を作ったわけですが、
カタパルト製造の技術はなかなか難しいそうで…
しかも3隻目の空母福建に載せられているカタパルトは、
米国でも最新の電磁カタパルトといわれています。
米国の原子力空母と違って福建通常型の空母。
原子力発電所を載せてるような原子力空母は、
有り余る電力があるのでしょうが、
通常型の空母で電磁カタパルトの運用はどうなるのでしょう。
私的には?です。
ヴァリャーグベースの、それまでの2隻の空母と違って、
姿形も米国空母ぽい形に。
空母を作るということはその空母を守るため、
防空戦闘艦も数隻作ることになり、
中国版イージスが多数、
いや…ものすごい勢いでこれまた建造されています。
いまだ近代化&軍拡中の中国軍ですが、
陸海空の中では海軍が一番増えている状態。
大陸国家から海洋国家へ…
一帯一路構想を打ち出した時点で決まっていたのでしょうが、
ホント覇権諦めていただきたいです。
画像はCCTV中文より