子供の頃の外食といえば中央橋の「桃山」か(40年も前ですから〜今はもう無いです)、
浜口町の「ひぐち」でした。
そういえば、たま〜〜にですが親父に連れられて(歩いて)行った、
平和町の「山里」(ここも今はもう無いです)で食べたトルコライスは楽しみだった子供の頃の味。
なので私にとっては子供の頃食べた「山里」のものが基本のトルコライス。
当時は今と違って豪華なトルコライスではなく、
ドライカレーに薄い豚肉のトンカツに、薄味のナポリタンと千切りキャベツ。
思えば長崎市市役所の食堂で嫁さんが食べたトルコライスが一番近いかもしれません。
話が逸れてしまいましたが、「ひぐち」にはお客さんが来られた時に時々でしたが行ってました。
よく食べていたのは「唐揚げ」と鶏めし。
海苔がたっぷり乗っていて、かしわ飯だったか鶏めしだったかは名前は忘れましたが、
濃い目の味付けで美味しかったです。
そして子供心に一番美味しかったのが「唐揚げ」。
今のように骨なし唐揚げは無かった時代だったので、当然骨付き。
その当時私の中では一番の大好物。
当時はちょっぴりご馳走で、ここぞとばかりかぶりついてました〜。
今と違って骨が多かったり、
ほとんど食べるところが無い首の部位が時々入ってたりしてましたね(笑)
そんなひぐちの唐揚げなんですが40年ぶりくらいに食べることに〜(笑)
お盆で長崎に行ってた時、たまには違うお店で外食でも〜
ということで調べて見つけてた長崎市のお隣長与町の、「さいさき屋 長与店」さん。
蕎麦メインなのですがメニューが豊富で母向きかなと思って行きました。
お店に着くと母が、蕎麦は食べと~なかって…
結局母は釜飯食べたのですが、
私がこのお店を選んだのは、ひぐち系列のお店で唐揚げがあるってこと〜
メニューでもオススメの唐揚げ

はたして思い出の味は思い出せるのか…
今現味、ここが美味しいと思っている、江平飯店やひので屋の唐揚げと比べてどうなのか…
興味津々〜

唐揚げ来た〜
唐揚げの写真を撮っていたら…横から母に唐揚げを取られました…。
撮った後はしっかり1個いただきましたよ〜
味変わった?いや見た目も。
もっとギラギラとオイリーな見た目だったような記憶が…。
美味しいっちゃ美味しいけど、こんな味じゃなかった様な気がします。
こればっかりは個人の味覚で違いますからね。
昔の唐揚げは骨も多かったし、衣も薄くて甘みが少なかった醤油味だったような…。
あの頃に比べて唐揚げだけでなく、
いろんな食事の味が美味しくなってると感じます。
当然今回の唐揚げは骨が少ない〜
味を変えていかないと時代の流れに取り残されるでしょうし、
仕方ないことなのかもしれません。

ちなみに私がいただいたのは、大海老天ざるそば。
これで約野口さんお一人っす〜
ご飯にかき揚げが乗ってて、お出汁をかけて食べたりと楽しめました〜
娘につられて最後についこんなものも〜

お蕎麦がもちっと美味しかったらなぁ〜
お安いのでしょうがないっす。
でもメニューが豊富な和風のファミリーレストランでした。
浜口町にあるひぐち浦上本店にも行ってみたいな〜

それから半年後1人で行きましたよ、割烹ひぐち浦上本店へ。
日曜だったのでオトクなランチメニューは無し。
なのでいただいたのは鶏めし定食に唐揚げを3個付けました〜
束たかったのは鶏めしと唐揚げでしたから。
最初に唐揚げが来て〜

鶏めし定食〜


美味しゅうございました〜
やっぱり唐揚げも鶏めしも昔の味ではなかったですが、
特別美味しいと感じてた昔の味も、
それと同じものを今食べると普通な味に感じちゃうのかもしれません。
人でも世代によって思い出の味や嗜好が違いますよね。
年配の方には今の味はくどすぎてダメ。
逆に年配の方の想い出の美味しい味がなんて質素な味…ってことがよくあります。
私がおじいちゃんになった頃どんなものが若者に好まれているんでしょうか。