身体のままにすると、私は8時間くらい寝たい。
でも平日はどうしても8時間は寝られない。
起床が8時だから、普通のサラリーマンに比べれば遅い方だと思うけれど、12時に寝るとしたら11時半にはシャワーを浴びて、となるから難しい。
でもだいたい、1時半から2時くらいには寝るようにしている。
慢性的に眠いのだけど、まとめ寝ができるタイプでもなくて、休みの日に昏々と眠ることはできない。
と言っても12時間くらいは眠れるけれど。
寝るのが4時でも5時でも次の日遅刻をしたりは滅多にしないけれど、まあまあのパフォーマンスをするには最悪3時と思っているし、2時を過ぎた頃には著しく思考能力は低下する。
3時を過ぎるとその場で寝ないにしても返答がとても適当になる。
こうなると言っていることも聞いていることも、咀嚼できない状態なので、何かを閃いたりも腹に落としたりも難しくなる。
私はお酒の種類もカクテルの名前も全然わからないし覚える気も全然ないけれど、マティーニが飲んでみたかった。
第一、お酒の味は私にはよく分からない。
どこかのバーで飲んだ、「そんなに甘くなくて、柑橘だけど棘がない感じの・・」と頼んで出てきた酸っぱめの梨のカクテルと、いもうとが買ってきたレーズンをそのまま溶かしてワインにしたような10年物のポートワインがとても美味しかった記憶があるけれど、それ以外で味が記憶に残っているお酒はない。
「セックスアンドザシティ」でキャリーがいつも飲んでいるあの扇形の小さなカクテルグラスとちょこんとシルバーの爪楊枝のようなものに刺さったオリーブが印象的だった。
でもその場にいるとマティーニを飲みたかったことを忘れてしまうので、それを観てからもう随分と何年も経つのだけど今までその機会はなかった。
何が入っているカクテルなのかも全然知らなかったり、知ろうとしたこともなかった。
マティーニは、「セックスアンドザシティ」のそのままの感じで出てきた。
扇形のカクテルグラスを持って少し傾けると小さく揺れて、口が外側に開いているグラスなものだから少しこぼれてしまった。
少し口にすると、酷く強いお酒であるとわかった。
そうか、だからキャリーはこのお酒を3杯飲んで酔っぱらったと言っていたのか。
調べてみると、ジンとベルモット、度数は35度。
味はなんとも言えない、ジンが強くてほんのり苦みがあって。
私はそれまでにもビールと日本酒を飲んでいて酔っぱらっていたので、大人の味、とまとめてしまうことにする。
なんだか、うまくいかないことが色々とある。
納得がいかないのは自分のせいだけれど、突き詰めても納得し切れることなんておそらくなくて。
それでも切り離せないことがわかっているから、ボディーブローのようなダメージとして体に残る。
仕事において、事務的とか杓子定規とか、そういう対応が正しいと思ってきた。
言った言わないとか聞き間違いがあってはいけないから、メールでできる限り簡潔に用件だけを伝えることが正しいと思ってきた。
昔やっていた仕事の種類が、そういうことが大事な業務内容であったのは事実で、それが染み付いてしまっている感もある。
それに、確かに、引いてみたり、周ってみたり、一本電話を入れたりが苦手で、人から自分を防御している面もあるはある。
といっても、言うほどの仕事経験は私にはないのだけれど。
これまで過去に、私は間の間の間に挟まった仕事をしてきていて、身を切ってお金を出す側の相手が近いところにいたことがなかった。
それに相手にリスクを負わせるような仕事の内容をしたこともあまりない。
私に与えられた仕事がそういう内容であったということと、それだけ守られた立場で仕事をしてきたのだと思う。
自社のリスクならまだ良いけれど、ある側面で賭け事のように人生の大きなものをこちらに預けている場合もあって、そういう方々と直接的で近い立場で仕事をすると私のやり方は結構機械的で唐突らしい。
それに加えて最近は特に単純な抜け漏れもあって、それはそれで大問題であるが。
ビジネスの肝となっているところは抜かりなく、その他のところは人間らしく。
そういうことだろうか。
でもあまり過剰に対応しているわけにもいかない。
要は相手の気持ちを汲んで対応しなさいということだと思うけれど、加減も分からなければ、自分のやり方も分からない。
情けないなあと思うのと、私が明後日の方を向いているのもまた現状は問題すぎる。
明後日も明後日で、まだ見通せない明後日。
でも平日はどうしても8時間は寝られない。
起床が8時だから、普通のサラリーマンに比べれば遅い方だと思うけれど、12時に寝るとしたら11時半にはシャワーを浴びて、となるから難しい。
でもだいたい、1時半から2時くらいには寝るようにしている。
慢性的に眠いのだけど、まとめ寝ができるタイプでもなくて、休みの日に昏々と眠ることはできない。
と言っても12時間くらいは眠れるけれど。
寝るのが4時でも5時でも次の日遅刻をしたりは滅多にしないけれど、まあまあのパフォーマンスをするには最悪3時と思っているし、2時を過ぎた頃には著しく思考能力は低下する。
3時を過ぎるとその場で寝ないにしても返答がとても適当になる。
こうなると言っていることも聞いていることも、咀嚼できない状態なので、何かを閃いたりも腹に落としたりも難しくなる。
私はお酒の種類もカクテルの名前も全然わからないし覚える気も全然ないけれど、マティーニが飲んでみたかった。
第一、お酒の味は私にはよく分からない。
どこかのバーで飲んだ、「そんなに甘くなくて、柑橘だけど棘がない感じの・・」と頼んで出てきた酸っぱめの梨のカクテルと、いもうとが買ってきたレーズンをそのまま溶かしてワインにしたような10年物のポートワインがとても美味しかった記憶があるけれど、それ以外で味が記憶に残っているお酒はない。
「セックスアンドザシティ」でキャリーがいつも飲んでいるあの扇形の小さなカクテルグラスとちょこんとシルバーの爪楊枝のようなものに刺さったオリーブが印象的だった。
でもその場にいるとマティーニを飲みたかったことを忘れてしまうので、それを観てからもう随分と何年も経つのだけど今までその機会はなかった。
何が入っているカクテルなのかも全然知らなかったり、知ろうとしたこともなかった。
マティーニは、「セックスアンドザシティ」のそのままの感じで出てきた。
扇形のカクテルグラスを持って少し傾けると小さく揺れて、口が外側に開いているグラスなものだから少しこぼれてしまった。
少し口にすると、酷く強いお酒であるとわかった。
そうか、だからキャリーはこのお酒を3杯飲んで酔っぱらったと言っていたのか。
調べてみると、ジンとベルモット、度数は35度。
味はなんとも言えない、ジンが強くてほんのり苦みがあって。
私はそれまでにもビールと日本酒を飲んでいて酔っぱらっていたので、大人の味、とまとめてしまうことにする。
なんだか、うまくいかないことが色々とある。
納得がいかないのは自分のせいだけれど、突き詰めても納得し切れることなんておそらくなくて。
それでも切り離せないことがわかっているから、ボディーブローのようなダメージとして体に残る。
仕事において、事務的とか杓子定規とか、そういう対応が正しいと思ってきた。
言った言わないとか聞き間違いがあってはいけないから、メールでできる限り簡潔に用件だけを伝えることが正しいと思ってきた。
昔やっていた仕事の種類が、そういうことが大事な業務内容であったのは事実で、それが染み付いてしまっている感もある。
それに、確かに、引いてみたり、周ってみたり、一本電話を入れたりが苦手で、人から自分を防御している面もあるはある。
といっても、言うほどの仕事経験は私にはないのだけれど。
これまで過去に、私は間の間の間に挟まった仕事をしてきていて、身を切ってお金を出す側の相手が近いところにいたことがなかった。
それに相手にリスクを負わせるような仕事の内容をしたこともあまりない。
私に与えられた仕事がそういう内容であったということと、それだけ守られた立場で仕事をしてきたのだと思う。
自社のリスクならまだ良いけれど、ある側面で賭け事のように人生の大きなものをこちらに預けている場合もあって、そういう方々と直接的で近い立場で仕事をすると私のやり方は結構機械的で唐突らしい。
それに加えて最近は特に単純な抜け漏れもあって、それはそれで大問題であるが。
ビジネスの肝となっているところは抜かりなく、その他のところは人間らしく。
そういうことだろうか。
でもあまり過剰に対応しているわけにもいかない。
要は相手の気持ちを汲んで対応しなさいということだと思うけれど、加減も分からなければ、自分のやり方も分からない。
情けないなあと思うのと、私が明後日の方を向いているのもまた現状は問題すぎる。
明後日も明後日で、まだ見通せない明後日。
