=量産される不当判決(上)=
◆ 裁かれるべきは最高裁
予防訴訟原告団共同代表 永井栄俊
「日の丸・君が代」強制裁判や原発差し止め訴訟など、最高裁の政治・行政癒着が顕著になっている。最高裁判決の性格と問題点について2回にわたって明らかにする。
今、最高裁判所に対する不信と批判が集中している。5月30日の「S事件判決」以降、7月19日の「A事件判決」まで「日の丸・君が代」関係事件に関し11件 . . . 本文を読む
連載②韓国の新自由主義に抵抗する
◇ 福祉の平等を選択したソウルでの住民投票
李 泳采●恵泉女学園大学教員
保守ハンナラ党の次期大統領候補としても挙げられていたソウルのオ・セフン市長が、政治生命をかけて提案した「無償給食の是非を問う住民投票」が、8月24日、ソウル市で行われた。
しかし、有効投票率33・3%を下回り(25・7%)、無償給食は現行通り維持されるか、段階的に拡大される見通しとな . . . 本文を読む
『武田邦彦 ■■■■ 特設の2』より
▼ 毒を飲ませず、毒を除いて植えることを求めたい
事故も起こすべきではありませんでしたが、起こってしまったことは受け入れざるを得ません。でもその被害を最小限にすることは私たちの責務です。
相変わらず東電は事故後に退任した社長に2億円の退職金を出し、ヨウ素131やセシウム137といった猛毒をまいた人の家の掃除にも来ないという状態です。政府も6ヶ月を経て . . . 本文を読む
▼ 原発事故の影響?福島の子ども10人の甲状腺機能に変化
福島第一原発事故を受け、福島県から長野県茅野市に短期避難していた子どもたちを検査したところ、甲状腺機能の異常が見つかった。
認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金と信州大学が、茅野市に滞在していた福島の子どもたちのうち、検査を希望する130人に対して医師による問診や血液検査、尿検査を行った。その結果、10人(7.7%)に甲状腺機能 . . . 本文を読む