《10・6予防訴訟第3回最高裁要請行動「要請書」から》
◎ 儀礼に教育が縛られることを恐れる
上告人兼申立人 木村葉子
私は都立高校物理科教員として34年間勤務してきました。2004年、勤めていた高校の教育目標は、「自主的精神にあふれた創造的人間の育成、真理と平和を愛し、個人の尊厳を重んじる人間の育成」であり、この格調高い人間観に責任とやりがいを覚えてきました。
教育基本法では「普遍的にし . . . 本文を読む
◇ JAL解雇裁判第6回ロ頭弁論=稲盛会長が証言
JALが昨年大晦日に強行した165人の整理解雇に対し、日本航空客室乗務員組合(CCU)の被解雇者が不当解雇として提訴している地位確認訴訟の、被告証人としてJAL会長稲盛和夫会長、原告証人としてCCU組合員島崎浩子さん、同労組委員長内田妙子さんが9月30日、東京地裁(白石哲裁判長)第6回口頭弁論に出廷した。稲盛証人は、管財人の指示で更生計画に基 . . . 本文を読む
◆ 日本を変えた「日立闘争」…朴鐘碩さん定年へ
70年代初頭、民族的偏見による就職差別に敢然と立ち向かい、日立ソフトウエア戸塚工場に入社した朴鐘碩さんが今年11月に60歳の定年退職を迎える。
ソフトウエアのシステム開発という未知の分野で悪戦苦闘しつつ、一方で在日韓国人の期待を一身に背負って入社したという重圧を胸に、職場で人権問題を訴えてきた朴さん。入社後も37年間途絶えることなく続けてきた . . . 本文を読む