《日経ビジネスon-line》『統計学者吉田耕作教授の統計学的思考術』から
◆ 日本の教育の崩壊はなぜ起きたのか
~「成績」は時と場合によって異なるものである
吉田 耕作 【プロフィール】
日本の教育が危機に面していると言われて久しい。最近では、経済協力開発機構(OECD)が発表した2008年の加盟国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は、2005年、2007年に . . . 本文を読む
◆ 「教員は知事の奉仕者ではない」 国立市教委で都教委批判
永野厚男(教育ライター)
九月二七日、東京都教育委員会による新人教員研修テキストを巡る議論が国立市教委で行なわれた。
公立小中高校・特別支援学校の全新人教諭は、一九八八年の教育公務員特例法改定で、条件付採用期間の延長と同時に、一年間の初任者研修が義務化されている。
保護者や市民らは、都教職員研修センター発行の研修テキストの内容を分 . . . 本文を読む
国学院大学経済学部教授 市民エネルギー研究所 菅井益郎さんに聞く<下>
▼ 《反原発》 富国追求の終焉
高度成長期に公害が拡大した要因は、企業の生産第一主義、政府の産業優先政策、行政の住民無視、それに加えて企業責任を回避させる御用学者の存在がありました。
水俣も典型的な症状が無い場合は認定しませんでした。厚生省の役人は一人一日の魚の最高摂取量を109グラムとして暫定基準を設定しましたが、 . . . 本文を読む