パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その5>(37)

2015年02月07日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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 安倍首相は、この時期の中東訪問と有志連合への▲ 2億ドル支援表明が、イスラム国による後藤さん殺害を引き起こす直接の原因になったにも関わらず、十分検討した結果のことだったので正しかったと開き直っています。
 そして「テロリストに気配り必要ない」と、最初から後藤さんを助ける気などなかったことを公言しています。「人命第一」などと行っていたのは全くの嘘でした。
 後藤さんは安倍政権の中東政策(「積極的平和主義」の国策)の犠牲になったのです。
 こうした安倍首相の好戦的な姿勢はますます強まっています
 2月3日の国会答弁では
 ・「国民を救出するためには自衛隊の海外派遣、武器使用も検討する」
 ・「自民党は既に9条の改正案を示している。
 なぜ改正するかと言えば、国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」
 などと答弁しています。

 安倍首相は「国民を救出する」「国民の生命と財産を守る」という言葉で「戦争」を正当化しようとしています。
 しかし、「戦争」で国民の生命財産が守れる保証はありません
 それは戦前の経験を見ればよくわかります。

 戦前も同じような言葉で侵略戦争が行われました
 実際には財閥や一部の日本人の海外権益のために多くの人々が戦場に駆り出されました。
 その結果海外の多くの人々に被害を与え、自らも犠牲になったのです。
 今また、安倍首相は、独占資本や一部の日本人の海外権益のために同じようなことをしようとしています。
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 戦前多くの国民が「天皇のため」、「お国のため」などということを真に受けたのは、教育が大きな役割を果たしたからでした。
 今また安倍首相は、教育基本法に「愛国心」を持ち込み、教育委員会制度を行政の下請け機関化し、教科書を政府の広報誌のようなものにし、教育を国策遂行のための手段にしようとしています。
 昨日(2月4日)文部科学省は、2018年度以降教科に格上げする「道徳」の小中学校の学習指導要領改訂案を公表しました。
 新聞報道では「多角的な考え方重視」などと書かれているのもありますが、そもそも「道徳」を教科にし、評価の対象にすること自身、特定の「徳目」を子どもたちに要求することです。
 その特定の「徳目」は小・中ともに「22のキーワード」からなっています。
 目立つのは「自由と責任」、「節度、節制」、「感謝」、「礼儀」、「遵法精神、公徳心」「家族愛」、「伝統と文化の尊重、国を愛する態度」、「国際理解、国際貢献」などです。
 これらを見ただけでも<従順な国民づくり>がその本音であることがわかります。
 つまるところ「国を愛する態度」が最大のキーワードで、「日本を愛する態度」の育成は前倒し(小3から小1へ)されるようです。
 旧教育基本法前文には、次のように述べてありました。
 「われらは、個人の尊厳を重んじ、
 真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、
 普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を
 普及徹底しなければならない。」
 ここには、<個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成>
      <普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育>
 といったことが述べてあります。
 この普遍的な内容と比べれば、「22のキ-ワード」がなんとも情けないものに見えるではありませんか。
 そもそも「人格」をこのような「22のキーワード」に分解し、さらにそれを評価するなどというのは、
 あたかも資本による労働者に対する「業績評価」、あるいは教育現場における「人事考課」のようなものであり、これは極めて目前的で表面的なものでしかありません。
 人間はもっと豊かで多くの可能性を秘めたものです。

 これでは子どもたちは、<主権者>ではなく、政府が決めた「22のキ-ワード」で評価される、政府の<奴隷>になるようなものではありませんか。
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 2月に入り、卒業式シーズンが近づきつつあります。
 それに向けて、以下のような取り組みが予定されています。
 ご協力ください。

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 ▲ 自主教研「『日の丸・君が代』問題交流会」
 (日時)2015年2月7日(土)18:30~
 (場所)山梨県韮崎市民交流センター3F多目的ホール
      韮崎駅より2~3分のところです
 (内容)
  基調報告
  大阪・東京からの報告
  全国各地からの報告(千葉・神奈川・・・)
  「日・君」全国ネット(準)
  市民団体他
  まとめ・連絡
 (資料代)500円
 (連絡先)多摩教組 042-574-3093
 <当日連絡>090-9016-8775


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 「2・8総決起集会」
 <集会名>
 「日の丸・君が代」強制反対!教育の国家支配を許すな!2.8総決起集会
 <日時> 2015年2月8日(日)13時開場 13時30分開会
 <場所> 杉並区立産業商工会館・講堂(3階)
       JR線阿佐ヶ谷駅より5分
       地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷より3分
 <集会の内容>
  ・講演 斉藤貴男さん  「戦争のできる国家へ  安倍政権の正体」
  ・学校現場からの報告  義務制から
                     高校から
                     特別支援校から
  ・闘いの現場から
  ・卒業式ビラまきについて
 <メインスローガン>
 ・集団的自衛権の行使容認反対!  ・子どもたちを戦場に送るな!
 <主催>都教委包囲首都圏ネットワーク


 なお、同時期、「全国ネット」(準)に参加している仲間たちがいる
 大阪では「2・11集会とデモ」
 神奈川では「2・14集会とデモ」が開かれます。

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 許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネット(準)では、来春の卒業式・入学式に向けて、▲「都教委は『君が代』不起立・不伴奏教員を処分するな 思想改造を強要する『服務事故再発防止研修』をするな」の団体署名の取り組みを始めました。
 「君が代」起立・斉唱の職務命令は、子どもたちに対し、国家の価値観を刷り込むことであり、ひいては社会の自由度を奪うことです。
 「君が代」不起立は、仕事に対する教員としての責務(良心)からの行為です。

 不起立での、戒告処分ももちろん許すことはできませんが、最高裁判決に反して、東京都教委は不起立を続けるTさんには減給1ヶ月処分を出していますし、今後さらに重い処分を科してくる危険があります。
 今年の入学式処分では、Iさんに減給6ヶ月処分も出しています。
 何としても、「戒告を超える重い処分」をまずは止めたいです。

 また、処分とセットで行われている思想転向を強要する「服務事故再発防止研修」は半年間、20回近くにのぼります。
 拷問と言っていいほど。これも止めさせねばと考えます。
 どうぞ、お力をお貸しください。

 つきましては、皆さんの関係する労組、市民団体に団体署名取り組みの提起、お願いをしてください。上部団体や支部・分会等での署名も歓迎です。
 団体署名取り組みのお願い、団体署名用紙はこちらから開いてください。
      ↓
 http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/
 「最近の記事」にあります。
 または、ここをクリックすると、団体署名のページに直行します。
 http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/#dantaisyomei141224

 ■今のところ、ネット署名の用意はできておりません。
 お手数ですが、用紙にご記入のうえ、「署名用紙」に記した住所にお送りください。
 また、お送りくださるよう、お願いしてください。
 どうぞ、よろしくお願いします。

 送付先:〒185-0033 東京都国分寺市内藤2-38-1田中コーポ105
     多摩島嶼地区教職員組合気付
  許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネット(準)宛
 締め切り:第一次2月18日  第二次3月末日


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 なお、署名用紙を送るのが大変な団体は、当日提出する「許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネット(準)」の署名用紙に、連名で団体名を載せることもできますので、直接私の方まで、メールでご連絡下さってもかまいません。
 その際、メールで<団体名>と<連絡者>を教えて下さい。

 「全国ネット」(準)では、この団体署名をもとに、卒業式前の2月23日(月)に▲ 都教委要請行動を行います
 (こちらにもたくさん参加していただきたいと思います)
 この取り組みは、<「日の丸・君が代」問題等全国ネット>の形成にむけての新たな一歩です。
 全国の皆さん、よろしくお願いします。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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