秋色ようやく濃い東京高裁大法廷で、板橋高校卒業式「日の丸君が代」威力業務妨害罪事件控訴審が始まった
ほぼ満席の傍聴席注目の中、弁護団の5人(加藤、小沢、平松、只野、大山)が「控訴趣意補充書(3)」を口頭陳述した。
主張の骨子は次の通り。①法令適用の誤り(原判決が認定した事実に基づくと、威力業務妨害罪は成立しない。成立したとしても被害法益は保護法益に比して軽微である。) ②憲法21条違反(保護者への呼びかけは、表現の自由を保障される行為であり、公権力による刑罰法規の適用を伴う制約は許されない。) ③事実誤認(コピー配布時の制止行為を「威力」「妨害」の根拠とした部分は検察側の捏造したストーリーで、証拠・証言は事実の不存在を示しており、「おそれ」「結果」「故意」は成立しない。) ④公訴権濫用(都教委および土屋都議の特殊な政治的動機に基づくみせしめ目的の不公平かつ恣意的な捜査および起訴であり不当である。)
力のこもった1時間強の弁論に、法廷は真剣に聞き入った。須田裁判長は、ペンを片手に書面を追いながら熱心に耳を傾けていた印象だった。陳述後に即座に、記載ミス等の指摘があった。(弁護団もギリギリまで推敲を重ねていたのであろう。)検察側の答弁書は書面のみで、読み上げはなかった。
証拠の採否に入り、書証では1点の留保を除いて全部採用。証人は、5人申請中1人が採用され、学者証人(曽根教授)も日程を調整し採用の見通しとなった。
◆ 第2回公判は、11月20日(火)13:30~東京高裁102法廷で、目撃証人保護者の証人尋問が行われる。
【11・10集会案内】
板橋高校卒業式「日の丸君が代」威力業務妨害事件控訴審始まる
※元気が出るぞ!<藤田先生を応援する集会>逆転無罪を目指して
日時:11月10日(土)18:00~
場所:グリーンホール701(東武東上線大山駅、地下鉄三田線板橋区役所前駅)
内容:・激励講演「都知事・石原慎太郎を探求する!」
内閣を倒した男(元・朝日新聞記者) 山本博
・弁護士による公判解説
・連帯の挨拶 など。
ほぼ満席の傍聴席注目の中、弁護団の5人(加藤、小沢、平松、只野、大山)が「控訴趣意補充書(3)」を口頭陳述した。
主張の骨子は次の通り。①法令適用の誤り(原判決が認定した事実に基づくと、威力業務妨害罪は成立しない。成立したとしても被害法益は保護法益に比して軽微である。) ②憲法21条違反(保護者への呼びかけは、表現の自由を保障される行為であり、公権力による刑罰法規の適用を伴う制約は許されない。) ③事実誤認(コピー配布時の制止行為を「威力」「妨害」の根拠とした部分は検察側の捏造したストーリーで、証拠・証言は事実の不存在を示しており、「おそれ」「結果」「故意」は成立しない。) ④公訴権濫用(都教委および土屋都議の特殊な政治的動機に基づくみせしめ目的の不公平かつ恣意的な捜査および起訴であり不当である。)
力のこもった1時間強の弁論に、法廷は真剣に聞き入った。須田裁判長は、ペンを片手に書面を追いながら熱心に耳を傾けていた印象だった。陳述後に即座に、記載ミス等の指摘があった。(弁護団もギリギリまで推敲を重ねていたのであろう。)検察側の答弁書は書面のみで、読み上げはなかった。
証拠の採否に入り、書証では1点の留保を除いて全部採用。証人は、5人申請中1人が採用され、学者証人(曽根教授)も日程を調整し採用の見通しとなった。
◆ 第2回公判は、11月20日(火)13:30~東京高裁102法廷で、目撃証人保護者の証人尋問が行われる。
【11・10集会案内】
板橋高校卒業式「日の丸君が代」威力業務妨害事件控訴審始まる
※元気が出るぞ!<藤田先生を応援する集会>逆転無罪を目指して
日時:11月10日(土)18:00~
場所:グリーンホール701(東武東上線大山駅、地下鉄三田線板橋区役所前駅)
内容:・激励講演「都知事・石原慎太郎を探求する!」
内閣を倒した男(元・朝日新聞記者) 山本博
・弁護士による公判解説
・連帯の挨拶 など。
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