(転載歓迎) 大阪のKです。以下(Mさんの報告)を、転送します。
私も参加しました。多数の参加、ありがとうございました。
「卒業式排除・職員室電話番」職務命令の判断理由の市教委説明の破綻が、改めて明白になりました。当該・Sさんへの、市教委の謝罪要求の闘いに、引き続き支援をお願いします。 以上です。
◆ 6.11大阪市教委との協議(卒業式排除職務命令関係)報告
14:30~16:30 大阪市役所地下1階第1会議室
対応者:初等教育担当指導主事 むぎた、おばな、総務課広聴担当 斎藤。参加者16人
○ 3月29日付で、子どもたちと教育を守る大阪市民の会から提出した「H小学校S先生への卒業式排除職務命令の撤回・謝罪を求める抗議・要請書」に対しての5月31日付市教委回答についての「協議」の場として交渉を行った。
「式の円滑な運営・進行のために管理職が所属職員に対して、職務命令を発することは何ら否定するものではない」という回答に対して、5月17日付で、「6.11『協議』に向けた要請」を提出して、「協議」で説明を求めたい点を事前に伝えており、それにそって説明を求め、追及を行った。
○ やりとり経過及び確認したことの概要は以下である。
頭初、市教委担当者は、子どもに対して範を示すべき教職員が、条例に違反して起立・斉唱しないこと自身が市教委回答の「式の円滑な運営・進行」を妨げるもの、あるいは、校長の職務命令書の「式典に混乱を招く可能性が非常に高い」行為と説明しようとした。
私たちの追及により、起立・斉唱しないという行為そのものではなく、条例が成立した下でその行為を見た保護者・子ども・来賓がいろいろ思うことと説明を変え、「思うことが『混乱』か」との追及に、「その後行動を起こす可能性があり、それを校長が『混乱をまねく可能性』と判断したということ」と説明を変えた。
誰のどんな行動を「混乱」と考えているのか?「混乱」を予想する具体的な根拠があるのか?との追及に対し、市教委担当者は一切答えられなかった。
結局、職務命令にある「混乱」、市教委回答にある「式の円滑な運営・進行の妨げ」とは、「条例下で、教職員が起立・斉唱しないことを見た保護者・来賓等が式終了後も含めて起こす行動を想定したものである」ということであるが、それは根拠のない勝手な空想であり、まったく不当なものであることが明らかになった。
私たちは、そのような不当な職務命令で、卒業式の場で卒業を祝うことを拒否されたことの痛み、人権侵害について改めて訴えた。
次に、子どもたちの目から起立・斉唱しない先生がいることを隠し、子どもたちに「起立・斉唱」を「調教する」ということが市教委の意図ではないかと指摘し、子どもたちへの「指導」内容について聞いた。
市教委担当者は、「調教しようとするものではない」「起立・斉唱したくないという子どもやさせたくないという保護者には話し合いながら対応する」「『君が代』の歌詞については学習指導要領について解説した音楽の指導書にあるように、我が国の平和と繁栄を祈念する歌であると指導するということで、市教委独自に何か具体的な指導はしていない」と回答。
「話し合い」の中で、子どもや保護者から「『君が代』は、『天皇陛下のお治めになる世の中が永遠に続きますように』と教えられていたもので、それを『我が国の平和と繁栄を祈念する歌』とはとても思えない」といわれたらどう説得するのかというというには、市教委担当者は何も答えられなかった。
彼らには、「調教」しか指導の方法を持ち合わせていないが明らかになった。
大阪府・市の「『君が代』起立斉唱条例」を錦の御旗に子どもたちにも「君が代」斉唱を強制しようとする動きに対して、子ども・保護者が起立・斉唱することは義務ではなく、起立・斉唱するかどうかは子ども・保護者に判断する自由があることを確認して「協議」を終わった。
私も参加しました。多数の参加、ありがとうございました。
「卒業式排除・職員室電話番」職務命令の判断理由の市教委説明の破綻が、改めて明白になりました。当該・Sさんへの、市教委の謝罪要求の闘いに、引き続き支援をお願いします。 以上です。
◆ 6.11大阪市教委との協議(卒業式排除職務命令関係)報告
14:30~16:30 大阪市役所地下1階第1会議室
対応者:初等教育担当指導主事 むぎた、おばな、総務課広聴担当 斎藤。参加者16人
○ 3月29日付で、子どもたちと教育を守る大阪市民の会から提出した「H小学校S先生への卒業式排除職務命令の撤回・謝罪を求める抗議・要請書」に対しての5月31日付市教委回答についての「協議」の場として交渉を行った。
「式の円滑な運営・進行のために管理職が所属職員に対して、職務命令を発することは何ら否定するものではない」という回答に対して、5月17日付で、「6.11『協議』に向けた要請」を提出して、「協議」で説明を求めたい点を事前に伝えており、それにそって説明を求め、追及を行った。
○ やりとり経過及び確認したことの概要は以下である。
頭初、市教委担当者は、子どもに対して範を示すべき教職員が、条例に違反して起立・斉唱しないこと自身が市教委回答の「式の円滑な運営・進行」を妨げるもの、あるいは、校長の職務命令書の「式典に混乱を招く可能性が非常に高い」行為と説明しようとした。
私たちの追及により、起立・斉唱しないという行為そのものではなく、条例が成立した下でその行為を見た保護者・子ども・来賓がいろいろ思うことと説明を変え、「思うことが『混乱』か」との追及に、「その後行動を起こす可能性があり、それを校長が『混乱をまねく可能性』と判断したということ」と説明を変えた。
誰のどんな行動を「混乱」と考えているのか?「混乱」を予想する具体的な根拠があるのか?との追及に対し、市教委担当者は一切答えられなかった。
結局、職務命令にある「混乱」、市教委回答にある「式の円滑な運営・進行の妨げ」とは、「条例下で、教職員が起立・斉唱しないことを見た保護者・来賓等が式終了後も含めて起こす行動を想定したものである」ということであるが、それは根拠のない勝手な空想であり、まったく不当なものであることが明らかになった。
私たちは、そのような不当な職務命令で、卒業式の場で卒業を祝うことを拒否されたことの痛み、人権侵害について改めて訴えた。
次に、子どもたちの目から起立・斉唱しない先生がいることを隠し、子どもたちに「起立・斉唱」を「調教する」ということが市教委の意図ではないかと指摘し、子どもたちへの「指導」内容について聞いた。
市教委担当者は、「調教しようとするものではない」「起立・斉唱したくないという子どもやさせたくないという保護者には話し合いながら対応する」「『君が代』の歌詞については学習指導要領について解説した音楽の指導書にあるように、我が国の平和と繁栄を祈念する歌であると指導するということで、市教委独自に何か具体的な指導はしていない」と回答。
「話し合い」の中で、子どもや保護者から「『君が代』は、『天皇陛下のお治めになる世の中が永遠に続きますように』と教えられていたもので、それを『我が国の平和と繁栄を祈念する歌』とはとても思えない」といわれたらどう説得するのかというというには、市教委担当者は何も答えられなかった。
彼らには、「調教」しか指導の方法を持ち合わせていないが明らかになった。
大阪府・市の「『君が代』起立斉唱条例」を錦の御旗に子どもたちにも「君が代」斉唱を強制しようとする動きに対して、子ども・保護者が起立・斉唱することは義務ではなく、起立・斉唱するかどうかは子ども・保護者に判断する自由があることを確認して「協議」を終わった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます