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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(171)<聞いてあきれる都民ファースト・情報公開>

2016年10月22日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 本日(10月20日、晴天)、都教委包囲首都圏ネットワーク主催の▲ 『10・20都教委包囲・要請行動』が行われました。(45名参加)
 15時10分頃から、都庁第一庁舎正門前の歩道(かなり広い)に、
  「10・23通達撤回!「日の丸・君が代」処分反対!」
 と大書した横断幕を掲げ、15時30分過ぎから、トラメガを使いシュプレヒコールをしました。
   ・10・23通達撤回! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
   ・道徳の教科化反対! ・国威発揚の「オリンピック教育」反対!
   ・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!
 などなど。
 45名程度ではとても包囲などとは言えませんでしたが、それでもかなり力強いコールになったと思います。
 よく音が通りました。また、特に規制などは有りませんでした。

 その後、第二庁舎(第一庁舎会議室は工事中のため)10階の203会議室で要請行動を行いました。
 要請行動には29名が参加しました。
 都教委側からは4月から教育情報課長になったY氏と、K課長代理が出てきました。
 はじめに、都教委が「教育情報課」というものを作り、担当課の職員と直接合わせない仕組みになっていることについて不満の声が出されました。
  「どうして情報教育課が窓口なのか。」
  「2001~02までは担当課の職員が出てきた。」
 それに対しY課長は
  「そうなっているので」、
  「請願処理規則でそうなっているので」
 を繰り返すばかりです。
 また、「どうしてそうなったのか」と言う質問に対しては、「知らない」と言います。
 参加者一同あきりかえり、ある参加者は「調べなさい」と述べ、司会をやっていたA氏は、
  「これは隠ぺい体質だ。なぜ担当者が都民の前に出てこないのか。誰に聞いても『わからない』と言う。無責任だ。文科省だって担当者が出てくる。他県でもそうだ。なぜ都はそうしないのか。今、都庁の隠ぺい体質が批判されているが、都教委がこうして真っ先にそれをやったのだ。」
 と述べました。
 それでもY氏は同じことを繰り返すばかりです。

 その後要請行動に移りましたが、今回は以下の団体が要請行動を行いました。
  (1)都教委包囲首都圏ネットワーク
  (2)予防訴訟をひきつぐ会 
  (3)再雇用拒否撤回を求める第二次原告団
  (4)河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
  (5)ひのきみ全国ネット
  (6)東京都民

 そのうち、(4)は次のようなものでした。
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 ▲ 「君が代」処分の審議に関しての質問

 1.「君が代」不起立処分をする際の、処分決定までの手順について当会が質問したところ、都教委の5月17日付回答、6月24日付回答によると、東京都教育委員会事案決定規則別表(第4条関係)二の四によるとの回答であった。
 それによれば、戒告、減給処分については懲戒分限審査会の議を経た後、教育長の決裁で決定、教育委員会の審議を要する案件は停職、免職の案件というように読める。
 ①この規則が成立したのは、いつか。
 ②全ての処分案件を教育委員会で審議していた時期があるかないか。あるとすれば、それはいつか。
 2.2012年1月16日に出された最高裁判決は、戒告処分は容認しながらも、減給処分は都教委の裁量権逸脱と認定し、処分を取り消した。
 それ以降出された判決も、減給以上の処分はすべて取り消してきた。
 ところが、都教委は田中聡史さん(石神井特別支援学校教員)の「君が代」不起立に対して、2013年から減給1か月処分を出し続けてきた。
 平等取扱の原則、公平の原則に立って審議されたかがはなはだ疑問である
 最高裁判決を無視した処分を出している理由を明らかにせよ。

 これは、「個別の教職員の人事に関する事項」で括る問題ではなく、公的な質の問題であるから、逃げることなく回答されたい。
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 そして、質問者は、次のように述べました。
 「これまでの回答(5月)には、説明がない。再質問への回答(6月)にも、答えない。都教委は我々を馬鹿にしているのでは。<開かれた都政>はオリンピックだけか。パフォーマンスだけなのか。それでも<開かれた都政>を担ってやっているのか。」
 するとY課長は「オール都庁でやっている」と答えました。
 参加者一同あ然としました。

 また(6)東京都民は以下のような「質問」を出しました。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 (前半の説明は略)
 1、都教委は、キャパニック選手を擁護したアメリカのオバマ大統領は間違っていると思っているのか。
 2、都教委はオバマ大統領の見解を見習って、これまでの強制と処分について、改める考えはないのか。
 3、何人かの管理職から聞いているが、都教委は学校の管理職たちに「生徒にチラシをまくな」と言うように指導しているのか。
 4、もしそう指導しているのなら、それは生徒の知る権利を否定していると思われるが、それでよいか。
 5、何人かの管理職から聞いているが、都教委は都民のチラシまきに対し、「警察を呼べ」と指導しているのか。
 6、もしそう指導しているのなら、それは言論の自由や表現の自由に対する警察権力を使っての弾圧だと思われるがそれでよいか。
 以上の質問に対し、「都民ファースト」、「情報の公開」の立場に立って、誠実に回答していただきたい。
 また、上記に関する管理職に対する指導文書などがあれば、公開していただきたい。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 これに関して質問者がY課長に(「質問」に付けてキャパニック選手に関するビラを渡し)、「オバマ大統領がキャパニック選手を擁護したことは知っていますか」と聞くと、「ああ・・・」とあいまいな返事。
 そこで、「個人的にどう思いますか」と聞いても答えない。
 「都教委はこうしたことに対して何も知らずにやっているのか」と言ってもだんまりでした。
 終了後、参加者は口々に、「誰に向かって話しているのかさっぱりわからない」と言っていました。
 以上からお分かりと思いますが、都教委の体質は何も変わっていません。
 豊洲市場と同じで、「いい加減で無責任」な体質です。
 小池都知事が言う「都民ファースト」「情報公開」はまったく聞いてあきれるばかりです。
 このメールを、都庁の「病んでいる」多くの職員に転送してください。
 小池都知事にもどうぞ。

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