《杉原こうじのブログ》
◆ 【BPOに声を!】NHKと島田・河瀬監督は捏造の責任を取れ!
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
この間、NHK BS1「河瀬直美が見つめた東京五輪」での「五輪反対デモはお金で動員」との捏造問題で大きな進展がありました。
河瀬直美監督と、問題のシーンを撮影した島田角栄監督は、口裏を合わせてすべての責任をNHKに押し付け、そのNHKは、偏見に基づく捏造という本質をごまかし、チェックやルールの問題にすり替えています。1月13日の記者会見で角英夫NHK大阪放送局長は、「捏造ではない」と言い張り、「答えを控える」を連発しました。
こうした中、14日にBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、今後、NHKに質問状を送り、回答を踏まえて審議の対象にするかどうかを判断することを決めました。
※ NHK字幕問題、BPOが放送倫理違反の審議対象にするかの討議開始(1月14日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1G6TBMQ1GUCVL03P.html
たくさんの声が届くことがBPOを後押しすることになります!
◆ 審議の対象にするよう、BPOに声を届けて下さい!
https://www.bpo.gr.jp/?page_id=799
◆ 引き続きNHKに「捏造を認め、全容の説明を」「検証番組の制作を」「地上波ニュースで謝罪を」「デモ参加者に謝罪を」等の声を届けて下さい!
◆ NHKによる「河瀬直美が見つめた東京五輪」捏造問題でのこの間の報道一覧(後半)をまとめました。流れがよく分かると思いますので、ぜひご一読ください。
始めに、1月13日の毎日に掲載された影山貴彦・同志社女子大教授のコメント全文を転載します。
<まったく理解できない、徹底的な原因調査を>
事実関係の取材が不十分なまま、なぜ字幕を表示したのか、まったく理解できない。NHKはドキュメンタリーで不確かな内容を放送した時点で、それは捏造(ねつぞう)にも匹敵すると自戒、自省しなくてはならない。
ドキュメンタリーの取材で撮影や録音ができなかった場合、字幕で情報を補足することはよくある手法だ。ただし、それは十二分に取材を尽くすことで許されるのであって、NHKはメディアとして絶対にしてはならないことをやってしまった。
問題の場面は、多様性やリアルさを伝えようとする河瀬直美監督に密着した番組全体のトーンからして、あえて脚色する必要性が感じられない。NHKの側に何か意図的なものがあったと疑わざるを得ない。視聴者が、五輪反対デモはお金をもらえるからやっている、いかがわしいものだと感じてしまうおそれがある。中立であるべきメディアが、世論を二分したオリンピック開催の賛否について、視聴者を賛成の方向に誘導しようとしたと受け止められても仕方がない。
NHK大阪放送局が釈明する通り、番組の製作担当者の思い込みだったとしても、局の説明はあまりに不十分で情けない対応だ。今回の問題で、視聴者に「NHKの番組作りのレベルはその程度か」と思わせてしまった。NHKだけでなくテレビ業界全体に対する信用を落とす行為だ。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会などの第三者機関で徹底的に原因を調査し、再発防止策を講じるべきだ。
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【NHKの謝罪文】
BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」について(NHK大阪)
https://www.nhk.or.jp/osaka/notice/index.html
【河瀬直美監督のコメント】
NHKの不適切字幕、河瀬直美監督「事実と異なる内容、本当に残念」
(1月11日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1C3C23Q1CULZU001.html
【島田角栄監督のコメント】
「五輪デモ参加との発言はなかった」 NHK不適切字幕、監督が証言
(1月12日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1D52PBQ1CPTFC01H.html
【NHK経営委員長の発言】
NHK不適切字幕 チェックシートで確認怠る 再発防止策生かせず(1月12日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/040/224000c
【NHK大阪放送局長らの発言】
NHK字幕問題 大阪放送局長陳謝「入れるべきではなかった」(1月13日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220113/k00/00m/040/149000c
<記者との応答、影山貴彦教授のコメントも>
チェック体制機能せず NHK、字幕問題で改めて陳謝 捏造は否定(1月13日、朝日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1F6KVSQ1FPTFC00C.html
<元BPO委員2人のコメントも>
NHK字幕問題、大阪放送局長が謝罪 「深くお詫び」も「ねつ造ではない」(1月
13日、スポニチ)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/13/kiji/20220113s00041000342000c.html
NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!
ドラマのデモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い(1月12日、LITERA)
https://lite-ra.com/2022/01/post-6144.html
『杉原こうじのブログ』
https://kosugihara.exblog.jp/241336275/
◆ 【BPOに声を!】NHKと島田・河瀬監督は捏造の責任を取れ!
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
この間、NHK BS1「河瀬直美が見つめた東京五輪」での「五輪反対デモはお金で動員」との捏造問題で大きな進展がありました。
河瀬直美監督と、問題のシーンを撮影した島田角栄監督は、口裏を合わせてすべての責任をNHKに押し付け、そのNHKは、偏見に基づく捏造という本質をごまかし、チェックやルールの問題にすり替えています。1月13日の記者会見で角英夫NHK大阪放送局長は、「捏造ではない」と言い張り、「答えを控える」を連発しました。
こうした中、14日にBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、今後、NHKに質問状を送り、回答を踏まえて審議の対象にするかどうかを判断することを決めました。
※ NHK字幕問題、BPOが放送倫理違反の審議対象にするかの討議開始(1月14日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1G6TBMQ1GUCVL03P.html
たくさんの声が届くことがBPOを後押しすることになります!
◆ 審議の対象にするよう、BPOに声を届けて下さい!
【BPOへの意見送付先】 ※匿名でも可。※放送倫理検証委員会メンバー
メールフォーム https://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119
TEL 03-5212-7333(平日10時~12時、13時~17時)
FAX 03-5212-7330(A4で1~2枚で)
(放送日時は2021年12月26日22:00~23:49)
https://www.bpo.gr.jp/?page_id=799
◆ 引き続きNHKに「捏造を認め、全容の説明を」「検証番組の制作を」「地上波ニュースで謝罪を」「デモ参加者に謝罪を」等の声を届けて下さい!
【NHKや番組についてのご意見・お問い合わせ】---------------------------
<メールフォーム>
https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cgi
<FAX> 03-5453-4000
<電話>
ナビダイヤル 0570-066-066
大阪放送局 06-6949-5500(9時~19時)
◆ NHKによる「河瀬直美が見つめた東京五輪」捏造問題でのこの間の報道一覧(後半)をまとめました。流れがよく分かると思いますので、ぜひご一読ください。
始めに、1月13日の毎日に掲載された影山貴彦・同志社女子大教授のコメント全文を転載します。
<まったく理解できない、徹底的な原因調査を>
影山貴彦・同志社女子大教授(メディアエンターテインメント論)の話
事実関係の取材が不十分なまま、なぜ字幕を表示したのか、まったく理解できない。NHKはドキュメンタリーで不確かな内容を放送した時点で、それは捏造(ねつぞう)にも匹敵すると自戒、自省しなくてはならない。
ドキュメンタリーの取材で撮影や録音ができなかった場合、字幕で情報を補足することはよくある手法だ。ただし、それは十二分に取材を尽くすことで許されるのであって、NHKはメディアとして絶対にしてはならないことをやってしまった。
問題の場面は、多様性やリアルさを伝えようとする河瀬直美監督に密着した番組全体のトーンからして、あえて脚色する必要性が感じられない。NHKの側に何か意図的なものがあったと疑わざるを得ない。視聴者が、五輪反対デモはお金をもらえるからやっている、いかがわしいものだと感じてしまうおそれがある。中立であるべきメディアが、世論を二分したオリンピック開催の賛否について、視聴者を賛成の方向に誘導しようとしたと受け止められても仕方がない。
NHK大阪放送局が釈明する通り、番組の製作担当者の思い込みだったとしても、局の説明はあまりに不十分で情けない対応だ。今回の問題で、視聴者に「NHKの番組作りのレベルはその程度か」と思わせてしまった。NHKだけでなくテレビ業界全体に対する信用を落とす行為だ。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会などの第三者機関で徹底的に原因を調査し、再発防止策を講じるべきだ。
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【NHKの謝罪文】
BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」について(NHK大阪)
https://www.nhk.or.jp/osaka/notice/index.html
【河瀬直美監督のコメント】
NHKの不適切字幕、河瀬直美監督「事実と異なる内容、本当に残念」
(1月11日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1C3C23Q1CULZU001.html
【島田角栄監督のコメント】
「五輪デモ参加との発言はなかった」 NHK不適切字幕、監督が証言
(1月12日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1D52PBQ1CPTFC01H.html
【NHK経営委員長の発言】
NHK不適切字幕 チェックシートで確認怠る 再発防止策生かせず(1月12日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/040/224000c
【NHK大阪放送局長らの発言】
NHK字幕問題 大阪放送局長陳謝「入れるべきではなかった」(1月13日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220113/k00/00m/040/149000c
<記者との応答、影山貴彦教授のコメントも>
チェック体制機能せず NHK、字幕問題で改めて陳謝 捏造は否定(1月13日、朝日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1F6KVSQ1FPTFC00C.html
<元BPO委員2人のコメントも>
NHK字幕問題、大阪放送局長が謝罪 「深くお詫び」も「ねつ造ではない」(1月
13日、スポニチ)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/13/kiji/20220113s00041000342000c.html
NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!
ドラマのデモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い(1月12日、LITERA)
https://lite-ra.com/2022/01/post-6144.html
『杉原こうじのブログ』
https://kosugihara.exblog.jp/241336275/
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