<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
(For a slogan of movement)
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東西を問わず、世界は大きく揺れ動いてきました。
ウクライナ情勢はますます深刻になり、東アジアの情勢も緊迫化しています。
そうした中、EU議会議員選挙では、フランスなどで極右政党が躍進しました。
これはヨーロッパの人々に驚きをもって受け止められています。
日本でも、社会の右傾化とも言うべき事態が進行しています。
大阪市議会では、昨日(5月27日)▲ 「憲法改正の早期実現を求める意見書」が可決されました。
自民と維新が提案し、反対討論は共産のみでした。
そうして、提案されてからたった5分での採択、というこどです。
またすでにメールで流れていますが、5月21日付『産経新聞』の第1面には,広島大に勤務する韓国籍の准教授の授業で,従軍慰安婦の問題が取り上げられたことを批判する記事が掲載されました。(「日の丸・君が代」強制のやり口と同じです。)
これは戦前の京大・滝川事件(1933)や美濃部達吉・天皇機関説事件(1935)と、それを契機にした『国体明徴運動』を思い出させるものです。
その頃は、「満州事変」(1931)、「5・15事件」(1932)、「国際連盟脱退」(1933年)、「日中戦争」(1937)、などのことが、つぎつぎに起きて行きました。
あれから約80年。
現在も、教育の制度・内容を政府・文科省・首長が統制する「地教行政法」が衆院を通過し、戦前の「修身科」の復活である「道徳科」が行われようとしており、大学の教授会権限を大きく制限する「学校教育法」の改悪案が衆院の文部科学委員会で審議されています。
今回の広島大学の韓国籍の准教授への攻撃は、大学から、国の政策に都合の悪い教員を露骨に排除する動きが始まりつつあることを示しています。
日本における「学問の自由」の危機です。
そうしたこの間の流れを見るとき、1980年代から顕著になった「日の丸・君が代」の学校現場への強制が、一つの出発点であったことが改めて明らかになると思います。
そういう意味で、あれから30年以上現場で闘われ続けている「日の丸・君が代」強制反対闘争は、極めて重要な闘いだと思います。
現在も、大阪の井前さんが、理不尽な「職務命令」に屈せず、多くの仲間や弁護士に守られつつ一歩も引かず闘っています。
そうした中、橋下氏の公募校長は行き詰まり、教頭のなり手もいなくなり、大阪都構想も見通しが立たず、本日はついに「野党再編」などと言っていた「維新の会」自身も分裂してしまいました。
けっして彼らが強いのではありません。
彼らの思想はデマゴギーに満ちていますから、彼らは現実にぶつかって破綻していくのです。
だから持久戦になれば私たちは勝ちます。
ファシズムは表面的には硬そうですが、中身がないので脆いのです。
情勢の激化は一面では悪いことですが、もう一面では問題を明らかにするので、良いことでもあるのです。
戦後日本社会において、諸改革が行われ新憲法ができたように。
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6月2日(月)、6月9日(月)
★ 教育委員会制度解体反対 教育の国家支配をゆるさない『国会前抗議行動』
<時間> 14時~18時30分(雨などにより変わる場合があります)
<場所> 参議院議員会館前 歩道
<行動> 座り込み、リレー・トーク
14:00~15:00 午後の集会(リレートーク)
17:00~18:00 夕方の集会(リレートーク)
<主催> 都教委包囲首都圏ネットワーク 090-5415-9194
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東西を問わず、世界は大きく揺れ動いてきました。
ウクライナ情勢はますます深刻になり、東アジアの情勢も緊迫化しています。
そうした中、EU議会議員選挙では、フランスなどで極右政党が躍進しました。
これはヨーロッパの人々に驚きをもって受け止められています。
日本でも、社会の右傾化とも言うべき事態が進行しています。
大阪市議会では、昨日(5月27日)▲ 「憲法改正の早期実現を求める意見書」が可決されました。
自民と維新が提案し、反対討論は共産のみでした。
そうして、提案されてからたった5分での採択、というこどです。
またすでにメールで流れていますが、5月21日付『産経新聞』の第1面には,広島大に勤務する韓国籍の准教授の授業で,従軍慰安婦の問題が取り上げられたことを批判する記事が掲載されました。(「日の丸・君が代」強制のやり口と同じです。)
これは戦前の京大・滝川事件(1933)や美濃部達吉・天皇機関説事件(1935)と、それを契機にした『国体明徴運動』を思い出させるものです。
その頃は、「満州事変」(1931)、「5・15事件」(1932)、「国際連盟脱退」(1933年)、「日中戦争」(1937)、などのことが、つぎつぎに起きて行きました。
あれから約80年。
現在も、教育の制度・内容を政府・文科省・首長が統制する「地教行政法」が衆院を通過し、戦前の「修身科」の復活である「道徳科」が行われようとしており、大学の教授会権限を大きく制限する「学校教育法」の改悪案が衆院の文部科学委員会で審議されています。
今回の広島大学の韓国籍の准教授への攻撃は、大学から、国の政策に都合の悪い教員を露骨に排除する動きが始まりつつあることを示しています。
日本における「学問の自由」の危機です。
そうしたこの間の流れを見るとき、1980年代から顕著になった「日の丸・君が代」の学校現場への強制が、一つの出発点であったことが改めて明らかになると思います。
そういう意味で、あれから30年以上現場で闘われ続けている「日の丸・君が代」強制反対闘争は、極めて重要な闘いだと思います。
現在も、大阪の井前さんが、理不尽な「職務命令」に屈せず、多くの仲間や弁護士に守られつつ一歩も引かず闘っています。
そうした中、橋下氏の公募校長は行き詰まり、教頭のなり手もいなくなり、大阪都構想も見通しが立たず、本日はついに「野党再編」などと言っていた「維新の会」自身も分裂してしまいました。
けっして彼らが強いのではありません。
彼らの思想はデマゴギーに満ちていますから、彼らは現実にぶつかって破綻していくのです。
だから持久戦になれば私たちは勝ちます。
ファシズムは表面的には硬そうですが、中身がないので脆いのです。
情勢の激化は一面では悪いことですが、もう一面では問題を明らかにするので、良いことでもあるのです。
戦後日本社会において、諸改革が行われ新憲法ができたように。
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6月2日(月)、6月9日(月)
★ 教育委員会制度解体反対 教育の国家支配をゆるさない『国会前抗議行動』
<時間> 14時~18時30分(雨などにより変わる場合があります)
<場所> 参議院議員会館前 歩道
<行動> 座り込み、リレー・トーク
14:00~15:00 午後の集会(リレートーク)
17:00~18:00 夕方の集会(リレートーク)
<主催> 都教委包囲首都圏ネットワーク 090-5415-9194
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