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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

7.17停職3ケ月校門闘争報告集会

2009年09月05日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 7.17停職3ケ月校門闘争報告集会
   手作りの温かい集会であった!


 7月17日の東京芸術劇場での報告集会は,82名の結集を得,成功裡に終わりました。
 3ヶ月間におよぶ校門闘争(毎週月曜から水曜,午前8時~10時)と練馬駅情宣(毎週水曜,午後5時30分から1時間)は,のべ222名という多くの方々の参加により支えて頂き,無事貫徹することができました。
 報告集会で渡辺さんは,「学校職揚と生徒から切り離された苦痛の中で,地域や労働組合など多くの方の支援を戴いた。3ヶ月間,外部に見える形で闘い抜いた意義とともに,『日の丸・君が代』の闘いか厳しくなる中で,どう輪を広げ,どのような展望を持って闘っていくのかという分岐点に立たされている」と話しました。
 パネルディスカッションでは,山田昭次さん(立教大学名誉教授),青木弁護士(被処分者の会弁護団),京極紀子さん(『日の丸・君が代』の法制化と強制に反対する神奈川の会)が登壇。
 青木弁護士は,都教委の不当な支配を根本に据える重要性にっいて,京極さんは幅の広い闘いとして目に見える形であきらめず継続して闘っていく重要性について述べました。
 山田さんは,「全国戦没者追悼集会で歴代首相が一貫して国のために命をささげたと発言し続け,侵略戦争を反省していない。それが『日の丸・君が代』強制に結びっいている。日本国民の特殊性と限界は,この問題を曖昧にしてきた結果,国民自らが犯した罪を問い返せないことにある。『日の丸・君が代』の闘いの困難性はそこにある。この現実を突破するには民主化のために命をかけて闘った人達が示しているように、断固とした怯まない闘いの決意が問われている。」と述べました。
 コーディネーターの中川信明さん(靖国・天皇制問題情報センター)は短時間で難しかったディスカッションを的確にまとめてくれました。
 校門闘争のビデオ上映と活動に参加した人を代表して,北区区民の会・高橋さん,地域と学校を結ぶ板橋の会・高井さん,北部共闘・連帯労組の渡辺さん,練馬全労協の真下さん,市民の会の重野の5名が報告を行ないました。
 「停職1ヶ月のときと違い,職員がギスギスせず,笑顔でご苦労様と接してくれた。これも継続してきたからだと思う」「練馬駅情宣ではビラの受け取りもよく,若い高校生もきちっと話を聞いてくれ,勇気をもらった」などの報告がなされました。
 日本における民主主義と,思想・良心の自由と人権のためには,この闘いの火を消さず,あきらめない継続した闘いを進め,理解の輪を広めていくことの大切さをあらためて感じました。
 ご支援を心からお礼申し上げます。
 皆様の温かい力強い豊かさの中で,勇気と共に不当なものに立ち向かう真実の強さを感じました。市民の会では,ささやかですが今後とも一歩一歩歩んでいく決意です。なにとぞ,皆様の変わらないご支援とお力添えを心よりお願い申し上げます。
 ありがとうございました。
 (事務局)

 『ほっととーく 80』より
 「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
 〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
 郵便振替:00140-6-517545 加入者名:声をあげる市民の会

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