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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

もの言える自由裁判

2007年10月29日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ♪「もの言える自由」裁判♪ いよいよ次回立証の山場
 10月31日(水)10時~17時 東京地裁710号法廷
   霞ヶ関A1出口目の前 裁判所合同ビルの7階
  終了後弁護士会館で報告集会


 なんと10月31日(水)に丸1日がかりで4人の証人全部を尋問する、という大変な山場です。どうぞ傍聴席を満席にする熱気によって、この裁判の大切な1日を支えて下さい!

◆証言時間の目安(尋問時間はずれ込む可能性がありますので、ご了解下さい。)
 午前10時~11時20分頃 ①木部元豊多摩高校校長
 午前11時20分頃~12時10分頃 ②元羽村高校校長
 *〔昼休み〕
 午後1時半~3時頃 ③金子元主任指導主事
 午後3時頃~5時頃 ④原告(池田)


 ♪ 原告より ♪
池田幹子

 証言の日が10月31日と決まり、少し先のこととはいえ、今から緊張しています。しかも朝10時から木部元豊多摩高校校長の尋問が始まり、4番目の原告(池田)の尋問が終わるのが5時頃という1日がかりの法廷です。
 1人しかいない裁判官に最後まで集中して聞いて貰え、この問題がよく理解して貰えるような尋問と証書を準備しなければなりません。

 この裁判では初め、弁護団の訴状だけを出し、原告陳述書は出さず、第1回裁判でも原告の冒頭陳述もやっていません。都教委が私の発言を「不適切」だと判断した理由を引き出そうとして、自分の言いたいことを抑えて、都教委側の「理由」が出てくるのを待ちました。
 「おめでとうございます。色々な強制のもとであっても、自分で判断し、行動できる力を磨いていってください。」と言ったたことのどこがどういけなかったのか、都教委に明らかにさせなければ、何の基準もなく休日の言動に介入されることが既成事実になっていってしまいます。

 都教委の「理由」を、ああではないか、こうではないか、とこちらが推測しなければならない構造に陥ってしまうことそのものを、警戒しなければならないと思いました。都教委の「裁量の範囲」というせりふを、何度きいたことでしょうか。「指導」したからには「理由」も、発言が不適切だとする「基準」もなければおかしいのです。何はともあれ、都教委の「理由」を明らかにさせることをかちとりたい、その上でそれが果たして適切なのかどうかの判断をかちとりたいと思います。
 都教委の「理由」がこれ以上出ない、という段階となり、今年6月に私は2つの陳述書を裁判所に提出しました。1つめはいわば本筋の陳述書ですが、2つめは、木部校長(1番目の証人)から出された陳述書に私の「発言」とは無関係な誤解や偏見が沢山記述されているので、本筋と無関係だからと放って置くわけにも行かずに、書いたものです。
 木部校長は「予防訴訟」の東京高裁法廷に都教委側の証人として8人の校長を申請している中の1人になっているということを最近知りました。
 木部校長が「予防訴訟」東京高裁に提出した陳述書も読みましたが、「もの言える自由」裁判に木部校長が提出した陳述書と、内容がかなり重なっています。固有名詞は出していませんが、私の来賓としての発言のことまで書かれていました。(私はいわゆる「予防訴訟」=国歌斉唱・伴奏義務不存在確認訴訟の原告でもあります。)
 木部校長や金子副参事の陳述書を読むと、都教委が私の発言を「不適切」だとした「本音の理由」は透けて見えているようですが、どう明白にさせてゆくか、10月31日は大変な山場になります。

 この裁判は裁判官が1名の単独審理で、使える法廷が20席の620号法廷と決められているとのことでしたが、次回だけは広めの法廷を用意してくれたので、ぜひとも傍聴に来ていただいて、証言を見守ってください。
 今まで何度も来ていただいたのに傍聴抽選に外れて入れなかった、あるいは当たったけれど他の人に譲ったので入れなかった、など、皆様に大変申し訳ないことが続いていましたが、それにもかかわらず多くの方が傍聴に来て下さったお陰で、証言の山場には広めの法廷を用意して貰うことが出来ました。
 これまで10回の短時間の裁判のために多くの方が傍聴抽選に並んで下さったことに感謝し、改めて御礼申し上げます。
 どうぞ10月31日には傍聴席から見守ってください。この山場の長い一日を支えて下さるよう、心からお願い申し上げます。

 「『もの言える自由』裁判交流会ニュース№6 響 ♪伝わる・つながる・広がる♪」より

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