ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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☆ 「異言 天皇制論」雑感
T.T.0655(ひょうたん島研究会)
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最初に雑談を一つ。見出しに使わせてもらった「異言」だけど、ぼく、読み方を知らなかった。ネットで調べたら、「いげん」と読むことが分かった。ネットはたしかに便利であるーー閑話休題。
この「異言 天皇制論」、10月3日(木)の朝日「オピニオン面/耕論」欄に載っていたインタビュー記事のタイトルである。
この記事、二人に対するインタビューでできていて、一人はヴィーラント・ワーグナーさん。西ドイツ生まれのジャーナリストらしい。
この人の発言、「勘違い」が多くて、読んでるとイライラする。「揚げ足取り」の練習には最適だと思うが、それ以外の人には精神衛生上、良くなさそうなので、読むことを勧めはしない。
もう一人は橋爪大三郎さんで、1948年生まれの社会学者である。ぼく、この人、「名前は見たことがある」程度しか知らない。
ぼくの「読書空間内」の人じゃないので、どういう思想の持ち主か、全然分からない。例えば次のようなコメントを読む限り、「けっこうまともな人なんだろうなあ」と、ぼくは判断した。
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│ (後継者がいなくなったらどうする?という問いに対し)二つ目は、いない│
│ものは仕方ないとあきらめる道です。天皇がいなくなってしまうので憲法改│
│正をする必要が生じます。また君主がいなくなるので、日本は共和制の国│
│になります。 │
└──────────────────────────────┘
ぼく、こういう発想、とっても好きです。
だがしかし、次の文章はいけない。実はぼく、この文章ーーっていうか、「言葉? 単語?」を見て、激怒している。その激怒が、この雑文を書いている理由である。
┌──────────────────────────────┐
│ 世襲という問題が直視されていないことです。世襲という仕組みを採用す│
│るということは、断絶する可能性を引き受けるということです。断絶した場合│
│どうするかも考えておかねばならない。(略)実際、日本は今その危機に │
│直面していて、次世代の皇位継承資格者は悠仁さましかいません。 │
└──────────────────────────────┘
上でぼく「激怒している」と書いたけど、激怒の対象を書き忘れていました。
対象は橋爪さんではありません。対象はこの記事の筆者=朝日編集委員の塩倉裕さんです。ぼく、この記事全体の文脈の中で橋爪さんが「悠仁さま」と言ったとは、とうてい思えません。ぼく、「改竄」を疑ってます。(24/10/04早朝)
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