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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「8・28(土)都教委包囲行動」へ(17、最終)

2010年09月01日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。

 8月28日の新宿繁華街デモの成果を踏まえ、本日(8月30日)、都教委への抗議・要請行動が行われました。
 抗議・要請行動には、当初予想の20人を超え、26人が参加しました。

 最初に、抗議・要請に当たっては―、
 当該の所管課では受け付けず、他の道府県では、また都の他の部局でも例を見ない「教育情報課」などというわけのわからない「課」を通さなければならない
 ―という問題について、今回もまた、参加者から多くの抗議の声があがりました。

 「所管課が回答すると言うが、回答は情報教育課名だ。しかもいつも不十分な回答だ。ここに所管課をよぶことはできないのか。」
 「都教委の不誠実な態度を感じる。直接会おうとしないのは職務専念義務違反でもある。無責任だ。自らの義務を放棄している。」
 「このようなやり方は、法律や都の規則にもない。自分達で恣意的にやっているだけだ。」
 「極めて不十分な回答しか返ってこない。」
 「中には『回答しないのが回答です』などと言うのもある。」
 「責任とは何か。直接答えることではないか。」


 これで約45分かかりましたが、最後のところでI課長は、「回答は所管課名と課長名でやりたい」と答えました。(しかしどんな回答が返ってくるやら。)
 また、「宛名のある要請は、教育長・都知事本局にも上げる」、とも明言しました。

 次ぎに、以下の16の諸団体・個人からの要請行動に移りました。(敬称略)
 ・都教委包囲首都圏ネットワーク
 ・予防訴訟を進める会
 ・分限免職取消訴訟原告・疋田哲也
 ・公務災害認定請求握りつぶし訴訟原告・早川由紀子(代理)
 ・理由不明の再任用・非常勤不合格、取消要求者・花輪紅一郎
 ・「日の丸・君が代」の強制を許さない三重ネットワーク
 ・三重県教組中勢地区高校支部
 ・累積加重処分取消裁判原告・近藤順一
 ・日本聖公会東京教区人権委員会「日の丸・君が代」強制問題に取り組む会(代理)
 ・「日の丸・君が代」の強制に反対する阪神連絡会(代理)
 ・NGO言論・表現の自由を守る会
 ・「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
 ・「君が代」不当処分撤回を求める会
 ・町田市立公立学校教職員組合
 ・河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
 ・「日の丸・君が代」不当解雇撤回を求める被解雇者の会


 ところで、これで終わりと思ったところ、最後に参加者のある方が突然出てこられ、要請者の一人の襟首をつかみ、「こら!君が代だ。起立しろ!」と言いました。
 一体何が起こったのかと思っていると、彼は出席していた教育情報課のI課長とSさんに向い、
 「都教委はこのように異常なことをやっているのだ。私は元、都庁職員だった。あなた達も都庁の職員としてこのような異常なこととを放っておいてはならない。このようなことをやることは都庁職員の恥だ。都庁内部で十分話し合いをして欲しい。」
 と述べました。
 これには参加者一同驚くと同時に、このような方も私たちを支援してくれていることを知り、大変励まされました。
 抗議・要請文はいずれも素晴らしいものでした。
 ここではその中から「町田市立公立学校教職員組合」の請願書からその一部を下方に紹介します。
 なお、本日の抗議・要請行動は105分に及びました。

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・・・町田市の保護者Cさんは、お子さんの小学校の入学式で初めて「日の丸」を目にし、「君が代」斉唱を強制されたときのことをこう記しています。

 体育館に入ったとたん、壇上いっぱいに張られている「日の丸」の大きさに圧倒された。
 突然、国家という大きな箱の中に入れられた感じがした。
 こどもたちは緊張していた。
 「一同、起立、礼」という号令とともに壇上の「日の丸」に礼。
 つづいて「国歌斉唱」という司会者の力強い声の後、「君が代」が流れてきた。
 呼吸することさえ号令されているようだった。
 ここは、いったいどこなんだろう。
 ここはこどもたちの学校ではなく、軍隊の訓練所なのだろうか。
 わたしは、一気に時代をさかのぼったような感じがした。

 三年後、下の娘の入学式の日も、入学の喜びよりも、「君が代」斉唱のときに着席するんだという思いで頭が一杯だった。
 「一同、起立、礼」。
 幼い六歳のこどもたちとその親たちが、はじめて先生方と顔をあわせる場所で、お互いにこれからうまくやっていきたいですね、という思いを一掃するような「号令」
 号令というのは命令で、集団を統率するには、こんなやり方しかないのだろうか。
 「号令」に軍服は似合っても、民主主義にはそぐわない。
 旗に向かってお辞儀させるというこの儀式は、何のためのものなのだろうか。
 のちに、校長先生に疑問を述べると、「わたしも年金をもらいたいですからね」と仰ったそうです。・・・

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 【河原井さんより傍聴のお願い】
 都障労組3人組(三輪・丸子・河原井)の裁判<結審>
  (日時)9月6日(月) 16:00~
  (場所)東京地裁527法廷


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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