≪千葉学校合同ニュース 2010/12/27から≫
■ 無責任な小役人ばかり 11/26文科省交渉報告
11月26日午前11時から、全学労組(全国学校労働者組合連絡会)の文部科学省交渉がもたれ、千葉学校合同も参加した。回答者は、今回も30歳ぐらいの学校現場を知っているとは思えないキャリア?たちだった。
全学労組は、学校労働者にとって切実な14項目の申入書を提出したが、質疑時間が回答も含めて30分しかないため、教員免許更新制度の廃止と教員の過重労働の解消の2点に絞って交渉した。
交渉直前に「教員免許更新講習不履修、全国で5000人」の報道があり、《講習を合格していない現職教員の首を切るつもりなのか》と問いただした。
回答者は、「あくまでも研修ですので、受講してもらうよう働きかけているところです。」(要旨、以下同様)と、首切りは望んでいないような口調で答えた。
その直後、《研修なら免許失効はおかしい》との鋭い質問には、どぎまぎしたようすで、回答できなかった。つづいて《講習を受けられずに免許が失効になると解雇なのか》との質問にも、「各地教委が判断することで、文部科学省としては言えない。」
教育制度にも、法理にも合わない「教員免許更新制度」という無茶な法律を作ったために、矛盾を指摘されると、急に無責任になり回答をごまかすのだ。こんな連中に、日本中の学校現場が振り回されていることが、改めてはっきりと確認できた。
過重労働の解消問題では、回答者は、当然にも「出退勤時刻の記録は、校長の職務です。」と出退勤時刻の記録の必要性と学校現場での責任者を明確に認めた。
さらに交渉団が《記録の必要性をごまかしている地教委への指導を要求》すると、「各地教委の判断に(文部科学省は)指導はできない。」などとまたもや無責任を決め込んだのだ。
「日の丸・君が代」強制や「指導力不足教員」排除・業績評価導入など文部科学省が全国化に猛烈に圧力をかけて実現してきたことを棚に上げ、労働基準法・労働安全衛生法違反は、摘発も指導もしないというのだ! これまでの自らの無責任さを問われる事はごまかして対応しないという官僚エリートたちのご都合主義体質を実感することができた。
■ 全学労組・全学労連共同集会と国会デモ
この日の午後2時からは、全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議)と全学労組が「教育の完全無料化! 教員免許更新制廃止! 学校事務の共同実施廃止! 教職員定数の抜本的改善!」をスローガンに全国総決起集会を85名の結集で参議院議員会館で開いた。
この日の午前中、全学労連は、文部科学省・財務省・総務省等や関係議員へ上記要求の要請行動を行っていた。
集会は、それぞれの代表からのあいさつで始まった。その後、大阪教育合同・がくろう神奈川・北九州うい・大阪学労・アイム’89(東京)・沖縄学労から、それぞれの活動報告が熱く語られた。また、学校現場の非正規労働者も組織している全国一般神奈川労組からの連帯あいさつも受けた。
そして、集会宣言を採択し、「団結がんばろうー」で1時間半の集会を終えた。
午後4時からは、社会文化会館前を出発点にして「国会請願」デモを行った。3名の社民党衆議院議員(中島隆利副幹事長・吉泉秀男議員・服部良一議員)が衆議院議員面会所前で、デモ隊を出迎えてくれた。
その後、文部科学省・財務省に、「教育の完全無料化! 教員免許更新制廃止! 学校事務の共同実施廃止! 教職員定数の抜本的改善!」などのシュプレヒコールをたたきつけ、銀座・数寄屋橋前でもアピールし、終了した。 (Y)
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/1/22)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/18830901.html
■ 無責任な小役人ばかり 11/26文科省交渉報告
11月26日午前11時から、全学労組(全国学校労働者組合連絡会)の文部科学省交渉がもたれ、千葉学校合同も参加した。回答者は、今回も30歳ぐらいの学校現場を知っているとは思えないキャリア?たちだった。
全学労組は、学校労働者にとって切実な14項目の申入書を提出したが、質疑時間が回答も含めて30分しかないため、教員免許更新制度の廃止と教員の過重労働の解消の2点に絞って交渉した。
交渉直前に「教員免許更新講習不履修、全国で5000人」の報道があり、《講習を合格していない現職教員の首を切るつもりなのか》と問いただした。
回答者は、「あくまでも研修ですので、受講してもらうよう働きかけているところです。」(要旨、以下同様)と、首切りは望んでいないような口調で答えた。
その直後、《研修なら免許失効はおかしい》との鋭い質問には、どぎまぎしたようすで、回答できなかった。つづいて《講習を受けられずに免許が失効になると解雇なのか》との質問にも、「各地教委が判断することで、文部科学省としては言えない。」
教育制度にも、法理にも合わない「教員免許更新制度」という無茶な法律を作ったために、矛盾を指摘されると、急に無責任になり回答をごまかすのだ。こんな連中に、日本中の学校現場が振り回されていることが、改めてはっきりと確認できた。
過重労働の解消問題では、回答者は、当然にも「出退勤時刻の記録は、校長の職務です。」と出退勤時刻の記録の必要性と学校現場での責任者を明確に認めた。
さらに交渉団が《記録の必要性をごまかしている地教委への指導を要求》すると、「各地教委の判断に(文部科学省は)指導はできない。」などとまたもや無責任を決め込んだのだ。
「日の丸・君が代」強制や「指導力不足教員」排除・業績評価導入など文部科学省が全国化に猛烈に圧力をかけて実現してきたことを棚に上げ、労働基準法・労働安全衛生法違反は、摘発も指導もしないというのだ! これまでの自らの無責任さを問われる事はごまかして対応しないという官僚エリートたちのご都合主義体質を実感することができた。
■ 全学労組・全学労連共同集会と国会デモ
この日の午後2時からは、全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議)と全学労組が「教育の完全無料化! 教員免許更新制廃止! 学校事務の共同実施廃止! 教職員定数の抜本的改善!」をスローガンに全国総決起集会を85名の結集で参議院議員会館で開いた。
この日の午前中、全学労連は、文部科学省・財務省・総務省等や関係議員へ上記要求の要請行動を行っていた。
集会は、それぞれの代表からのあいさつで始まった。その後、大阪教育合同・がくろう神奈川・北九州うい・大阪学労・アイム’89(東京)・沖縄学労から、それぞれの活動報告が熱く語られた。また、学校現場の非正規労働者も組織している全国一般神奈川労組からの連帯あいさつも受けた。
そして、集会宣言を採択し、「団結がんばろうー」で1時間半の集会を終えた。
午後4時からは、社会文化会館前を出発点にして「国会請願」デモを行った。3名の社民党衆議院議員(中島隆利副幹事長・吉泉秀男議員・服部良一議員)が衆議院議員面会所前で、デモ隊を出迎えてくれた。
その後、文部科学省・財務省に、「教育の完全無料化! 教員免許更新制廃止! 学校事務の共同実施廃止! 教職員定数の抜本的改善!」などのシュプレヒコールをたたきつけ、銀座・数寄屋橋前でもアピールし、終了した。 (Y)
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/1/22)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/18830901.html
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