<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
安倍が▲ 「緊急事態宣言」(4月7日)を出した際次のようなことを述べた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・このペースで感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1か月後には8万人を超えることとなります。
しかし、専門家の試算では、私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから2週間、感染者はピークを超えるどころかうなぎ上りに増えている。
また、生活支援の為と称して打ち出した「条件付き一世帯30万円」は土壇場で「一律10万円」になったが、支給はさらに遅れ5月半ば以降という。
いったいあの「緊急事態宣言」は何だったのか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲ 『新装増補版・慈愛による差別』の続きです。
<第四章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった>
では、北村さんは最初に「国体」に触れて次のように語っています。
---------------------------
「国体」というと、国民体育大会よりさきに「国体護持」の「国体」をイメージしてしまう世代であるが、
そのとき「日本の国体は」ときかれて「はい立憲君主国です」と直立不動の姿勢で答える小学校五年生の自分の言葉を反芻している。
そして、国民の名を騙(かた)った「体育大会」がかつての「国体」(それは天皇制国家に帰一する共同体幻想であった)と「国体」を一体化する役割をはたしていることに怒りを覚える。
天皇・皇后を迎え、君が代を歌い日の丸を掲げ、天皇杯・皇后杯を下賜する。
しかも1961年ごろからは競技以外の分野での自衛隊の参加も堂々と急速にすすんでいる。
まさに「国体」はかつての「国体」である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、「健康」の問題について以下のような記述があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
健康を善として、あるべき人間像の条件に健康を掲げ、瞬時の状況をみたり、測ったりして、評価することは愚かなことである。
・・・・・・
人の苦労も知らないで「お元気ですね」と言う人がいる。
”年にしては”が省略されている。
・・・
適当にあいづちをうつと「何をやっていらっしゃいますか」とくる。
健康法、あるいは続けているスポーツは何かと言うのである。
でも即座に「スポーツをやらないからです」と言う。
すると相手はたいていそっぽをむくが気にしないできた。
人サマのことだからであった。
ところがどうも人サマのすることではすまなくなってきた。
・・どうやら、スポーツや健康は、人のからだやこころの問題としてより経済的あるいは政治的な価値が重視されてきたようである。・・
身近なところにも被害は及んできた。二人の友人に体験を報告してもらう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
として、北村さんは二つのレポートを紹介しています。
(レポート①)は、佐野公保さんの
「からめ取られた意識を取り戻す
~「国体」「身体障害者スポーツ大会」のまやかし」
です。
このレポートの内容については割愛しますが、北村さんはこの後に次のように述べています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国民体育大会が、国民の健康増進を目的の一つにしているなら、弱い立場の人や、障害を持つ人の健康をより優先しなければならない。
ところが、同じには競えないからと排除して、全く別の全国身体障害者スポーツ大会を設け、障害に応じ、程度に応じ、ルールをかえて、それぞれに表彰をする。
たとえ障害に応じて配慮が必要であっても、国民体育大会に組み込むことは可能だし、共に楽しむ競技を設けることも可能である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(レポート②)は、前山忠さんの
「『健康日本一』めざす不健康さ
~健康に優劣をつけ、賞を設けることが、教育現場に「健康」競争をあおり、
子どもの生活の管理と障害児の排除を生み出した。」
というものです。
そしてこのレポートでは、「健康日本一」をめざすためのさまざまなにわか対策と子どもの管理、そして障害者排除の実態が述べられています。
これについて北村さんは次のように語っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ほんとうに何という不健康さであろうか。
前山さんの報告を読むと、前日までのあり様が、全く天皇を迎える準備と同じであることに驚く。
障害児の排除のスタイルまで同じである。
評価が競われるという点では、当事者はより真剣になっているのかもしれない(・・)。
その上、終わったら記念の石碑が建つというのだから。
おかしくても笑ってはいられない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この本を読むと、自らもいかにこれまでボーっとして生きていたかを思い知らされます。
次回は、<第五章 「巡幸」にあやかる人・犠牲になる人>です。
==================
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
==================
東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
==================
対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.
安倍が▲ 「緊急事態宣言」(4月7日)を出した際次のようなことを述べた。
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・・このペースで感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1か月後には8万人を超えることとなります。
しかし、専門家の試算では、私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます。
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あれから2週間、感染者はピークを超えるどころかうなぎ上りに増えている。
また、生活支援の為と称して打ち出した「条件付き一世帯30万円」は土壇場で「一律10万円」になったが、支給はさらに遅れ5月半ば以降という。
いったいあの「緊急事態宣言」は何だったのか。
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▲ 『新装増補版・慈愛による差別』の続きです。
<第四章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった>
では、北村さんは最初に「国体」に触れて次のように語っています。
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「国体」というと、国民体育大会よりさきに「国体護持」の「国体」をイメージしてしまう世代であるが、
そのとき「日本の国体は」ときかれて「はい立憲君主国です」と直立不動の姿勢で答える小学校五年生の自分の言葉を反芻している。
そして、国民の名を騙(かた)った「体育大会」がかつての「国体」(それは天皇制国家に帰一する共同体幻想であった)と「国体」を一体化する役割をはたしていることに怒りを覚える。
天皇・皇后を迎え、君が代を歌い日の丸を掲げ、天皇杯・皇后杯を下賜する。
しかも1961年ごろからは競技以外の分野での自衛隊の参加も堂々と急速にすすんでいる。
まさに「国体」はかつての「国体」である。
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そして、「健康」の問題について以下のような記述があります。
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健康を善として、あるべき人間像の条件に健康を掲げ、瞬時の状況をみたり、測ったりして、評価することは愚かなことである。
・・・・・・
人の苦労も知らないで「お元気ですね」と言う人がいる。
”年にしては”が省略されている。
・・・
適当にあいづちをうつと「何をやっていらっしゃいますか」とくる。
健康法、あるいは続けているスポーツは何かと言うのである。
でも即座に「スポーツをやらないからです」と言う。
すると相手はたいていそっぽをむくが気にしないできた。
人サマのことだからであった。
ところがどうも人サマのすることではすまなくなってきた。
・・どうやら、スポーツや健康は、人のからだやこころの問題としてより経済的あるいは政治的な価値が重視されてきたようである。・・
身近なところにも被害は及んできた。二人の友人に体験を報告してもらう。
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として、北村さんは二つのレポートを紹介しています。
(レポート①)は、佐野公保さんの
「からめ取られた意識を取り戻す
~「国体」「身体障害者スポーツ大会」のまやかし」
です。
このレポートの内容については割愛しますが、北村さんはこの後に次のように述べています。
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国民体育大会が、国民の健康増進を目的の一つにしているなら、弱い立場の人や、障害を持つ人の健康をより優先しなければならない。
ところが、同じには競えないからと排除して、全く別の全国身体障害者スポーツ大会を設け、障害に応じ、程度に応じ、ルールをかえて、それぞれに表彰をする。
たとえ障害に応じて配慮が必要であっても、国民体育大会に組み込むことは可能だし、共に楽しむ競技を設けることも可能である。
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(レポート②)は、前山忠さんの
「『健康日本一』めざす不健康さ
~健康に優劣をつけ、賞を設けることが、教育現場に「健康」競争をあおり、
子どもの生活の管理と障害児の排除を生み出した。」
というものです。
そしてこのレポートでは、「健康日本一」をめざすためのさまざまなにわか対策と子どもの管理、そして障害者排除の実態が述べられています。
これについて北村さんは次のように語っています。
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ほんとうに何という不健康さであろうか。
前山さんの報告を読むと、前日までのあり様が、全く天皇を迎える準備と同じであることに驚く。
障害児の排除のスタイルまで同じである。
評価が競われるという点では、当事者はより真剣になっているのかもしれない(・・)。
その上、終わったら記念の石碑が建つというのだから。
おかしくても笑ってはいられない。
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この本を読むと、自らもいかにこれまでボーっとして生きていたかを思い知らされます。
次回は、<第五章 「巡幸」にあやかる人・犠牲になる人>です。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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