(3)戸山高校の保護者による学校長宛要望書
2005年2月18日
都立高校校長各位
都立戸山高校保護者
M.M.
年度末にあたり、お忙しくお過ごしの事と存知ます。
昨年9月7日校長連絡会において「国歌斉唱時に生徒に起立するように指導する事を教員に対し校長が職務命令を出す様に」と都教委が口答指導したと、新聞記事で知りました。
10月の戸山高校PTA行事において佐藤校長に「生徒が立たない、歌わないと選択しても、先生を処分しないで下さい」と要望しました。
11月都教委高校指導課に「口答指導」の内容を確認しました。
12月より都教委に「口答指導」撤回の要望書を提出しています。この要望に対する回答を都教委に求めましたが、無回答でした。
大切に育ててきた子どもが都教委によって「立って歌わないと、先生を処分するよ。」となぜ指導されなければならないのか、理解出来ません。
保護者には都教委が「先生の処分」を盾に生徒を脅迫していると感じます。
起立調査も生後の基本的人権を侵害する調査だと考えます。
校長先生は都教委からの多岐に渡る要求事項で多忙を極めていらっしゃる事と存知ます。
しかし、校長先生の最も大切な仕事は憲法・教育基本法を遵守する中で、生徒のすこやかな成長をささえる事なのではないでしょうか。
思春期の難しい時期を歩む生徒にとって、学校教育の中で「一人のかけがえのない存在」として大切にされる体験は、自己肯定感を高め、生きる意欲をささえる源になります。
「9月7日口答指導」の撤回に対し、校長先生もご尽力下さいます様お願い申し上げます。
校長先生が教師を志された時の熱い思いを今一度思い出して頂き、生徒の「思想・良心の自由」をお守り下さい。
なお都教委と佐藤校長に提出した要望書を添付します。
2005年2月18日
都立高校校長各位
都立戸山高校保護者
M.M.
年度末にあたり、お忙しくお過ごしの事と存知ます。
昨年9月7日校長連絡会において「国歌斉唱時に生徒に起立するように指導する事を教員に対し校長が職務命令を出す様に」と都教委が口答指導したと、新聞記事で知りました。
10月の戸山高校PTA行事において佐藤校長に「生徒が立たない、歌わないと選択しても、先生を処分しないで下さい」と要望しました。
11月都教委高校指導課に「口答指導」の内容を確認しました。
12月より都教委に「口答指導」撤回の要望書を提出しています。この要望に対する回答を都教委に求めましたが、無回答でした。
大切に育ててきた子どもが都教委によって「立って歌わないと、先生を処分するよ。」となぜ指導されなければならないのか、理解出来ません。
保護者には都教委が「先生の処分」を盾に生徒を脅迫していると感じます。
起立調査も生後の基本的人権を侵害する調査だと考えます。
校長先生は都教委からの多岐に渡る要求事項で多忙を極めていらっしゃる事と存知ます。
しかし、校長先生の最も大切な仕事は憲法・教育基本法を遵守する中で、生徒のすこやかな成長をささえる事なのではないでしょうか。
思春期の難しい時期を歩む生徒にとって、学校教育の中で「一人のかけがえのない存在」として大切にされる体験は、自己肯定感を高め、生きる意欲をささえる源になります。
「9月7日口答指導」の撤回に対し、校長先生もご尽力下さいます様お願い申し上げます。
校長先生が教師を志された時の熱い思いを今一度思い出して頂き、生徒の「思想・良心の自由」をお守り下さい。
なお都教委と佐藤校長に提出した要望書を添付します。