パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

藤田の日記2/01~2/05

2007年06月30日 | 藤田の部屋
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2007/05/17(木)     紫陽花
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 花なきときに 咲く花は 皆に愛でられ 

 一面の花 咲き誇る 春の野面に 野草はひっそりと咲く

 それでも 藍色の紫陽花は 花の王者であリ続ける

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2007/05/18(金)     パッシング
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 最近は埼玉北部の地に閉塞している。 それでも車で近在を走る。 唯一の民衆との連帯感が対向車のパッシングである。 おお、ネズミだあ。 田んぼと道路の境のフェンスに筵を架けてそこに隠れて測定している。 「ありがとう、トラックの運ちゃん」 こっちが発見したときはそれこそバカバカパッシング、連帯のメッセージである。
 この前東京に行ってほんの一寸駐車して戻ったらもう紙が貼られていた。 紙をペタッと貼るだけで9千円だ。 こんなぼろもうけの商売はない。 わが哀しき9千円はどのように消費されたのであろうか。 葉書一枚で命取られるよりはましだが。 責務を転嫁されて戦争する国への道を歩みつつある日本の現状はバックパッシングとか言うらしい。

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2007/05/19(土)     王様と椅子
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 今や金正日は、三十歩歩くのがやっとらしい。 側近が椅子持ってくっついている。 チャップリンが生きてたらさぞかし面白いシーンとなっただろう。 「ピョンヤンの王様」、椅子係りの側近! 老いた狸はバカする元気もないが、もっと危ないのが出てきたらエライことだと言っている人びとがいる。
 1994年、金日成が殺されたのか病気であったのか知らぬがなくなったとき、「これで共和国は変わる!」と期待した。 浅墓であった。 もっと悪くなってしまった。 だから今回も手放しで喜べない。 世の中というのは予測不可能なことが多い。

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2007/05/20(日)     コーヒー牛乳
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 「月極(げっきょく)って書いてあるけど、どういう意味ですか」と、ある外国の人に聞かれたという話をしていたら日本人の学生が「月極(げっきょく)」さんだと思い込んでいたという話を聞いた。 T大学教育学部のA君、「げっきょくさんて金持ちなんだねえ、方々に駐車場持ってる」と友人達に言ったという。 彼はそれ以来、「げっきょくさん」と呼ばれることになった。 確かに土地持ってれば金持ちだ。 資本主義ならずして地本主義だ。
 ある日、この「月極」君、いつもコーヒー牛乳飲んで溜まっている女子学生の群れに警告を発した。 「そんなにコーヒー牛乳ばっかし飲んでると子供出来たときおっぱいからコーヒー牛乳が出ちゃうよ」 ユーモアある学生である。 何処かの小学校で人気のある先生であったらいいが。 今は学校が管理、管理、点数、点数とかで余裕を失って砂漠のようであるという。 教員になって管理職から苛められていないといいが。

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2007/05/21(月)     裏金
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 戦争などという愚かで悲惨なことを何故するのであろうか。 大日本帝国陸海軍幹部にとって戦争とは己の誉れをなしうるこの上ない好機なのだ。 南洋の餓死状態の中でも幹部は銘酒「常盤誉」を飲んでいたというではないか。 特にその機密費は戦火が燃え盛れば盛るほど莫大なものとなる。 酒池肉林である。 ことに戦争とは超法規状況であるゆえに何でもやり放題となる。 野放図なる逸楽である。 麻薬を介しての更なる利得は全くブレーキがかからない。 皆がそのおこぼれに群がっていく。
 今日、内閣機密費が何十億、迂回して入ってくる金、何百億、権力者は好き勝手に浪費している。 トップがそうなら以下、各省、天下り団体、地方自治体幹部皆が裏金に群がる。 警察・検察・裁判所まで。 政府は批判を封じるためにマスコミ関係者にも金を叩き込む。 何とも情けない国となってしまった。 戦後半世紀余、あらゆる組織が腐朽して腐臭を放っている。 政治家、高級官僚が己の利得のみに走った結果として国民の毎年毎月の営々辛苦たる年金の積み立ては食い荒らされてしまった。 一体幾ら残っているのか。

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2007/05/23(水)     「お前の名前は何というのだ」
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 検察がこんな証拠を出してくる、或いは出したと世間に言うことは罪となるのか。 裁判の公開が憲法によって保障されているということは、裁判は常に市民の監視下にあるということである。 ならば市民はその証拠を検討出来なければ意味がない。
 2004年追加された刑事訴訟法281条その3,4、5において被告人及び弁護士は裁判の検察側証拠を世間に提示してその不当を訴えると刑事罰に問われることとなった。 何と言うことだろう。 「こんなひどい証拠、偽造証拠、偽証で私は有罪にされようとしています」あるいは、「有罪とされたのです」と世間に訴えると懲役を科せられるというのである。 裁判は法廷内の密室の中で裁判長の厳粛なる裁定の下、一切の批判を許さず行われなければならないということになる。 裁判の具体的批判、言論活動は監獄行きだ。
 2003年、裁判長が訴訟指揮に異議を唱えた弁護士に、「お前の名前は何というのだ」と激昂し監置処分にした例が新潟地裁であったというが益々暗黒裁判が加速されていくのであろう。
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