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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

6・21東京「君が代」裁判 第傍聴者の声

2007年06月23日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ★ 東京「君が代」裁判・第2回口頭弁論 傍聴者の声 【2007・6・21】
 ヒラメ裁判官を嘆く。被処分者一人ひとりがさらに運動の広がりの先頭に!


*「昨日の不当判決(「君が代」解雇裁判)な判決に心底怒りを感じます。世界と後世に恥ずかしい判決。司法の独立は一体どこへ行ったのだろう。この怒りを次のたたかいの力に変えて、最後の勝利はこちらにあることを世に示す為にがんばらねばと思いを新たにしました。負けない。生涯私が私であるために―。」  (A・O 現役教員 被処分者原告)

*「昨日と今日、澤藤・白井弁護士から3年以内に最高裁大法廷で日本のバーネット判決を勝ち取ろうとの提起を聞いて共感した。学校・地域で真の子どもたちの幸せをつくり出す実践をすすめている人々の中に支援を広げるために、がんばろうと決意を新たにした。」  (小島昌夫 元教員)

*「教育三法も強行成立。先生方への苛虐処分の際限ないエスカレート。人々の幸福のために行政があるのではなく、人々を支配し、人格を否定し、生活を奪い、心を傷つけて、政府・権力者の使い勝手の良いロボットとするための日々の教育統制に身の毛がよだつ思いです。しっかり抵抗し、戦い続けておられる先生方・弁護士方に有難く、心強く、希望の源をいただいています。
 民主主義に全く逆行する暴政に、一人でも多くの人がいきどおり、ノーと言い出せるよう連帯させてください。」  (岡田良子 市民)

*「自分なりに、真面目に考えながら教育にたずさわって来たつもりです。その最後の年の“03年”10.23通達。教育に強制はなじまないという私の考えと相反する、土足で教育現場に踏み込むようなもの。どうして従えようか。教育者としての良心を失いたくないと不起立で処分を受けた。
 昨日の裁判官に、司法者としての真面目さ、真剣さがあるのだろうか。原告の訴えをしりぞけたのなら、その理由を原告らに直接説明する責任があるのではなかろうか。“サラリーマン裁判官”ではないか。司法権の独立と裁判官の独立を実現して欲しい。」  (柳掬一朗 被処分原告)

*「旭川学テ最高裁判決は『党派的な政治観念や利害のよって支配されるべきではない教育に、政治的影響が深く入り込む危険があることを考える時は、教育内容に対する国家的介入についてはできるだけ抑制的であることが要請される』とあるのに、10.23通達は全く抑制的でない、と加藤弁護士が本日、弁論されました。特に、思想・良心の自由を式の前に生徒に説明することは『不適切』だと決め付ける都教委の独自の儀式観は、『生徒を自ら判断し行動できる人格』とは認めず、“上”の言う通り動けという、戦前レジームの生徒観と同じだと思います。」  (永野厚男 ライター)

*「昨日の君が代解雇裁判での不当判決に強い憤りを抑え切れませんでした。憲法を守る法の番人であるべき司法の反動的判決に断固抗議したい。この反動の流れをなんとしても阻止しなければと決意を新たにしました。来る参議院選挙では憲法を守る勢力の為にがんばりましょう。護憲派が負けるようなことがあれば、反動の流れはいっそう強まることになるでしょう。政治情勢を変えるために頑張りましょう。」  (赤石二三子 元教員)

<ヒゲメモ>
 本日は 03年度の周年行事・04年春の卒・入学式での「不起立・不伴奏」による不当処分撤回を求めて原告173名・弁護団67名の第2回口頭弁論。私達原告側訴状(07年2月7日)に対して、都側の答弁書・準備書面等 書面による双方の主張のやり取りが始まっています。したがって本日の口頭弁論は、原告側加藤弁護士の10分間の弁論で終わり、次回(第3回目)10月4日(木)13時30分に決まり。

 簡単に終わったことも在り、その後の報告集会でも昨日の「解雇裁判」判決検討、弁護士見解、今後の展望等が話題の中心でした。傍聴者の声も皆さん昨日の、司法の独立も放棄した、行政追従・行政の番犬に成り下がった最低・最悪の判決に怒りの声ばかりでした。
 報告集会で弁護士さんから、「ヒラメ裁判官の典型的な心情...ピアノ採決最高裁小法廷(2月27日)判決を受けて、最高裁はこういっているのに違いない...自分の頭で一切考えない、裁判官の良心はどこにも見られない、『ヒラメ判決』」。
 「解雇判決」」細かい報告は又の機会にしたい。昨日は連日の裁判に関わらず、傍聴希望者127名。請求人60人。弁護士25人。いつもながら心から感謝。

 「予防訴訟」訴訟勝利は予想もしない完全勝利。静かな「40秒間の不服従」で一気に「首切り」の「解雇裁判」は勝てると思っていたことが甘かった。7・19は「再発防止研修取り消し裁判」判決。3連勝などと考えていたが、司法の反動は加速化。「予防」難波判決は実に勇気あるものと再確認。
 この国の子どもの未来と教育の「自由」、平和と民主主議を守るために、私達の裁判は絶対勝たねばならない。あらためて法廷外の力、運動の広がりを私達原告一人ひとりが大きく声を出し続けることの大切さ。この国の行く末を心から案じている人と手をたずさえて。
 個人的事情で、長期にわたり自宅を空けていました。その間、国会は暴走の加速化もいっそう進む。ひるんではならない、気持ちを新たに。
「被処分者の会」 星野

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