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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(157)

2010年10月08日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 報告と10・15一次訴訟結審傍聴へ!

東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆相次ぐ法廷の傍聴ありがとうございました。
 再雇用拒否二次訴訟(9/30)、東京「君が代」裁判三次訴訟(10/1)、東京「君が代」裁判二次訴訟(10/4)と毎日のような法廷の傍聴ありがとうございました。
 東京「君が代」裁判二次訴訟(10/4)について「しんぶん赤旗」(10/5、全国版社会面)が報道していますので紹介します。
 「君が代」強制は耐え難い苦痛 東京地裁 教員ら証言
 (しんぶん赤旗 2010・10・5 社会面)

 東京都教育委員会による「日の丸・君が代」への起立・斉唱強制に従わなかったことを理由に処分された都立学校教職員66人が、都を相手に処分の取り消しなどを求めた裁判の第8回口頭弁論が4日、東京地裁(青野洋士裁判長)で行われました。
 原告の教員3人と憲法学者の土屋英雄・筑波大学大学院教授が証言に立ちました。

 世界史の教員は、侵略戦争のシンボルだった「日の丸」を掲揚し、天皇制を賛美する「君が代」を歌えとする命令は、「自分の歴史観に反するものに共感や感動を抱くことを強制するもので、耐え難い苦痛」だと述べました。さらに「自分自身にうそをつかず、自分の考えを大事に生きてほしい」と教えてきた生徒を裏切ることにもつながるとして、「強制は人格の根幹、良心の核心にふれる問題」だと述べました。
 土屋英雄教授は、国旗への忠誠の誓い・国歌斉唱を強制することは憲法違反とする米国の判例を紹介しました。ヨーロッパでは生徒・保護者・教員に国旗敬礼と国歌斉唱を強制している国は一つもなく、国際人権規約で思想・良心の自由を侵害する恐れのある強制を明確に禁止していると指摘。「都教委の10・23通達は憲法と国際人権規約に違反するとみるのは自然な法解釈」だと話しました。

 ◆東京「君が代」裁判一次訴訟控訴審、いよいよ結審!
 いよいよ一次訴訟控訴審(高裁)が、10月15日に結審します。当日は浦部法穂神戸大名誉教授(憲法学)の証人尋問と原告・弁護団の最終弁論です。大法廷(定員100名)のため、満席にするのは容易ではありません。皆さんの傍聴をお願いします。
 *報道関係者の取材歓迎!

 ★☆東京「君が代」裁判一次訴訟控訴審・証人尋問&最終弁論(結審)☆★
 (04年処分取消請求、原告169名)
 10月15日(金) 13時集合(傍聴抽選あり) 13時30分開廷
  東京高裁101号法廷(大法廷、定員100名)
  13時30分~浦部法穂神戸大名誉教授証人尋問(憲法学)
  15時15分~原告2名・弁護団最終意見陳述
  終了後、報告集会 TKP新橋ビジネスセンター(案内あり)


 下記HPでは行動予定、裁判資料、声明文などが入手できます。最高裁要請署名用紙・共同アピールもダウンロードできます。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓(10月2日新規更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス
可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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