パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

<立たないとクビッ!?>(6)

2007年10月23日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ☆ 改悪教育基本法の実働化をとめよう ☆ 12・22全国集会(6)

<転送歓迎>(重複ご容赦) ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(10月20日)、「12・22全国集会」の第二回実行委員会が開かれました。
 完成した<本チラシ>(たいへん目立ちます)も持ち込まれ、<賛同のお願い>、<振込用紙>と一緒に発送作業も行われました。
 希望される団体・個人の方は、以下までご連絡下さい。
 賛同して下されれば、無料で必要枚数送ります。
 〒160-0008
  東京都新宿区三栄町6 小椋ビル401号
   「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 気付け 
        「12・22集会実行委員会」
     電話 090-6533-0542
     FAX 03-3554-0099(これが一番いいです)
        メール ganba1222syukai@yahoo.co.jp

 実行委員会では、「本チラシ」が完成したので今後本格的に、賛同のお願いや宣伝を開始することが確認されました。皆さんも是非協力して下さい。
 また、集会については、
  ①「日の丸・君が代」の強制と処分を許さない
  ②改悪教育基本法の実働化を許さない

 という内容の「全国集会」にふさわしいものになってきたと思います。(・・・・以下を参照)

 ところでその後、都高教組の仲間と話しました。
 東京ではすでに「業績評価」に給与が連動し、職員会議で意見を言ったり、校長を批判したり、中には組合資料を勤務時間外に配布したりしただけでも、C、D評価(ほとんど定期昇給がない)になり、モノも言えない職場になりつつあることを知りました。

 まさにファシズムです。東京の教育現場は、「茶色の朝」どころか真昼近くになっています。
 しかも、改悪教育基本法が実働化し、教員免許更新制が始まれば、教育内容のチェック(「愛国心」をしっかり教えているか)も始まり、C、D評価どころか、免許更新さえおぼつかなくなるだろうということでした。

 全国の皆さん!!
 これはわずか数年で、とくに「日・君」強制・処分をテコに、東京で起きてきたことです。
 改悪教育基本法の実働化は、これが全国化するのです。
 今、この実働化を食い止めなければ、日本の教育現場は、そして日本社会も、とんでもないことになります。

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《立たないとクビッ!?》
   改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会


<日時> 2007年12月22日(土) 13時~16時
      (開場12時、12時30分よりプレイベント「自由の風合唱団」「寿」)
<場所> 北とぴあ さくらホール (東京・JR王子駅前、定員1300人)
<会場費(資料代)> 500円

<集会の主な内容>(予定、順不同)
  ・4人の呼びかけ人からの発言
  ・国会議員からの発言
  ・「日の丸・君が代」強制反対闘争からの発言
   (東京)根津・河原井さん、教え子、被処分者、保護者
   (全国)新潟と(もう一県)。
   (弁護士から)
  ・改悪教育基本法の実働化阻止の闘いからの発言
    沖縄・高教組(教科書問題)
    大阪(教職員評価・育成システム)
    京都(経済界による「改革」)
    北海道(学テ、組み合い潰し)
    埼玉(県ぐるみ実働化)
    東京杉並区(条例化)
  ・格差との闘いからの発言
    首都圏青年ユニオン
  ・決議採択・行動提起
  ・音楽「寿」、「映像ダイジェスト」もあります。
  ・メッセージもアメリカ、フランス、韓国に依頼中です。

<集会翌日> 10時~13時、全国交流会(「北とぴあ」で)
            (交流と今後の闘いの進め方などについて)
<呼びかけ人>
  大内裕和さん(松山大学)、小森陽一さん(東京大学)
  高橋哲哉さん(東京大学)、三宅晶子さん(千葉大学)
<主催> 「12・22集会実行委員会」
<連絡先>
 〒160-0008
  東京都新宿区三栄町6 小椋ビル401号
   「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 気付け 
        「12・22集会実行委員会」
      電話 090-6533-0542
      FAX 03-3554-0099
      メール ganba1222syukai@yahoo.co.jp
      ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/germinal1222
      ホームページ http://1222syukai.sub.jp/

<集会賛同>を募っています。       
  口 座   00190-2-631921
  加入者名 「12・22集会実行委員会」
  賛同金 個人1口  500円(できるだけ2口以上)
        団体1口 2000円    
  (公表の可否を書いてください。集会当日賛同者一覧を発表)

<振込用紙、本チラシなどについて>
  ご連絡いただければ送ります。
  まとめて注文して(FAXが助かります)いただければ助かります。
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《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう 12・22全国集会の呼びかけ
2007/10/08 大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子

 2006年12月15日、政府・与党は教育基本法「改正」法案の採決を強行しました。「改正」後の教育基本法は、「日の丸・君が代」、「伝統文化」、「愛国心」といった国家主義を押しつけるとともに、「教育の機会均等」を解体することで、子ども一人ひとりが自由・平等に学ぶ権利を奪い、新自由主義によって生み出される「格差社会」を子どもたちの中から作り出そうとしています。
 すでに1999年の「国旗・国歌法」成立以来、「強制は行わない」という政府答弁にもかかわらず、卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制は全国の教育現場で行われています。「国旗・国歌法」の制定は、教育基本法改悪へ向けての重大なステップでした。
 特に東京都では、東京都教育委員会が2003年10月23日に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」(10・23通達)とその詳細な実施指針を出し、それに基づく「職務命令」が各学校で教職員に対して出されました。そして、「不起立・不伴奏」などで従わなかった教職員には、戒告、減給、停職などの処分や、再雇用教員の不採用・解雇がなされました。すでに被処分者の数は388名(2007年5月25日現在)に達しています。
 2006年9月21日、東京地裁は、東京都教育委員会の10・23通達及び校長の職務命令は「思想及び良心の自由」を定めた憲法に違反し、1947年教育基本法10条の「不当な支配」にあたるとして、原告勝訴の判決を出しました。しかしこの判決にもかかわらず、東京都教育委員会は「10・23通達」を撤回せず、「日の丸・君が代」強制と教職員の処分を続けています。
 被処分者の一人である根津公子さんは、すでに停職6ヶ月の処分を受けています。来年3月の卒業式でさらに処分がなされれば、解雇(免職)の危険性が高いと言われています。「日の丸・君が代」強制に反対したという理由だけで、教職員が職場を奪われるということになれば、学校教育における民主主義と自由はその生命を失ってしまうでしょう。
 「日の丸・君が代」強制による処分の問題は、「愛国心」を明記した改悪教育基本法の実働化、2009年から始まる教員免許更新制度のあり方にも重大な影響を与えるでしょう。学校教育の国家統制がさらに強化されるかどうかを大きく左右する、重要な意味をもっています。
 この危機に抗するために、来年春の卒業式・入学式へ向けて、改悪教育基本法の実働化を象徴する「日の丸・君が代」強制の問題を共有し、さらなる反対を広げていくことを目的として、2007年12月22日(土)に東京で「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」を開催しよう、ということになりました。皆さん、この12・22集会に結集して、改悪教育基本法の実働化をとめよう!「日の丸・君が代」強制と処分を許さない!という意思をはっきり示そうではありませんか。
 「《立たないとクビッ!?》改悪教育基本法の実働化をとめよう12・22全国集会」
への個人・団体での賛同と参加を、心からお願い致します。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/

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