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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

安倍を倒そう!(577)<ジョン・ロック『統治二論』に見る安倍政権の暴政(2)>

2020年02月25日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 前回のメールでは、安倍政権の暴政が尽きないことを述べ、▲ ロックの『統治二論』からそれに関する記述を紹介した。
 その中で、ロックは、「法が終わるところ、暴政が始まる」と述べ、「社会のそもそもの指名によって権威を与えられていないのに、新しい法を導入したり、古い法を覆したりする者は誰でも、それによって法が作られた権力を否認し、転覆させ、新しい立法部を樹立することになるのであろう」と述べていた。
 しかし、現在暴政を続ける安倍政権はなかなか倒れない。
 「こんなにでたらめばかりしているのにどうして倒れないのだろう」という声もよく聞く。
 そして日本の人々に対して悲観論に陥る人もいる。
 この問題について、ロックは前回紹介した最後の文章の後に、次のように述べている。

 第二に私は、そうした革命が、公的なことがらに関する些細な不手際があるたびごとに起こることはないと答えよう。
 支配者の側に大きな失政があっても、多くの不正かつ不都合な法があっても、人間の弱さに由来するどんな過失があっても、人民は、反抗もせず、不平も言わずに耐え忍ぶであろう。
 しかし、長く続く一連の悪政、言い逃れ、策謀がすべて同じ方向を辿っているために、その意図が人民の目に明らかになり、人民が、自分たちがどんな状態の下に置かれているかを悟らざるをえなくなった場合、人民が自ら決起し、統治が最初に設立されたときの目的を自分たちのために保証してくれる人々の手に支配権を移そうとすることは決して不思議ではないのである。
 これがピューリタン革命(1642)と名誉革命(1688)の動乱期を生き抜いたジョン・ロック(1632~1704)の見解である。
 また、ロックはその後の所で、抵抗の仕方についての貴重な見解を述べているので、それも紹介しておきたい。
 攻撃に対して、一撃を受け止めるための盾だけをもって立ち向かったり、剣を手にすることなく、攻撃者の自信と力とを低下させるための何かもっと丁重な姿勢で立ち向かったりする者は、たちまちのうちにその抵抗に行き詰ってしまうであろうし、また、そんな防衛ではもっとひどい扱いを招くのが落ちだということに気づくであろう。
 これは、ユヴェナーリス(ローマの風刺詩人:渡部注)が馬鹿げた戦いの仕方だと考えた「お前が殴るなら、いくらでも殴られてやるさ」と同様に、抵抗の馬鹿げた方法である。
 そして、そのような戦いの結果は、彼〔ユヴェナーリス〕がそこで次のように描いたのと間違いなく同じものになることはであろう。
  あわれな男の自由とはこんなもの。
  さんざん殴られ、打ちのめされて、
  わずかでも歯のあるうちに帰してくださいと、
  ただ平伏して哀願する。
 人が殴り返すことは許されないというような想像上の抵抗の行き着く先は、いつもこんなものであろう
 従って、抵抗を許される者は、殴ることも許されなければならない
 そしてロックは最後に、革命が勝利した後にはどうなるかについて以下のように述べ、この書を結んでいる。
 そして、人民は、至高の存在として行動する権利を手にし、立法権を自分たちのうちに置き続けるか、新しい形態の統治を打ち立てるか、それとも、古い形態の統治の下でそれを新たな人々に委ねるかを、自分たちがよいと考えるところに従って決定する権利をもつことになるのである。
 人類は、歴史の中で多くのことを学んできた。
 今から330年も前に書かれたロックのこの書もまた、現代に生きる私たちに色々なことを教えてくれる。
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 【五輪への子どもたちの強制動員に反対する都教委要請行動】
   (主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)
 <日時> 2月28日(金)16:00~
 <集合時間・場所:15:30 ・都庁第一庁舎1階ロビー
  *要請文などがありましたら持参してください
  **要請会場が未定の場合は、直接都教委(第二庁舎16階)に行きます。


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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