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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

再雇用拒否撤回第二次提訴について

2009年10月02日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。

 昨日(9月29日)、「君が代」不起立による懲戒処分を理由に2007年、2008年、2009年に退職後の再雇用を拒否された退職教員たち25名が原告となって、東京地裁に第二次提訴が行われました。
 第一次提訴は2004年、2005年、2006年の方々で原告は13名です。
 08年2月に東京地裁は裁量権逸脱で東京都に損害賠償を命令。
 現在高裁で係争中。明日10月1日に結審です。

 第二次提訴の特徴の一つは、弁護団(11名中8名)が東京の弁護士では手がまわらず、埼玉の弁護士、しかも若手が前面に出てきたということです。
 報告集会で若々しい弁護士たちが会場の前に並んだ時は大変頼もしく思いました。

 また原告の何人かは、報告集会で次のようなことを述べました。
  「本来自分は集団行動とか組織的な行動とかはやらない人間だ。」
  「自分は運動にはなじまない人間だ。」
  「しかし、この間の都教委のやり方に憤りを感じて黙ってられない。」
  「退職後の収入を奪われた。生存権をかけた闘いだ。」

  「退職後の生活がダメにされた。泣き寝入りすることはできない。」
  「すでに自分はこれで三つの裁判の原告となった。それでも闘う。」
  「おかしいことはおかしい。希望をもってやっていきたい。」
  「25分の1の力になりたい。」
  「あきらめなければ勝てる!」

 つまり、もう一つの特徴は、「組合の役員や闘士」ではない人々が闘いの前面に出てきたということです。
 石原や都教委は、弾圧すれば弁護士や教員は黙ると思っているのかも知れませんが、逆です。
 新しい若い弁護士たちが戦線に加わり、新しい無名の教員たちが「闘いの火を消すな!」と闘いを引き継いでいるのです。
 (東京都での「君が代」処分で人事委の請求人や裁判の原告になっている人数は延べ約750名にものぼっています。)
 なお、報告会でのキーワードとなったのは、「希望」と「あきらめない」でした。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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