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大阪府新規採用教員不足:九州で追加募集

2012年10月25日 | こども危機
 ◆ 大阪府教委:公立学校教員を追加募集
   20~30人、九州で 団塊世代退職で異例対応


 大阪府教委が来春採用予定の公立学校教員を追加募集する方針を固めた。中学技術や理科などの教員約20~30人を九州各県で募る。
 府内では、団塊世代の大量退職に伴う新規採用の教員確保が課題となっており、府教委が追加募集に踏み切るのは初めて。
 同様の課題を抱える東京都教委も10年度から小学校教員で行っているが、全国的には異例。
 府教委が7~9月に実施した来春採用の選考では小中高校などで計2310人を募集したが、志願者は前年度比約1350人減の1万1807人(倍率5・1倍)で、05年度以降、志願者数、倍率とも最低となった。
 教員志望者は複数の自治体の採用試験を掛け持ちすることがあり、今年度は九州の各県・政令市と試験日程が重複。府教委はやむを得ず大阪府での出願を諦めたケースも多いとみて、九州に絞って追加募集することにした。
 府教委は05年度から毎年2000人以上を大量採用しているが、採用数と質の両立が課題。理系科目は研究者志向の学生が多く確保が難しい
 教員確保が難しい背景として給料の低さを指摘する声もある。総務省によると、府内の公立小中教員の平均給料(11年4月時点)は月約32万7000円で、全国平均より約4万6000円安く、都道府県で最低となっている。【林田七恵】
『毎日新聞』(2012年10月23日 大阪朝刊)
http://mainichi.jp/area/news/20121023ddn002100035000c.html
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