ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある街のピアノ教室のブログです。日々の出来事を綴っています。

スイート・ホーム

2019-03-06 22:35:56 | 
『スイート・ホーム』 原田マハ

初めて読む作家さん。
でも、言葉の持つリズム感が心地よかった。

何より、
物語の空気感が
優しかった。

日々の暮らしを
家族を
家を
そして周囲の人々を
心から大切に生きる。

こういうお話に触れると、
私も
優しくなりたい
と思う。

優しく、優しく。
発表会前で、
頭から湯気が出ちゃいそうだけれど、
優しく。。。(笑)

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ソウルメイト

2014-02-04 23:29:44 | 
「ソウルメイト」馳 星周

圧倒的な猫派の私が、この本を読んで「犬、いいな」と思ってしまった。

短編収録。
犬種によって性格も違うなんて、
あんまり考えたこともなかったな。
飼い主との絆に泣けてしまった。

私にもこんなソウルメイトがいたらな。
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西の魔女が死んだ

2013-10-02 16:48:45 | 
「西の魔女が死んだ」梨木 香歩

子ども向けの本かな?
題名にインパクトがあって、
一体どんなストーリーが展開するのかと心配していた。

題名の強さとは裏腹に、
優しい、優しい話だった。

主人公まいに魔女の手ほどきをするおばあちゃん。
このおばあちゃんとまいの会話が素敵なのだ。
中学生のまいの様々な疑問に
おばあちゃんが心を込めて答える。
決して、茶化したりしない。
まいの気持ちを大切に大切に、大切にしている。

私も、おばあちゃんのように、
生活の一つ一つ、会話の一つ一つを大切に
慈しみながら生きて行けるようになりたい。
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恋人父娘 とっておきの青春

2013-08-17 21:25:19 | 
「恋人父娘 とっておきの青春」 井沢 満

この人の作品は、基本的に登場人物が全員名前。
父が言った、とか、娘はこうした、とかではなく、
郷子は…、雄平は…。
名前を覚えるのが苦手な私にとって、
ちょっと大変だけれど、ほどよいのが井沢さん。
絶対に無理なのがロシアもの…、名前自体が長すぎ~~~(笑

今回の本も井沢色いっぱい。
登場人物の一人一人がすごく人間ぽくて、
そして愛おしい。

父の恋愛も素敵。
娘も、結婚相手をこの人!と決めて、やっぱり違った、やっぱりこの人!
…でもなくて、やっぱり…。
なメチャメチャな所も、なんだかとっても愛おしくなってしまう。
周りにどんな風に捉えられようと、
祖父も含めて、自分の人生、自分で幸せに思えることを…
と自分を大事にする姿が、いいな、と思える。
そしてトドノツマリ、
祖父・父・娘の三人の暮らしを三人とも大事にしたかったんじゃないかなぁ
と感じ、物語の続きの六人生活までも見てみたいと思わされる、
そんな作品でした。
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きみはいい子

2013-08-04 22:23:56 | 
「きみはいい子」 中脇初枝

ほんのちょこっと、それぞれの登場人物の絡みが出る、
5本の短編。

人の持つ「毒」を見せられた感じ。

自分の仕事も、我が子も、友だちも、親、そして自分をも
もっともっと大切にしなきゃ!
と人を愛おしく、また大事にしたいと思わされた、そんな本でした。

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幸せの条件

2013-07-27 22:03:31 | 
「幸せの条件」 誉田 哲也

何に対してもやる気のないOL…に感じられた主人公が、
出向先の農家で色々な経験を通して、
人として生きること、生かされることを見つめていく。

読んで行くと、農家の大変さ、面白さも感じられるし、
バイオエタノールの可能性もなるほど、なるほどと思って読めた。
日本の食料自給率は低いけれど、輸入が全て止まったら100%になる…
なんて、当たり前だけれどそんなことにも気付かされた。

でも、それ以上に人の温かさや、
自分が幸せに思えることを見つけていく主人公の気持ちの変化が、
私にも前向きな気持ちを分けてくれたようにも思えた、
そんな本でした。
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ゆきの、おと

2013-07-23 23:39:52 | 
「ゆきの、おと」 井沢 満

温かい温かい、家族の紡ぎ出すお話。
って、ほのぼのだけの物語ではない。

思いやりに溢れた、とってもいい本でした。
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慟哭の家

2013-07-23 23:38:21 | 
「慟哭の家」 江上 剛

ダウン症の息子と、自分の妻を殺してしまった男の話。

家族とは、生きるとは。
生まれて来た意味とは。

どっぷり考えさせられた本でした。
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名探偵シャーロック・ホームズ

2012-01-07 21:25:24 | 
「名探偵シャーロック・ホームズ」シリーズ 岩崎書店

私が大好きなホームズシリーズ。
親の趣味を子どもに押しつけてはいけない!!
と分かりつつも、
ついつい娘に薦めてしまいました。

あんまりにも有名なホームズ。
コナン・ドイルはこれを大人向けのミステリーとして書きましたが、
岩崎書店のホームズシリーズは、
子ども向けにやさしめ、短めの文章で、
簡潔な物語にしています。
少々削り過ぎ感があったり、
挿絵がコミカルだったりして、
緊張感が伝わりにくいところが残念ですが、
娘も立派なホームズファンになってくれそうです

ゾロリシリーズが読めるようになったら、
大丈夫、読めます
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ある閉ざされた雪の山荘で

2012-01-07 21:04:48 | 
「ある閉ざされた雪の山荘で」東野 圭吾

登場人物が最初に一気に現れるので、
名前を覚えるのが苦手な私は少々緊張。。。
山荘の平面図(間取り図)が最初に乗っていて、
照らし合わせながら読まないと分からなくなるかしら…?
と疑心暗鬼になり、再び緊張。
…が、元来楽天家な私はすぐに、
分からなくなったら読むのを止めようと決める

ま、当然、考えすぎなのだとすぐに分かるんだケド

いや~。
最後まで、どうなるのか、本当は現実にはどうなってるんだろう???
という興味がいっぱいになって、
後半は一気読みでした。

東野圭吾作品特有の、
本当に悪い人がいるわけじゃない。
人の想いって、絡まり始めるとどこまでもどこまでも、
うまくいかなくなってしまうのかな、
という世界でした。

でもこの作品に関して言えば、
色々絡ませ過ぎたかな~という感じでしたが。。。
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