LoveLetter

「Love Letter」
中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇

きれいな、小さな恋のお話だと思っていた。

…。違った。

いや、間違っていなかったのだと思うけれど、
ストーリーが違う、予想外の方向に転がったのに驚いた。

中山美穂は二役なんだが、
「なぜ、二役なんだ？」と思いながら見ていったら、
当然、あとから「なるほど！」ということになった。

最初は、「渡辺博子」が主体になって話が進んでいたのに、
段々「藤井樹」がメインになり、
女「藤井樹」と男「藤井樹」の恋の物語が語られていく。

で、途中で「おい！」と言いたくなる。

じゃ、「渡辺博子」は身代わりだったのか？！
男「藤井樹」ってサイテーじゃん！という不満が残る。
男「藤井樹」は既に亡くなっているわけで、
なぜ「渡辺博子」に「付き合ってください」と言ったのか、
真実は闇の中…。

女「藤井樹」と男「藤井樹」、そしてそこに「渡辺博子」が加わり、
同じ男「藤井樹」を慕っている気持ちを可愛く描きたかったのかなんなのか。
私が「渡辺博子」だったら、かなり悲しい。
かなり、嫌だ。

…なんて、そんな気持ちの残る、
後味の悪さが何とも言えない気分になる、
そんな映画でした。

1番が3番・・・？

ママと海外旅行へ行って、帰って来たばかりのＭちゃん。

まだ時差ボケが残るという…。

でも見た感じとても元気そう。
いつもと変わらず、かわいいお喋り満載。

ピアノに向かって間もなく、
鍵盤の位置が混乱していることに気づく。
そして、指番号も…。

「これ弾いてみようか」と誘うと、
「うん！！」と元気のいいお返事のわりに、

「…う～んと、２の音は4番で、こっちは1番が3番で…」

指番号と音がリンクしてしまうのはよくあることなのだけれど、
今日のＭちゃんはそんなことでは片づけられない状態。

思い出し作業をしてもらいながら、
ゆっくり準備。

弾き始めてしまえば、スラスラいつものように弾けるのに、
細かいことが…混乱。

ピアノを少し離れて、情報整理をしてもらったら、
すぐに分かるようになりました。

まだ基礎知識がアヤシイ…とも思いますが、
今日はおおむね、時差による、軽いハイな状態…だったのでは？

聞けばレッスンに来る直前に起床。
「さっき朝ごはん食べてきた」って。
Ｍちゃん、もう夕方だよ…。

次のレッスンまでに、
体はきっと日本時間に戻るでしょう。

旅行の楽しい思い出、大事にしてね。