この2~3週。
Mちゃんにはほとんどレッスンを受けてもらえなかった。
多分きっかけは、発表会の段取りの話。
「名前を呼ばれたら、ステージに上がってきて、お辞儀…」
とか何とか話した気がする。
すると、
「Mはそれはやらないの」と。
そこからはママにピッタリくっついて離れなくなった。
翌週のレッスンでは、
「ママがいい~。ママとくっついていないと出来ない~!」って。
発表会の曲はもちろんのこと、
他の曲も弾いてもらえず、
結局ドリルや、カード、おはじきを、
ママにくっついたまま取り組んでもらっただけだった。
緊張しても大丈夫だし、
お辞儀も決まり事ではないから、
Mちゃんが思うようにやっていいんだよ
…などと、直球でお話しをするものの、
なかなかきちんと分かってもらえない。
で、今日。
直球勝負ばかりしていたので、
うっかりすると「レッスン行きたくない」とか
言ってたりしないかな…と心配していたら、
インターホンが鳴った。
よかった、来るだけでも来てもらえて。
と思ったのもつかの間、
玄関を開けると涙目のMちゃん。
つかつかレッスン室に入ってきて、
怒った顔をしている。
今日の直球勝負はやめよう。
一瞬にして思った。
涙目のことも、
怒った顔をしていることも全く触れずに、
首から下げていた「たまごっち」のことを尋ねた。
「それってどうやって遊ぶの?」
「え?名前が付いてるの?」
「どのくらいで大人になるの?」
などと喋りまくる。
私からは「ピアノ弾こう」とは一切言わない。
5分くらい、いやもう少し喋っただろうか。
話をしながらMちゃんが一人でピアノの椅子に座る。
そしておもむろに発表会の曲を弾き始めた。
弾き終わって、
「M、ここは弾きたくないの」と。
「そっか、そこは弾きたくないのか。
じゃ、弾かなくていいよ。
先生は、この曲のここが好きなんだ」と言うと、
「Mも~!!」っと笑顔。
すかさず、「じゃ、ここ、もう一回弾いて聴かせてよ」と言ってみた。
「いいよ~」
それからもう少しこうしたら~?なんてことも話しながら、
久しぶりにMちゃんのピアノが聴けて嬉しかった。
まさか段取りの話から
緊張感がグ~ンと上がってしまうとは思わなかったとはいえ、
迂闊でした。
でも、まだ時間はある。
もう1曲は触ってもらえなかったけれど、
しばらく直球攻めはやめてみよう。
MちゃんがMちゃんの中で、
何か踏ん切りをつけるのを待ってみようと思った。
発表会が近付いていることは、
Mちゃん自身がとてもよく分かっているみたいだったし。
緊張の仕方って、本当に十人十色。
本番でメタメタになる子もいれば、
本番で、今までにないくらい上手く弾けてしまう子もいる。
集中の仕方、緊張に対する対処の仕方。
そして何を目の前にしたときに、
「逃げたい」と思うかも人それぞれ。。。
かく言う私も、かなりな緊張しぃだしな。
Mちゃんとは、もう少しペースを合わせて準備をしよう。
初めての発表会だから、緊張して当たり前。
Mちゃんのペースで、出来る限りのことを。
Mちゃんにはほとんどレッスンを受けてもらえなかった。
多分きっかけは、発表会の段取りの話。
「名前を呼ばれたら、ステージに上がってきて、お辞儀…」
とか何とか話した気がする。
すると、
「Mはそれはやらないの」と。
そこからはママにピッタリくっついて離れなくなった。
翌週のレッスンでは、
「ママがいい~。ママとくっついていないと出来ない~!」って。
発表会の曲はもちろんのこと、
他の曲も弾いてもらえず、
結局ドリルや、カード、おはじきを、
ママにくっついたまま取り組んでもらっただけだった。
緊張しても大丈夫だし、
お辞儀も決まり事ではないから、
Mちゃんが思うようにやっていいんだよ
…などと、直球でお話しをするものの、
なかなかきちんと分かってもらえない。
で、今日。
直球勝負ばかりしていたので、
うっかりすると「レッスン行きたくない」とか
言ってたりしないかな…と心配していたら、
インターホンが鳴った。
よかった、来るだけでも来てもらえて。
と思ったのもつかの間、
玄関を開けると涙目のMちゃん。
つかつかレッスン室に入ってきて、
怒った顔をしている。
今日の直球勝負はやめよう。
一瞬にして思った。
涙目のことも、
怒った顔をしていることも全く触れずに、
首から下げていた「たまごっち」のことを尋ねた。
「それってどうやって遊ぶの?」
「え?名前が付いてるの?」
「どのくらいで大人になるの?」
などと喋りまくる。
私からは「ピアノ弾こう」とは一切言わない。
5分くらい、いやもう少し喋っただろうか。
話をしながらMちゃんが一人でピアノの椅子に座る。
そしておもむろに発表会の曲を弾き始めた。
弾き終わって、
「M、ここは弾きたくないの」と。
「そっか、そこは弾きたくないのか。
じゃ、弾かなくていいよ。
先生は、この曲のここが好きなんだ」と言うと、
「Mも~!!」っと笑顔。
すかさず、「じゃ、ここ、もう一回弾いて聴かせてよ」と言ってみた。
「いいよ~」
それからもう少しこうしたら~?なんてことも話しながら、
久しぶりにMちゃんのピアノが聴けて嬉しかった。
まさか段取りの話から
緊張感がグ~ンと上がってしまうとは思わなかったとはいえ、
迂闊でした。
でも、まだ時間はある。
もう1曲は触ってもらえなかったけれど、
しばらく直球攻めはやめてみよう。
MちゃんがMちゃんの中で、
何か踏ん切りをつけるのを待ってみようと思った。
発表会が近付いていることは、
Mちゃん自身がとてもよく分かっているみたいだったし。
緊張の仕方って、本当に十人十色。
本番でメタメタになる子もいれば、
本番で、今までにないくらい上手く弾けてしまう子もいる。
集中の仕方、緊張に対する対処の仕方。
そして何を目の前にしたときに、
「逃げたい」と思うかも人それぞれ。。。
かく言う私も、かなりな緊張しぃだしな。
Mちゃんとは、もう少しペースを合わせて準備をしよう。
初めての発表会だから、緊張して当たり前。
Mちゃんのペースで、出来る限りのことを。