「片思い」 東野圭吾
題名からすると、少々クサい。
淡くて切ないラブストーリー…なんて、
東野さんであるわけはなく、やっぱりミステリー。。。?
性同一性障害、半陰陽。
そういった難しいことが盛り込まれつつの物語。
読み進めているうちに、
誰が男で誰が女で、誰と誰が…???
少々あやしかった。
少々…、少々?
ストーリー自体がやっぱり東野圭吾。
泣かせる。
片思いと片思いが絡みあう…というのでもないけれど、
なんだか、すごく切ない。
東野さん独特な「誰かが悪いわけではない」という
人が人を思う(想う)ことによって殺人が起き、
そして色々難しいことになっていく。
こんなに懸命に生きようとしているのに、
自分をさらけ出して生きることができない。
自分とは何者か。
常に考えている登場人物たち。
生きることに真面目だ。
そして、自分が大切に思う人のために何かしようと懸命。
殺人の全貌がかなり初めの段階で明らかにされているが、
東野圭吾だから、それで済むはずはなく、
最後の最後で「そっちだったか~!」と覆される。
面白い、と言っては語弊があるかもしれないけれど、
「なるほどね!」と有無を言わさぬ真実を見せられる。
読み終わって、
何か、こう、重たいものを一つ腹の中に入れたような
何とも言えない思いが残る作品だった。
題名からすると、少々クサい。
淡くて切ないラブストーリー…なんて、
東野さんであるわけはなく、やっぱりミステリー。。。?
性同一性障害、半陰陽。
そういった難しいことが盛り込まれつつの物語。
読み進めているうちに、
誰が男で誰が女で、誰と誰が…???
少々あやしかった。
少々…、少々?
ストーリー自体がやっぱり東野圭吾。
泣かせる。
片思いと片思いが絡みあう…というのでもないけれど、
なんだか、すごく切ない。
東野さん独特な「誰かが悪いわけではない」という
人が人を思う(想う)ことによって殺人が起き、
そして色々難しいことになっていく。
こんなに懸命に生きようとしているのに、
自分をさらけ出して生きることができない。
自分とは何者か。
常に考えている登場人物たち。
生きることに真面目だ。
そして、自分が大切に思う人のために何かしようと懸命。
殺人の全貌がかなり初めの段階で明らかにされているが、
東野圭吾だから、それで済むはずはなく、
最後の最後で「そっちだったか~!」と覆される。
面白い、と言っては語弊があるかもしれないけれど、
「なるほどね!」と有無を言わさぬ真実を見せられる。
読み終わって、
何か、こう、重たいものを一つ腹の中に入れたような
何とも言えない思いが残る作品だった。