よその教室から来たHちゃん。
体験レッスンの時から
ニコニコしていて
分からないところも
しっかり自分の言葉で質問を
することができたしっかり者。
レッスンを始めて間もなく、
「実はあまりピアノに乗り気では
なかったのです」
と衝撃の告白で
私を驚かせたHちゃん。
だって、
そんなカケラ、
まっっったく
見えていなかったから。
だから
そのお話を聞いてしばらく、
注意してHちゃんを見守っていた。
そこから2カ月ほど。
Hちゃん、
相変わらずニコニコと
ピアノ嫌いなカケラは
まったく見せず(見えず)
レッスンに通ってくれた。
で、
「今日はここまで弾いてきました」
とHちゃんが指差した先は、
本の終わりの方。
正直、途方もない量。
ビックリな私を尻目に
どんどん弾き進めるHちゃん。
途中、習っていない部分もあり、
持ち越し宿題になったものも
数曲あったけれど、
ほぼ合格。
「こんなに弾いてきてくれて
すっごく嬉しいんだけれど、
これ、かなりの時間、
ピアノに向かっていなきゃ
こんなに弾けなかったでしょ?」
と驚きつつHちゃんに聞くと、
「弾き始めたら
止まらなくなっちゃった」
とニコニコと。
かっぱえびせんかい(笑)?!
やめられない
止まらない
こんなに弾けるよ
どんどん弾けるよ
と自信をつけてもらえている様子。
嬉しいな。
すっごく
すっごく
嬉しいな。
まだまだ、
もっともっと、
楽しくピアノを弾こうね。