形、と書いてしまうけれど、
目に見えるものでは…ない。
小さな子にとって、
マンツーマンのレッスンというもの、
それ自体が初めてで、
最初はかなりな大暴走が起きることが多い。
教室に来ること自体が楽しくて、
レッスンが始まっても
自分のお話が止まらない。
キツめに言っても効果なく、
ふざけ続ける。
本気で叱らなければいけないのだけれど、
タイミングを間違えると
「もう来ない!!」
となってしまうので
細心の注意が必要。
叱られたことが
自身を否定されたと感じさせてしまうのは、
小さな子たちの今後によろしくない。
本気で叱る、叱られるには
信頼関係が必要。
別のパターンでは、
間違えることはいけないこと、
と思っている子も多くて、
私の顔をいちいち見ながら
一音一音鳴らしていく。
一音一音、間違えたら
ものすごく叱られるんじゃないかと
ビクビクしながら進む。
これもよくない。
楽しいが、ふざけるになってはいけない。
そのボーダーライン。
間違えても全然問題ないこと。
知ってもらわないと。。。
Hちゃんは、この両方ともなタイプだった。
少しずつ少しずつ、
ピアノ楽しい!を損なわないように、
注意を入れたりしながら
信頼関係を築くことに専念。
今、
「間違えちゃった〜」とニコニコしながら
弾き直すし、弾き続けられるし、
お喋りが止まらなくても、
「弾きまーす」と私が言えば
我にかえる。
楽しいが面白いになって、
あっという間にふざけるに繋がるけれど、
声をかければ、
やりすぎちゃった…とシュンとする🤭
ガツンと叱ったことも
何度かあるけれど、
きちんと聞いてもらえるようになっている。
Hちゃんとの
怒涛の最初の1カ月を思い出すと
成長具合に感無量。
ここまで簡単ではなかったけれど、
信頼関係、大事だなぁ。。。
つくづく思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます