つれづれなるまんまに(是非に及ばず!)

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思ふこと(混雑&品薄)

2011年03月18日 | つれづれなるままに
東京は大地震の直接の被害から脱却しつつも、
二次的・三次的被害に見舞われている。
二次的被害は地震の影響で福島の原発停止による電力不足と
各製造メーカーの破損による製造中止。
三次的被害はこれらによる交通機関のマヒや多くの小売店での品不足。
ガソリン・食糧などなど。
さらには都心の飲食店なども客足が離れているだろうから、
これもまた間接的な被害といえるだろう。

昨夜は環七の向こう側にあるスーパーまで夕飯の食材を買いに行った。
駅の地下道を利用して向かったのだが、こちら側にある上り下りの
エスカレーターが停止中で、大勢の利用客が100段弱ある長い階段を
上ってくる。
昼間の時間帯に保守点検等で見たことはあるが、通勤時間帯に
このような光景は初である。
しかも、夕方のラッシュにも関わらず朝のラッシュよりもひどい。
電車利用の通勤者は現状すごく大変なのだと痛感。
通勤が無いのが有難い限り。

そしてお目当てのスーパーだが、ここもまた通常よりも混雑。
しかも、保存可能な食材は限りなく品薄。
レジを並ぶ列も長蛇・・・。
年末の様相だ。

帰りは重い荷物(買い占めではなく、ボトルワインと500mlビール)を
を持って長い階段を上りたくないので、少々遠回りだけど地上を歩いた。
途中にあるコンビニでスーパーで手に入らなかったチーズ用のクラッカーを
購入しようと入店したが、ここも品薄&長蛇の列なので早々にパス。
他、ドラッグストアも別のコンビニも混雑。
嫌気がさしたので急いで帰った。

東北地方に比べて震災の直接被害は少ない東京だが、
やはり大人口を抱える都市だけに間接被害の影響は大きい。
マスコミやネットからの負の情報を大きく受けていることも要因する。

そして、今東京というか、関東地方の最大の関心事はこれから
自分たちにも降りかかるかもしれない放射能の問題。
東京電力・自衛隊他をはじめとする決死の作業で最悪の事態を回避するため
努力されている。

便利な世の中の裏返しなのだろうか。
電気があるのが当り前。
電力の大消費が当り前。
いつの間にか"オール電化"というコピーさえも生まれている。

かつてないのほどの節電に関東地方は取り組んでいる。
国民の大きなベクトルが同じ向きになっている。
これぐらいの気持ちが無ければ本当のエコ活動なんて出来ないのだろう。

話は変わるが、一番の被災地である東北太平洋側の復興の為にも
先ずは電力の回復と道路をはじめとする交通の回復を期待する。

コメント
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