昨日の夕方、波浮港へ遊びに行ってからスーパーへ買い物に行く。今晩のおかずを何にしようか考えていると、お魚コーナーの保冷箱を一人で勝手に覗いて、「キンメかって~!」とちぴら。見ると立派なキンメが3匹ほど氷水に泳いでいるけど、1匹でもとても親子3人で食べきれそうにない大きさだ。「切り身じゃないからムリだよ・・・」とぴらにあが言うと、「じゃぁ、きれば?」って簡単に言う若旦那・・・。「タカベなら買ってやるよ!」と言っても、「やいたの(焼き魚)じゃイヤ、キンメにたの(煮魚)がいい~!」とねだる。もう一軒のスーパーに行ってみたけど、やっぱり尾頭付きキンメしか見あたらず。店内ですったもんだのあげく(詳細は割愛させて頂きます)、アジフライで妥協してもらう・・・(アジはアジでうまかったらしい)
それで今日は、街のスーパーでキンメの切り身を見つけて買ってくる。保育園から帰ってきたちぴらにキンメのパックを見せると、「うほ~い、キンメだよ~!」とぴら奥さんに教えに行った。よほどキンメの煮付けが嬉しいとみえる。さて、ぴらにあの煮魚はいい加減だ。まず、鍋は焦げると面倒くさいからテフロンのフライパンを使う。おつゆは醤油とお酒とミリンを同量、そのままじゃ濃いから適当にお水を加えて薄める。煮立ってもいないおつゆにキンメの切り身と薄切りのショウガを入れて、おとしブタは無いから厚手のキッチンペーパーをキンメの上に掛ける。煮立ってきたらひっくり返して(早いほうが身が崩れにくい)、冷蔵庫で眠っているネギとかアシタバなんかを一緒に入れてもうまい。さらに適当に弱火で煮込んでいって、「これくらいでいいかな?」と思ったら出来上がり~!(終了のポイントは何の根拠も無し・・・)
どうでもいいおかずだと「たべちゃちて~!」とぴら奥さんに甘えるけど、今夜は五本箸で一心不乱にキンメを食すちぴら。よほどうまかったのか、珍しくご飯をお代わりした。普通はハンバーグとかコロッケとか、子供はそんなのが好きだと思うんですけど、煮魚が一番のお気に入りの3ちゃい児って・・・