境内 観音様向かって左手に原爆犠牲者慰霊碑があります。( 昭和45年 神奈川県原爆被災者の会により 建立される。)
この火は福岡県、星野村で育った山本達雄さんという方が被爆地の火を絶やさず守り続けたものです。
当時、山本さんは召集され広島に向かう列車の中で原爆を見ました。そして市内に住んでいた叔父さんの安否を気遣い捜しましたが見つからず、叔父さんのお家の辺りを掘って残り火を見つけ、それをカイロに移して持ち帰り、 23年間家族と共に守り続けた火 だそうです。
昭和 43年に 星野村役場前に建立された「 平和の塔 」に移され、そこから 分火されて(昭和 45年)ここで今も灯っているのです。
また ここには、爆心地の地蔵尊(西蓮寺)の土台石と長崎の浦上天主堂からの石が寄贈され千羽鶴が刻まれた筏にのせられています。台座には 平和の丘に向かう姿が描かれています。
すみません、被爆者が平和の丘に向かう姿の描かれた台座は写し損なったみたいです。