恩 まさにその通り だと思います。・・・ のつづき
飯 じゃあ それまた温めて 19日会の時に持って来る?それとも今何かある?
下 今 もう少しやったほうがいい。
飯 伸ばせるけども・・・。
市 ん~ 提示して行ったほうがいいね。
飯 何か 今の感じじゃあ 一言しゃべっていったほうがいいよ。
市 そう じゃないと このまま引き続いちゃうよ。
飯 間をおかないほうがいいみたい。
佐 こっちで・・・?
( 間 )
飯 先生 名文がありませんか? ・・・?( 上原 ん?)
市 考えるヒントかなんかにでていたんじゃあないですか?
上 (ん?)
? なんか 一言いわないと気が済まない人ですよね・・・?
市 文学によって題名だとか形式だとか言う必要がないように思うのよね。題名知らなくたっていいんだよ。題名知ってるほうがもう一回ききたいって言う気が出るのかなって思うけどさ~。
下 何か 恩あるんだよね。きっと( あるんだよ)子供たちに その夢っていった イメージを言ってみればいいのに。
市 夢って私達が考える夢っていうのと恩が夢っていうのとは重ならないからね。
下 どうせよくは言われないのは決まってるんだから・・・そんなのは って
いろいろさ~ 研究会の中でいろんな話が交わされる中でその子供に夢を与えたいっていうのがなぜ恩の中に残ったかっていうんだってあるじゃない? それどうしてなの?
それを掴まえて じゃあ ・・・持ってきたっていうことだって・・・。
*** ここから ・・・***
瀬 上原先生が思っている事がダメっていうからいけないんじゃない。
思っているでしょ、いろいろなこと。思いつくでしょ、そして言おうとすると ダメ―っ!!て言うから・・。( 笑 )
(???)
瀬 この辺まで もう言えなくなっちゃう。
だから例えばライターの話が出てるでしょ。わ~ きれいなライターって思ってもね、心の中で思って、わぁ~きれいだな―って思ったら
なんだそんな安物のことを そういうのをきれいって言うからいけないんだって そういうふうにおっしゃるでしょう。だからもう あ~ きれいだなってこころの中で思っても あn安物のこと言っちゃあいけないのかなとか だんだんそういう壁ができちゃうわけ。
だけどこれで言いたいのはそんなことじゃあないよ。っていう事でしょう、結局。
あの葉っぱがきれいと思ったら あの葉っぱがきれい て思って言っていいんだってことでしょ?解説なしで。だから まず上原先生の頭のフィルターになってから 何かを言わないと 先生にダメって言われそうな気になって 心が・・・。
上原 そうでもないんだよ。(瀬 そう?)
僕と同じこころになってものを言え。ということで ダメ って言ってるわけではない、僕は。(瀬 と 思っちゃうのよ)ん~。
僕はそうじゃない。(瀬 だから 言っていいよのね?)
いや 言っていいんだけれども あまりつまらんことは言うなってことだよ。( 笑 )
瀬 だけど 始めはつまらないことをどんどん言って、そして どんどん もちろん言っていただければ、それなりの強い心は必要よ。
上原 そうじゃなくてね、例えば今 恩が考えようとしている所で発言するでしょ、ね、それはもうダメにきまっているんだということなんです。だから昨日の授業中でも また なん? ? って言ってるから ダメ!って言うでしょ。
そういう所とは違う発想をしなければダメなんだということを言ってるわけなんだ。
だから「 あっ はっぱきれい~。」なんて言ってるのをダメ!っていうのはさあ~、「 そんな所で、きれい!っていくら言ったってお前ダメなんだ、そのもう一つ先があるんだって そこへかかる為に”美しい”ということを言ってみろっていうの。それはいくら言ってもいいんだよ。
瀬 だからね その時には まず、葉っぱをきれいって・・
上原 ダメ!っていってやらないと、ね、 あ~ぁ 自分のこの見方はダメなのかって言う風に思わないじゃあないですか~。( 瀬 だから、その時にはいわなきゃあダメでしょ?)
言ってみたってダメなんだ そんな所で 同じこと・・?( 笑 )・・・どうにもならん、そこを乗り越えられないもの。
瀬 だけども、その葉っぱがきれい っていう言葉さえね、縮んじゃう場合ってあると思うの。
上原 あ~そうか~。
瀬 だから だから そう言う意味でね、何でも まず言ってみていいんだって。( 上原 そうかな~ぁ?)
もし ダメ!って言われたらね、あ、そうかあれはダメなのか・・・。
上原 僕はそうじゃない。僕は小林秀雄は俺と同じことを言ってるじゃないかっていう風に思ったのね。言葉に置き換えるからダメなんだ って言ってるじゃないですか。小林秀雄だってダメだって言ってるよ、これ。
・・・つづく
# 上の話し合いと全く関係のない話になるが、実はワタシはこの瀬●先生が大好きだった。おそらくこの時もワタシのことを、ワタシのこころを、一番汲んでくださっていたと思うのだ。
この瀬●先生は カラスとお話ができる先生だった。
カラスとお話ができる~~~???え~~~~っ もうそのことだけで ワタシの頭の中はびっくり仰天だったのだし、そのことがワタシをして のちのち 瀬●先生のところで働かせていただくんだという強いモチベーションになったことは間違いない。尤も そのことは 諸々の事情によって実現はしなかったのだが・・・。#