地球へ ようこそ!

化石ブログ継続中。ハンドルネーム いろいろ。
あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

ニコライ堂にでかけた  1

2010-03-04 07:05:43 | かみさまワールド  &   不思議世界
< 1日 >
マンマミーヤと映画を観に出かける前に、折角の都会だからというので、前日に見た「 龍馬伝 」の山本琢磨( のちの沢辺琢磨 )が建設に尽力したという、お茶ノ水にある「 ニコライ堂 」を訪ねた。

この聖堂は、聖ニコライによって、1884年(M17)~1892年(M24)の7年の歳月をかけて建てられた。

説明・・・ この教会は、キリスト教の教会なのですが、カトリックでもない、プロテスタントでもない、エルサレムで生まれた初代の教会”正教会”なのだそうです。
ロシアでは、ロシア正教会と呼び、ギリシャではギリシャ正教会と呼び、日本では、日本正教会と呼ぶようです。

>龍馬に命を助けられた、山本琢磨は流浪の末、函館に渡り、そこで神社の婿養子となり、沢辺琢磨を名のる。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E8%BE%BA%E7%90%A2%E7%A3%A8
ニコライ(・カサートキン)は函館のロシア領事館付属聖堂の司祭として来日。
琢磨は領事館員の子弟に武術を教えるために、領事館に出入りしていて、そこでニコライに出逢う。

攘夷派だった琢磨はニコライをロシアの密偵だと思い、刀を帯び殺害も辞さない覚悟でニコライに会うも、「 キリスト教を知ってからでも遅くはないと。」諭されニコライにキリスト(=この教会ではキリストをハリストスと呼ぶ。ハリストスはギリシャ語でキリストを意味する。)教を学ぶ。
キリスト教禁制下、洗礼を受け信徒となる。

その後、神官の座を捨てて、布教、投獄・・・。
のちに、日本初の司祭となる。(・・・すみません。ずいぶん端折りました。)




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ニコライ堂に出かけた  2

2010-03-04 04:32:06 | かみさまワールド  &   不思議世界
 ニコライ堂(=東京復活大聖堂)は1923年(大正 12年)関東大震災によって鐘楼が倒壊、その時ドームも倒壊しました。
今の聖堂はその後6年の歳月をかけて復興したものです。
日本有数のビザンチン様式建築で、1962年、国の重要文化財に指定されました。

入口で献金(と呼ぶのかな?)300円(→修繕費になる。)をすると教会の中に入れます。黄色いろうそくも1本いただけます。明かりを灯してもいいし、記念に持ち帰ることも可能です。壮年のご夫婦が3組、おじさま 一人、シングルの女性 二人来ていました。

堂内は、荘厳な感じ。ステンドグラスが美しいです。S37年頃のステンドグラス。当時の第一人者が作ったそうです。
入口入って右のステンドグラスの聖人は、サンタクロースのモデルとなった聖人。
左は、ファヌリオス、(ギリシャ人みたいないでたち)この方は多くの異教徒を救った人らしいです。

正面の祭壇には黒い布がかけてあります。只今、4月4日の復活祭にむけて40日間物忌(ものいみ)をしています。
食事制限・・・肉・魚・乳製品はもちろん、オリーブオイルもダメ。骨のない貝類・いか・たこは食べてもいいそうです。
 この教会では、歌(カトリックでいうところの聖歌)を歌う時に楽器を使用しません。いわゆる”アカペラ”のような感じだそうです。
マリア様は信じるけれど、アベマリアは歌いません。
< 十字架 >
この教会の十字架の形はちょっと変わっていて、
 写真の左側、手前にご覧いただけます。(=ご覧いただけます?未だに写真を大きくできないあやかし@化石ブログ人 )

これは八端十字(はったんじゅうじ)、または、ロシアン・クロスと言います。
電柱のような形の下の部分に、もう一本板が斜めに渡してあります。

一番上の板には、キリストの罪状が書かれています。
二番目の板には、キリストが磔られました。
三番目の板は、その体がずり落ちないように足を支える板ですが、この板には他にも意味があります。
斜めに渡した板は、天国と地獄を意味します。キリストと共に処刑された二人の罪人の一人は、悔い改めることによって、天国へかえることができましたが、もう一人の罪人は、一度温情によって、天国につれて行ってもらったにも関わらず、また同じ間違いをして、とうとう地獄におちたそうです。

教会の入り口の壁画、ヨハネが聖書のようなものを持っていますが(聖書→正式名を忘れた)そこには次のように書かれています。
「 太初に言有り 言は神と共に有り 」( はじめにことばあり ことばは かみとともにあり )このように日本語で書かれた聖書を持っている壁画はなかなかないそうです。(他にはない。だったかも知れない?)

++++  +++++

 言葉は言霊であって、やはり 出来る限り、光を発する言葉を口にしたいものだと思いました。
 あとは・・・やはり お天道さまに恥じない生き方をしなくちゃあいけないな~と思います。神も仏も我が内にあると思うのでね。
ハレルヤ。(アレルイヤ?)
 ご説明くださった、おじいちゃん信者さん、どうもありがとうございました。楽しかったです。
 >その2はですます調になってしまいました。悪しからず。
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