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10日くらい前に届きました。
昨年も同様に届きました。
今年のと昨年のとは届き方に相違がありました。
昨年は私の現住所のあとにいきなり、団体名で届きました。
今年も結局は全く同じ書式で届いたのですが、その1週間ほど前に、
この住所に人が住んでいるか、いたとしたら、それは誰かを問う往復はがきが来ました。
バイオリン繋がりの話です。
師事していた(ムスコは14年、私は2年かもっと少ない)先生は、毎年リサイタルもされる著名な方で、保護者の私たちは先生のリサイタルのチケット購入やら、その他ささやかながら、後援をしていました。会計係は、毎年輪番でした。私は古参のほうだったからか、最初に〇〇門下生の会と名前を付けて最初に通帳をつくり、会の発足の事務方をしたようです。
ムスコが高校卒業したころに、日本経済が翳りを見せていたからか、お稽古事がかつてほど盛んではなくなりました。
でも〇〇周年とかの発表会にもご招待されたり、先生のリサイタルにもお花を持参して聞きに参ったりしていました。実際に門下生の会が活動しなくなったのは、この10数年くらいのことでしょう。先生の体調もすぐれないとどこかから耳に入りました。リサイタルも10年以上行われてはいません。
郵便局に10年だったか非活動で預金したままにしておくと無効になる、と聞いたのがだいぶ前のこと。数千円の残高を私もおろしに行けませんでした(笑)
銀行も同様なことがあるのでしょうか。
出し入れのない口座を精査しているようです。たまたまハンコと住所とを私の自宅にしてあるために、今回の連絡先になったようでした。銀行は、私の自宅から歩いて2分の支店ではなくて、当市の支庁舎の中の出張所になっていたのは幸いです。それと個人名の提出をしていないので、きっと、先生が手配に行かれてもすんなりできるのでは、と楽観してはいます。
昨年同様のはがきが来た折には、敷居が高くてご自宅を伺わずに、お電話を差し上げました。タイミングが悪く、一度目は、ご主人さまがお出になり、先生はお留守、二度目は、先生のお加減が悪くて早々に失礼して、、、そのうち、再度ご連絡する機を失してしまいました。
今回は、伺うしかないかなぁ、ともやもやしながら、家人の急病騒ぎやら、に取り紛れ、今日までひきずっていました。
さきほど、先生にそのハガキを同封して、先生の方にご一任しますので、あとは、できるだけ早めにお手配いただきますように の趣旨の手紙を添えました。
ちょっとほっとしてはいます。
ちょっとなのは、こういった団体の会計とか通帳など、普通は年度の終わりに〆てゼロにして繰り越し金として翌年度のはじめに入金する形をとりますが、不特定のメンバーによる団体(というにはあまりにも少数です)では、会計報告とかの機会ももてず、構成員の了解もとれないままに、誰かの判断に(今の場合、不肖私が)まかせて、誰のかわからないお金をうやむやにしてしまうことに。
もともと先生を支援する目的もあったので、先生にお任せしたのは間違いではなかった、と無理やりおもうことにします。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、気が楽になったのは、例のハガキを自分のもとから消した(先生に送った)からに過ぎません。
他人の世話はするものではありません。特に私は適材ではなかったのです。
今は、先生のお宅に通帳・印鑑やちょっとした会計簿とか記録の入った封筒または、お菓子の空き缶?が保管されていることだけを案じています。きっとあるでしょう。最後に係りをされた方がとりあえず先生にあずかってください、とふつうはお願いするはずです。。。
もしなかったら、なんて考えた日にはもう眠れなくなります。