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私は、美ヶ原高原が大好きです。
安房トンネルのおかげで、日帰りで上高地を楽しめるようになりました。
それ以前は、松本にまで足をのばし、その時には、美ヶ原高原を駆る楽しみを恒例にしていました。
私が学生時代には、ビーナスライン建設のことで地元の自然保護団体?と建設中枢部とがもめて大きな社会問題になり、時の「文芸春秋」がずっと、この紛争を連載していました。確か、ビーナスラインは未完のまま、ところどころをつなぐ形での山間ハイウエイとなったはず。上田、松本の温泉街に3、4泊の湯治を年三回はしている老齢期突入の身となって、もう上記のように自分でドライブすることから足を洗っています。新幹線で温泉近くまでたどりつき、あとは、ホテルのバス頼みで高原バスハイクを楽しんでいます。
今日は、かつてご縁があって同じ職場でしばらく机を並べた人と二ヶ月ぶりの逢瀬でした。彼女が気にいってくれている陋屋近くの小さいフレンチレストランで、いつものランチ。陋屋で尽きぬ話を延々4時間。
先日買い求めてとても気に入ったアイリッシュティーが、彼女もとても喜んでくれて、ついでに、知り合いのアイルランド人の話にまで発展。
冒頭の写真の中に彼女がいます。撮影の技術が悪くて(といってもこの時は、私でない誰かに撮ってもらったはずですが、笑)三人ともそんなにはっきり写っていないから、実写のまま投稿しますが、背の高いブロンドの髪の人はロンドンっ子、黒い髪の毛の人がダブリンっ子、そしてもう一人帽子をかぶっている短小が私です。
平湯温泉まで運転して、そこからは、マイカー規制で、シャトルバスに乗ります。
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お昼は
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イワナの塩焼き、私は川魚はあんまり嬉しくなかったけれど、
彼女たち、
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頑張って食べてくれたなあ。。。
アイルランドの彼女がつい先日、メールをくれた。
「一体いつ、こちらに来るの?」
そう、彼女たちとの上高地の思い出から、三年以上も経ってしまった。
必ず行くからね、と約束して、ロングフライトに耐えられるように、肺塞栓の心配を除去するための手術も受けたのに、私の気持ちがもう前へ出ない。
あなたこそ、日本に戻ってきてよ、とメールには返事した。
彼女からもらったものは有形より無形のものが多い、
けれど、こんなかわいいものを、私は毎日見ている。
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アップしてみましょう
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アイルランドの古くから伝わるうた
わが家のトイレにずっと飾られて、日々、私が口ずさんでいる。
この国の歴史に興味を抱いて、いつかは、きっと訪れたい、とあんなに願っていたのに、上高地までのドライブさえもう自信がなくなった今、
自重すべきときはしないと、と現実に向き合っている。
ほんの3年間でも、もう難しくなってきたことが確かにあるのを、ひしと感じる。
無理しないこともひとつの「しかとした」結論だとやっと決めた。
今は、そう決めていても、ある日、急に自信が、やる気が、戻ってくるかもしれないから、待つことにしよう。
実現につながらなくても、根底の思いは反古にしてしまうこともないのだから。
パッションは、自らで封じることはしたくない。
マイ パッションを持ち続けることをここ数日の間に確かめてもみた。
行きつ戻りつしながら、基本は自然にまかせようっと。。。