最終章だけど、、、

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菜種梅雨でもなさそうだけど

2024-03-05 23:58:49 | 日記
春の長雨が続きます。半端な降りようではありません。
災害情報を知らせる音で慌てて携帯を開いてみますと、豪雨注意報。予期した地震警報ではありません。
各地では、竜巻注意報なども頻発しているとか。

菜種梅雨というのは、多分、三月も後半くらいに続く雨模様を言うと思います。今時分の長雨は何というのかしら。そもそもこの時期は、あんまり降らないのかしら。時ならぬ春の淡雪っていうのはありますが。



雨模様の様子が鮮明には出ていませんが、左端に見える手水鉢(苔むしています)の前の水鉢が洪水になっていました(^_^;)汗

さて、これらの画像はみな、3日の日曜日のもの。
お雛祭りを格別祝うこともしませんでしたが、家人の提案で、いろいろなお菓子を家中のお人形さんの前に飾りました。お供えするっていうのも変なので、飾ったということにします。
自宅と陋屋には、和洋どちらのお人形さんが大勢います。自宅三階はおもちゃ部屋。かつて百人以上在住していたぬいぐるみさんなど、数年前に供養してなきものにしましたので、今はアンティークドールをはじめ、西洋人形が数名です。ヨックモックのお菓子のセットをあげました。その方が似合っているような勝手な判断です。自宅の玄関は、押絵の掛軸と短冊の掛軸と。普通に菱餅を置きました。

以下はいつもの陋屋です。
お雛さまの全容はこちらです。

内裏雛が御殿の中におわします。
今見ますとお菓子がよく見えません。桃の花をはじめ、そこそこ豪勢に活けたお花も見えません。
お花やお菓子の前に撮ってしまったのを選んだのかも。まさか、お雛さまが召し上がったあと、なんてことは、、、(幼き頃は、兄たちにからかわれたものです。あっ、今小さいお口を開けて召し上がっていたよ などと)
御殿周をアップに撮りました。

おなじく、官女さん、お囃子五人組、随身2名、あっ、仕丁のお三方を撮っていません!


ここには、金沢中田屋のきんつばを置きました。


本当に小さいお雛さま、越前竹人形です。金平糖を用意しました。
上の掛軸は「猫」のお題の日本画です。赤い椿も描かれていますが、見えにくいでしょうか。。。

大学の後輩で、大病を患って以来、果敢に病と闘い、家庭人として頑張っている方がいます。
ずっと応援しています。おひとりっ子のお嬢さんがこの四月新一年生。結婚も出産もかなり遅い方だったので、体力的に大変なところもありますが、前向きに一緒に行動しています。
今週、後輩は実母さんを同行され、拙宅にあそびにきてくださいます。
おかあさまは、私より少し年長、私、後輩は50代、とだいぶとうのたった女の子の集まりですが、
少し遅れたひな祭りをいたします。
私の唯一できる手仕事がフランス刺繍なのですけれど、この30年くらい一切手を動かしていませんでした。小学生の保護者として仲間入りする後輩のために、と一念発起してトートバッグに刺繍しました。恥ずかしいので小さくアップしてみます。




長くなりました。雛祭り当日は、唯一のお客さまとして家人を迎え、お赤飯と押しずし、タラの西京漬けを焼き、ハマグリ汁とで簡単に祝いました。
平均年齢70歳のこの夫婦は、スマホでユーチューブから、「ひなまつり」の童謡を取り出して一緒に歌いましたとさ。結婚以来45年余、はじめてのことでした。
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4 コメント

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胸の奥まであったかくなる (ぽこ)
2024-03-07 23:17:58
そんなコメントをありがとうございます。
冗長な私の駄文に丁寧におこたえいただき、お疲れのところ、勿体なく、有難く存じます。
気づけば雛の節句以来一歩も外に出ないこの4日間でした。
ブログに残すような出来事があろうはずもなく、かといって家事に従事した記憶もなく、そうそう、唯一手を動かして刺繍の最後のステッチをしましたっけ。。。
手を動かしながら、手元に集中するわけではなくて、いろいろ来し方に思いがとびました。亡き母が、私の家来(笑)のお人形さんたちに、洋服や帽子、靴、着物、寝具類など、何十も縫ってくれました。ドールハウスなんて気の利いた言葉もなかった当時(半世紀以上前)に人形の家具なども、横浜のの人形の家とか神戸のドールミュージアムとかで父が買ってきてくれました。今も箪笥やソファなどあります。
今は私のお人形さんは着たきりスズメ状態なので、これから、自分の服を断捨離したら、ボタンをはずしてそれを縫い付けるちいさいお洋服を少しずつ縫って行こうと思います。
私の母も若い頃ではありませんが、袋物制作の講座に通信課程で参加していたことがあります。袱紗入れとかお茶会の楊枝入れなど、いくつも手の跡が残っています。
私は器用ではないのと、飽きずに作業するのが苦手なので、今からやろうと思ってもなかなかはかどらないのは必至でしょうね。
できる範囲で、と思い、針を持ったついでに今日は、自宅の食卓の丸テーブルのネコ足のイタリア製の椅子に多年置いている藍染の座布団(母製)の縁を四方かがりました。そんなことで落ち着くような晩年にさしかかっているんだわ、と自分のことをおかしく思いながらです。
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楽しそうなお雛まつり ( madonna)
2024-03-07 22:26:29
お雛祭り、楽しそうですね。
三人官女が五人囃子等、じっくりと見せていただきました。うちにはお雛様はなかったですが、およばれしたり、鎌倉の国宝館等、あちこちの古いお雛様を拝見はしています。でもお内裏さまや調度品は興味を持ってみても、五人囃子に目がいったのは初めてで、こんな風だったんだ、と楽しいです。
(きっと、お写真の真ん中にきたせいですね)
ハハハ、お兄ちゃんたちにからかわれている可愛いぽこちゃんの姿が目に浮かぶようです。
中田屋のきんつばなら、私もお雛様が食べたと言って、こっそり食べてしまうかも。笑
まあ、そんなにお人形やぬいぐるみがあったのですか。

猫ちゃんの前の赤い椿、見えますよ。
福井に住んでいたのに、越前竹人形はみたことがないような。水上勉の小説で越前竹人形を知ったくらいです。
フランス刺繍は私の母も若い時に習っていました。
小さい写真なので、ぽこさんの思惑通りよく出来映えは分りませんが、素敵に豪華に出来ているような。こんなこともされるのかと、多才なのに驚きました。
お庭の苔むした手水鉢と樹がいいですよね。なんかこのような所に住んだこともないのに、懐かしい気がします。
お歌をご一緒に歌われるほど、お元気になって良かった。一安心!
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思い出のぬいぐるみ (ぽこ)
2024-03-07 15:49:29
すらいむらいだーさん、
いつもあったかで、優しい兄妹、伯父姪の関係。
お伺いするだけで、こちらまでほっこり幸せになります。
親亡き後は、こうして、亡き方々との生前の共有しているあれこれの思い出を語り、記憶を確かめる。。。
やがて、気づくとそれぞれが、互いに、父代わりになっていたり、母代わりになっていたりします。
つまり兄弟姉妹の関係は、幼いころの運命共同体にあるばかりでなく、親を見送った後こそ、強い絆(見えざるも)で結ばれているのだろうな、と実感します。

翻ってこの私、生涯可愛がってもらった長兄が逝って一年、
(自分から積極的に行動しないのがいけないのでしょうけれど)
期待していたほど次兄との関係が濃くも近くもならない一年。
ぬいぐるみやお人形さんのひとりひとりに名前までつけている私の老後に次兄との何気ない親しい関係が見えてこない。。。どうにもやるせない気持ちがします。
まあ、あまりやきもきしないで、いい方向に導かれるのを待ちたいと思います。
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お!?ひな人形! (すらいむらいだー)
2024-03-06 22:00:30
写真。上げて下さりありがとうございます
内裏様が正に内裏の中にいるのですね。
こちらも。この数日、冷たい雨がっ降っております
幸い、注意報。警報クラスではありませんが、山沿いは雪のようです。
ぬいぐるみと言えば、数年前になりますか。
妹の家で。なにやらぬいぐるみがぎっちり入った衣装ケースが目に止まり
これ何??
と聞いたら
お兄ちゃんがUFOキャッチャーで取ってきたに奴じゃん!
私、変な特技?があり、獲れそうなぬいぐるみがわかり。そんな時だけ取ったぬいぐるみを、疑似娘が小さい頃、よくお土産にしていたのです。
そんなぬいぐるみを。わざわざとっていたとは思わなんだ!
私も変な所で物持ちが良いですが、その辺。やはり兄弟ですな。
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