世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

ナポリタン

2010-08-09 | ひとりごと










休日のお昼 ベーコンがあまっていたのでナポリタンを作った
フライパンにオリーブオイルをひいて
たまねぎ にんじん ピーマン ベーコン
を炒める

そのとき
塩 こしょう(ブラックペパー)をして
白ワインをかけジュッとやり
少ししょうゆをかける

ベーコンと野菜を炒めすぎて柔らかくなると
麺のかたさとバランスがとれないので
柔らかくならないよう
麺のゆで時間と調整しながら炒める


麺を少し固め・・・アルデンテよりチョイ固めであげて
具を炒めたフライパンへ入れる
炒めながら 塩 こしょうで味を調える (といってもすべてカンでやっちゃう)
少し しょうゆを入れるときもある
そして
トマトケチャップをかけて 強火で仕上げ

はじめに子供達の分を麺500gで作った
食事のバランスのことを考え 野菜を多めにした
少し味が薄かった。
4人分をいっぺんに作るのは かなりハード

次に自分の分を麺130gで作った
それが 上のフォト

トマトソースのパスタより 手がかからないのにオイシイのがくやしい
なぜ トマトケチャップだけでこんなにオイシイんだろう ・・・・



                                                  2006.8.28 記








Knock Knock Who's There





本の話

2010-08-08 | ひとりごと











本を読むのが好きだった。
今でも、好きだ。

小学校の低学年の時、父が誕生日に
「宇宙戦争」「海底二万マイル」「白鯨」
を買ってくれた。
それが、本を好きになったはじまりだと思う。
宇宙戦争は、最後がおもしろかった。
最近映画になったよね。
「海底二万マイル」のノーチラス号がかっこよかった。
今でもあのノーチラス号のモデルが欲しいと思う。
「白鯨」、エイハブ船長とイシュメールの話は
暗い話だったが、海と船に生きる男の姿が心に残った。

その後、父は図鑑や百科事典を買ってくれた。
僕は、それを読みふけった。
その当時、小学校の図書館の80%は読破したと思う。
図書館でお昼休みに本を読んでいたら
午後の授業がはじまっていて、よく遅れて教室にもどった。

それから、父の持っていた大人の小説も小学生の時、完全読破した。
もちろん、隠れてだが・・・・

おかげで、中学の政治経済をのぞいては
社会と理科の試験は勉強しないで90点以下は
とったことはなかった。

そして、その当時の同級生以上の大人の知識も知っていた。

その後、中学、高校と昭和時代の作家を読んでいた。
一週間に2~3回は本屋に行っていた。

青年時代は乱読の時代だった。
何でも読んだ。
ヘッセとかトルストイとかゲーテも読んだ。
武者小路実篤も好きだった。
それから、小林秀雄の作品も読みふけった。
古事記・日本書紀、万葉集、聖徳太子の文献
仏教の経典、涅槃教とか法華経、禅の無門関なども読んだ。
フロイトもおもしろがって読んだ。
歴史小説も読んだ。
司馬遼太郎はモチロン、山岡荘八とかいろいろ読んだ。
マンガもたくさん読んでいる。

30~40代は、けっこうオタクな本を読んでいる。
宗教関係、経済、リチャード・クーが好きだった。
ドラッカーも読んだ。
「断絶の時代」は考えさせられた。
この頃は、家に200冊くらい本があった。

この時に、ひとりブレスト(ブレインストーミング)と称して
全然違うジャンルの本を5冊くらい買って
それを、3冊くらい同時に読むことをやっていた。
同時に読むと、頭がぐしゃぐしゃになって、
負荷がかかってオモシロイ。

こんなことを、おもしろがってやっていた。

でも、最近は落ち着いて本を読んだ記憶が
あまりないな・・・・・・・





    
I'm not in love



 この記事は2007.5.17に草稿されたものです。
 その当時のコメントも掲載します。





THE NOCTURNES

2010-08-07 | これがスキ!











ARTUR RUBINSTEIN   THE CHOPIN COLLECTION
                     THE NOCTURNES

ショパン・夜想曲集  ルーピン・シュタイン



モーツァルトも鬱陶しくて聴きたくない夜もある

なにも考えたくなく  人恋しくもなく
ひとりでいたい夜は
ショパンの夜想曲に限る

淡い銀色の夜の帳の向こうに見える狂気
その中でかすかに響くピアノの音
  何億年も前から生きてきた孤独の魂 ・・・・

そんなものをショパンの夜想曲から感じて
その孤独がたまらなく懐かしくなる


ショパンの夜想曲を聞くともなく聴き
何も考えず ひとり過ごす

 そんな夜もいい ・・・・





Nocturne Op.27 No.1






サンダル

2010-08-05 | ひとりごと











「 ここ 靴ない・・・・・・・ 」

「 そうだねぇ
咲ちゃんは かかとが着かないから
マジックテープの靴しか履けないからね~ 」

「 また ほかのお店でさがそ 」

「 そうしよか~ ないもんねぇ~
 咲ちゃんが履ける靴 
 なかなかないよねぇ~ 」

靴屋を出るとき
若い女の人がサンダルを買おうとして
履きながら彼となかよく話していた

それを 咲がちらっと見た

僕のこころがチクッとした ・・・・






夢をみた

タペストリー

恋かしら

潮見表






夏の雲

2010-08-04 | ひとりごと










蒼と白

しばし暑さを忘れ
みとれていた

その
あざやかで涼しげな色彩は
暑さの中でこそ

たまに
そよいでくる夏の風と
強い陽射し

夏だね~

いのちの躍動のときですね~


蒼と白

どんな試練があっても
  いいじゃない ・・・・


僕は僕の価値観に忠実に生きていくだけ


ネッ 




Breezin'




Heart breaker

2010-08-02 | ひとりごと











今日はリアルタイムで書いてます

今夜のおかずは
鶏肉のマヨポン炒め

酒・しょうゆ・片栗粉で下味をつけて
マヨネーズの油をひいて蒸し焼きにする
鶏肉に火が通ったら
ポン酢しょうゆとマヨネーズをかけて
味付けをする

けっこう 美味しかった











それと
もやしの味噌炒め
市販されている料理の素を使用して
もやしと挽肉を炒めたもの











そして 昨日の夕食の残りの
ビーフシチュー

一日おいたので
かなり味が熟してした

にんじんが口の中で溶けていくし
牛肉は 舌の上でほろりと崩れて
肉の味が口の中に広がっていきました







Heartbreaker





はじめてのひと

2010-08-01 | ひとりごと











今より歳をとるとこんな事は書けない。
かといって、若くてもこんな事、書けないと思う。
だから今、独り言として書いてしまおう。


はじめてひと・・・・

僕が18になる前のときだった。
相手は結婚して、家庭を持っていた。
「 家庭生活に愛情を感じない。」 と言って
僕を好きだと言った。

僕は、この人を幸せにしてあげる と真剣に考えた。
そして、おんなのひとを初めて知り
体にも溺れていった。


終わった後に、潮騒が聞こえた。
枕の向こう側に海があるように思えた。
海などないのに・・・・

その潮騒を聞くと、心が安らいだ。
そして、彼女を抱きしめて
まどろみのひとときを過ごした。

しばらく経つと、また乾きがきた。
そして、肉の乾きを潤していった。
やはり、その後潮騒が聞こえた・・・・

今思うと
僕は体良く食べられたちゃったのかな?と思う。
体良くだから、まぁいいとしておこう。


僕は
相手を憐れんで真剣にその後のことを考えた。
そして
欲望にも負けていった。

その人の家庭を壊そうと考えるようになった。

家庭に愛情を感じないなら、僕が幸せにしてみせる
ということで自分の欲望を正当化している。
自分をごまかしていることは、なんとなく分かっていた。

やがて、僕は家を出て船に乗った。
でも、心の中で葛藤は続いていた。



伊豆半島の石廊崎の沖を
航行中のことだったと思う。
早朝、右舷の見張りについていた。
まわりに船はなく、朝焼けの海をぼんやりみていた。

すると、こころのなかで声が響いた。
「 まあくん、 強くなれ、強くなりなさい・・・・ 」 と

その時
「 自分にうそはつけない 」 と思い、
握り続けていたものを放す決意をした。

辛かった。

それでも、決意したら少し楽になった。
キチンと前を見ることができるようになった。


しばらく前までは若気の至りという言葉で
このことを済んだことにしていた。

でも 最近
 この頃の自分が懐かしく健気に見える ・・・・





思いのままに