次回は過去ログのクレンジングに関する記事を移すのですがその前に少しだけ書いておこうと思います。
クレンジングには色んな種類がありますが、特に日本式クレンジングとフランス式クレンジングは方法がかなり違います。
日本ではダブル洗顔が一般的です。
ダブル洗顔とはクレンジングの後に洗い流して、さらに洗顔して洗い流してさっぱり、という方法。
フランスの代表的な方法はミルクもしくはクリームタイプのクレンジングでお化粧をなじませ浮かせ、湿らせたコットンなどでふき取り、トナー（ふき取り化粧水）でさらにふき取る。
という洗わない方法。
おフランスは日本のように四季がない分、年間を通して空気が乾燥しがち。
その上フランス人は肌がもともと乾燥タイプ。
なので、クレンジングの後にしっかりと洗顔をしてしまうと、ますます肌が乾燥してしまう。
というのが一つと。
水質が硬質なので洗顔料があわ立ちにくい、また水質の問題で洗うと肌が乾燥しやすいということ。
ということで、洗い流さないクレンジング方法が主流なのですね～。
もちろん、日本人でも超乾燥肌の方でお肌が過敏でなければフランス式クレンジングも悪くないと思います。
特に冬場はクレンジング剤の油分の膜で肌の乾燥がふせげますから。
しかしふき取りが甘いとクレンジング剤が若干肌に残ることもありますので、お肌の過敏な方は刺激に耐えられず荒れてしまうこともありますので様子をみながら行ってください。
それから、油分が残りがちな分、肌が油焼け（酸化）を起こしやすいのでシミが出来やすいと考えられます。。。
個人のお好みでお選びいただくといいかと思います。
ちなみに当サロンでのフェイシャルはダブル洗顔を取り入れています。
お肌をなるべくクリアにしたところに栄養分のあるジェルでマッサージやケアをしたいと思っているからです。
もしご自宅で水分系の美容液をお使いでしたら、ダブル洗顔を行われた方が『油膜がない分美容液が浸透しやすく』てオススメかと思います。
