2008年10月7日
下田温泉の宿を8時半ごろ出発し
白亜の教会「大江天主堂」に到着しました。
丘の上に建つ大江天主堂はキリスト教解禁後、
天草で最も早く建てられたロマネスク様式の教会です。
熊本市内からですと約3時間位でしょうか。
周辺は緑が多い農村です。
明治になり禁教が解けるまで天草の「隠れキリシタン」が過ごした地。
現在の建物は昭和8年(1933年)フランス人宣教ガルニエ神父が
私財を投げ打ち、地元の信者と協力して建てました。
天主堂の内部は自由に拝観できますが、写真撮影は禁止です。
朝9時30分ごろ到着し拝観させていただきました。
天主堂内のステンドが素敵です。
天主堂では、シスターがちょうどお花を生けているところでした。
沢山の黄色い彼岸花を大きな花瓶に生けているのですが
何十本あったのかしら。。。見事な黄色い彼岸花。
黄色い彼岸花は、天草を走っていると沢山みかけました。
彼岸花、私は好きな花ですが縁起が悪いとか言いますよね。
他には誰もいないのでシスターとお話することが出来ました。
シスターのお話ですとキリシタンにとって彼岸花はとっても大切な花であり
信者からも愛される花、墓石などにも彼岸花を掘っているそうです。
黄色い彼岸花は、関東では見かけたことが無いとお話をすると
シスターがお隣の方は子供のころからの信者さんなので
きっと喜んで譲って下さると思うので声をかけてみたら?と
おっしゃって下さいました。
隣のお家の外に、ちょうどご主人がいらっしゃいました。
声を掛けさせていただくと、これからちょうど
京都までお出かけになるところらしく、「良かった!良かった!」と
ご親切に球根を譲ってくださいました。
すぐ近くにある「ロザリオ館」に向かいます。
つづく
帰宅後に植えたのですが、来年の秋に咲くでしょうか。
楽しみです(*^_^*)
咲いたら、写真をUPしますね♪
★追記
翌年の秋、黄色い彼岸花は咲きませんでした。
その翌年(2010年)見事に咲きました。
天草でこの時にいただいた球根です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます