桑川⇒村上
昨日、待ち合わせ時間に下車した村上駅に再びやってきました。
目的は村上の街並みの見学。
村上市はどんなところ?
鮭、酒、人情(さけ、さけ、なさけ)のまち村上市は
新潟県の最北端に位置し、海、山、川の自然豊かで歴史・伝統・食などの
魅力あふれるまちです。(村上市HPより)
村上は以前、車で通過した時に軒下に鮭が吊る下げている
光景をみたことがあり、いつか来てみたいと思っていたまち。
駅前に出て、街並みまで歩く?バス?タクシーにするか
迷ってると、コンビニのスタッフがバスを薦めてくれバスに決定。
あれあれ。。。
街並みに向かうバスじゃないのに乗ってしまった私達(^_^;)
運転手さんが、一番近くの停留所で降ろしてくれました。
バスを下り、さあどっちだ???と地図を眺めていると
前から自転車できた、おじちゃんが
「何処に行きたいの???」と声を掛けてくれました。
今日の驚きの3回目はこのおじちゃんとの出会いから始まりました。
「村上の街並みに行きたいんです~」
「案内してあげるよ~ついてきな!」
おじちゃん、自転車を引いて歩きだしました。
おばちゃん2人、おじちゃんの後を歩きます。
標高135mの臥牛山(がぎゅうさん)を指さし
「牛が寝てるようにみえるでしょ!」
「村上の人は「お城山」って言うんだよ 写真、撮らないの?」
(慌てて写真を撮る2人www)
「あの山に村上城跡があるんだよ」
村上の歴史を分かりやすくガイドをしながら歩いてくれました。
「藤基神社」
社殿の見学はしなかったのですが日光東照宮と同じ神社建築様式らしい。
おじちゃんから祭りの話など聞きながら歩いていると
「ちょっと待ってな!」
大きな家の裏口から家の中に入って行きました。
(もしかしておじちゃんの家?)
「喉が渇いただろう~飲みなよ^^」
カルピスをグラスに入れ持ってきてくれました。
カルピスをご馳走になっている、その間に車庫から車を出し
「乗んな!観音寺まで送って行ってあげるから^^」と
歩きながら、即身仏が祀ってあるお寺「観音寺」にも
行ってみたいと、話していたんです。
「観音寺」に着くと
あいにく住職は不在、自由に見学してくださいと張り紙。
おじちゃんが、本堂に入り電気を点け
佛海上人(ふっかいしょうにん)が安置されている所に案内してくれました。
スタンプまで押してくれ、親切な観光ガイドさん。
「観音寺」を後にし、街並みに向かいます。
車中「九重園は行くの?」
「社長がキョウコちゃんという名前で良い店だよ。
漢字の国という字の右の棒が一本無い字で「匡子」って書くんだ」
村上の観光ガイドに出てたお茶屋さん。
「九重園に着くと、従業員さんに匡子ちゃんはいる?」
奥から匡子ちゃん・・・社長が出てきてくれました。
「冷たいお茶を出してあげて」と
おじさんは出て行ってしまいました。
この親切なおじちゃんは、いったい何者???
社長に聞いてみると、学校の先生だったらしく
「面倒見が良い人なのよ~」と
冷たいお茶をいただき、お土産にお茶を買いました。
九重園の町屋部分は築250年だそうで、良かったら見学して行ってと
匡子ちゃん(笑)が案内してくれました。
大正時代に建てられたお部屋がカフェになっていて
お茶をいただくことができ、お茶を立てていただきました。
歴史ある建物でいただくお茶は、とっても美味しい(*^_^*)
庭には保護猫ちゃんを11匹も飼っているそうで
2匹だけ姿をみせてくれました。
お薦めの店を教えてやってくれと頼まれてると、社長。
「どんな物が食べたい?」
「お刺身が食べたいです」
「だったら「うおや」さんが良いね」
そしてなんと!
おじちゃんが迎えに来てくれる事になっているらしい。
こんなに親切にしてもらっていいの(#^.^#)
店でおじちゃんを待っていると、お客さん。
「うおや」さんの人が偶然にも来店。
これから食事に行くと、伝えると
「車で送って行くよ~」って
なんて、みんな親切なの(#^.^#)
おじちゃんが、迎えに来てくれる事になってるというと
「じゃあ、店で待ってます」と言ってくれました。
おじちゃんが迎えに来てくれ、車中で
九重園の社長は良くテレビにも出る有名人だと教えてくれました。
「うおや」さんこと海鮮一鰭(いちびれ)に到着
海鮮一鰭は
創業二百余年の老舗魚屋「越後村上うおや」の直営店。
お刺身が新鮮で美味しい\(^o^)/
飲みやすい日本酒と薦めていただいた「張鶴」
日本酒があまり飲めない私でも美味しく飲めました。
店内には
1万冊超の蔵書を集めた「大町文庫」
色んなマスコミに取り上げられる有名店だそうだ。
食事も美味しいし、みなさんとっても親切にしていただきました。
おじちゃんに食事を誘ったのですが
用事があると断られました。
おじちゃんとは、これが最後になりました。
酒・鮭・人情(なさけ)と言われ育ったと
おじちゃんが話していました。
この日の朝から、こんな事ってあるのと思った日。
本当に村上の人の優しさに助けられた旅になりました。
ちゃんと、お礼が言えたかなと、後で気になり
帰宅後、お礼のハガキを送らせていただきました。
村上で出会った親切なおじちゃんありがとう(*^_^*)
村上まち歩き続きます\(^o^)/
〉酒・鮭・情け〜
いい言葉ですね〜♡
米処新潟だから、お酒もうまい😋
それに軒先に吊るすほど鮭がとれるんですね。スーパーに並ぶ鮭はチリ産ばかりで、日本の鮭はどこへ行っちゃうんだろうと思います。チリの養殖鮭は抗生物質をエサに沢山混ぜて太らせていると聞いて食べる気になりません。新潟の鮭、食べたいなぁ😋
そして、情け♡
親切なおじさんに巡り会えて本当に情けを感じますね♡
>こんばんは⭐️... への返信
jun さんこんばんは
私も初めて見た時は驚きました。
塩引き鮭といい、普通の塩鮭とは違い、1年干すので
燻製みたいな感じです。
お値段も立派でwww
切り身が1枚1500円を超えます。
1年間干すので、訪れる時期によって鮭の顔が違うそうです。
出会った方が、みなさん優しくて情が深いまちだと
心から思いました。
ブログを書いていて、おじちゃんにまた会いたくなりました。
最高の思い出になりますねここまで良い人に出会う連鎖ってないですよね
最高の旅の思い出になりましたね
ベル さんこんにちは
そうか!バスを間違った時からだったんですね!
確かにスムーズに街並みに行ったらお会いできませんでした。
この日は朝、電車が普通になり送っていただいたり
村上を案内してもらったり、九重園さんもうおやさんも
本当に良い出会いがありました。
みなさん、村上というまちを愛していらっしゃるんですね~
旅人に優しい村上市でした。